雨槍病院①
雨の日のみ現れる病院があると言う噂があった
とある夏の日の優吾、天野、白井はその情報を見つけて、そこに向かうのであった
優吾、天野、白井は雨槍村に来ていた
雨槍村はとても小さく、家が10軒ほどしかない
優吾「やっとついたね、雨槍村」
白井「ほんとだよ、マジで遠かった」
天野「せっかくここまで来たんだから病院の噂聞くぞ」
そう言って3人は村の人達に話しかけに行く
村人「雨槍病院?最近噂になってるやるだろ、特には知らないな」
白井「そっか〜、」
村人「あ、関係あるか分からなぇけどよ、この村に伝わる伝承ならあるぜ」
優吾「本当ですか、聞かせて下さい」
村人「あぁ、この村には"ロカル"と言う神がいて、その神に生贄を捧げることにやって、この村は守られて来ているっていうか伝承だ」
天野「生贄か、本当にあるんだな」
村人「俺の知ってる情報はこれだけだ、もしかするとだが、村長なら何か知ってるかもよ」
白井「マジか、今どこにいるんだ」
村人「ほら、あのてっぺんの所の家だよ」
村人は少し上の方にある家を指差して言う
天野「ありがとう、村長に話を聞いてみるよ」
村人「見つかると良いな、、あと、あんた達旅行客だろ、俺宿屋やってるからよ、住むとこに困ったらいつでも来な」
優吾「ありがとうございます、では」
3人は村長の家に到着してドアをノックする
天野「コンココンコンココンコンコン」
扉から帽子を被った50代後半の男性が出てきた
村長「おやおや、旅人の人か、どうしたんだい」
優吾「すみません、少しお伺いしたい事がありまして、雨槍病院をご存知ですか?」
村長「雨槍病院、久々に聞いたね」
白井「知ってるんですか!」
村長「あぁ、今から40年ぐらい前かな、私がまだ子供の頃にあった病院だよ」
優吾「今どこにあるか知ってますか」
村長「今か、40年前に突然消えたって大人が大混乱していたからな、元々はあの山の奥にあったんだ」
村長は山を指差しす
村長「昔はそこに道があったんだけどね、もうぐちゃぐちゃだ」
白井「じゃあちょっとみてきます」
村長「気をつけて行けよ、」
村長に教えてもらった山に向かうと、昔使われてたであろう道の面影があった
天野「よし、奥に行ってみるか」
道はもうほとんどボコボコで、かなり歩きにくい
3人は山に入って数分歩いていると雨が降ってくる
優吾「雨降ってきたね」
白井「ほんとだな、木が傘がわりになって全然雨当たらないな」
天野「情報では雨槍病院は雨の日しか姿が現れないらしいからちょうど良いじゃねえか」
そんな話をしながらさらに山の奥に進むと、雨槍病院と書かれた建物が見えてくる
外見は鉄筋コンクリート造でおそらく3階建で横に広い、外壁にはツタが絡みついている




