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愛をふりまく

作者: 織花かおり
掲載日:2026/08/20

感情にまかせて書いてしまいました。

 昨年、今年と家族の入院、手術が相次いだ。

家族が病気になると、気苦労が絶えず、見守る側も辛いものがある。

でも「一番つらいのは本人なのだから」と私は思うし、家族は家族で「自分のために大変な思いをさせてごめん」という気持ちだったから、大きな波乱もなく、乗り越えられたのだと思う。

やはり互いを思いやる気持ちは、共同生活で何より大切だ。


 家族のことがひと段落して、やっと心に平安が訪れると思ったら、大切な知人が次々と重い病に侵されていることが判明した。

その方たちは、私が自殺を考えたほど苦しい時に、手を握ってくれた人たちだ。

まだまだ恩返しが何もできていないどころか、甘えてばかりいる。

だって、その人たちの存在が、私の生きる励みになっていると言っても過言ではないからだ。


 「別れ」は怖い。

けれど、いつかは来る。

でも、それは近い未来で決してない!と言霊にのせておく。


 私にできること。

医者でも看護師でも、ましてや家族でもない私にできることなんて、限られている。

でもありったけの言霊をのせて、メールを飛ばすんだ!

「元気になって、また一緒に〇〇へ行こうね!」

「またお寿司、食べに行こう!おごるよ」

「どんな姿でも、生きていてくれることが一番嬉しい」

「いつも味方だよ」

「心はいつもそばにいるよ」

「恩返しするからね」

「長生きしてね」

「〇〇さんがだいすきだよ!」


 人生はままならない。

分かっているけれど、私は言霊に想いをのせながら、大切な人たちのために祈る。

人間、自分の力ではどうしようもないことがたくさんたくさんあるよね。

大事な人が苦しんでいる時、自分はご飯食べてたりするしさ。

いくら大事な人でも同じ痛みを感じるわけではないし、痛みも半分引き受けてあげるわけにもいかない。


 けれど、その人たちの幸せを願って、その人が望むことをしてあげることはできるから。

そして、生きていることを願ってくれる人の存在は、大きな力になるから。

だから、無力だなんて思わない!

そうだ!私にも力はあるんだ!


 がんばって!がんばろう!病より強い免疫力をつけるには、「愛」の力が一番!

わたし、「愛」をいっぱいいっぱいふりまくからね!

100歳を超えたお祝いをあなたとするために!




お読みくださり、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
うちの母は要介護5の全失語なのでことばはなかなか通じないしメールとかむりなんですが…『言霊』だったらつたわるかな?と思いました。
大変な事が重なってとても目まぐるしいかと思われます。 それでも、このようにお心を強く持っていられる事、大切な人たちへの思いやりと愛に溢れたお言葉を送り続けていられるかおり様は、本当に凄いと思います。 …
感情に任せて筆を走らせたはずの織花かおりさまが、ごく自然に愛にたどり着かれていることが、印象的なお話を読ませていただきました。ありがとうございます。 最初に、否定されているのは、魔法の力。 手をか…
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