怖そうで怖くない野球の夢の話
いや、俺リアルではサッカーやってるんだけどさ、その日見た夢では野球やってたのね。
甲子園とかでよく見るような、真っ白いユニを俺も相手チームも着てて、これから野球やるぞー! みたいな雰囲気で俺も闘志メラメラだったわけよ。
けど、野球始めるぞー! ってなった時に、相手の選手が日本刀を取り出すの。
ヤバいじゃん? けど、夢の中の俺はフツーにその状況を受け止めてたのね。
ああ、あれも野球なんだなーって感じで。
で、野球が始まるわけよ。
球もバットもないけど、夢の中ではそれが普通だから、俺も含めてみんなが迷いなく動き出すのさ。
俺は、まず日本刀持ってるヤツに掴みかかったな。
そして四、五人くらい味方がついて来てたから、みんなでそいつ押さえつけて、日本刀遠くにぶん投げてから殴る蹴るのリンチよ。
で、そいつが動かなくなると、何か高揚感って言うの? みたいな、試合に勝ったみたいな達成感を感じてさ、すげー! って味方の方振り返ったらさ、一番近くにいた奴が小学生時代のクラスメイトだったんだよ。
何故か夢の中の俺はテンパったね。
まずい。とか、なんでいるの? とか、一瞬で頭がぐちゃぐちゃになって、冷や汗ビッチョリで目が覚めたの。
ワケ分かんねぇよな。
そいつ、別に特別仲が良かったわけでもないんだよ。
夢って不思議ですよね。