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三日目 木工ギルドへ

 少し気が急いていたので速歩きになってしまった。でも女性にしては背が高めなロージルさんは少し息が上がっていたが付いてきた。女の人と一緒に歩くなら相手のペースにもちゃんと気を配らないといけなかったな。反省しよう。


 冒険者ギルドを出て向かった木工ギルドは街の南東にあるそうだ。ガラムさんの店もこっち側にあるし、物造りをする者達の店や工房、工場、住居などを道すがらよく見かける。そういうエリアなんだろうな。


 「こちらが木工ギルドになります」

 ロージルさんが示してくれた場所は木工ギルドの敷地に面した交差点に着いた時だった。数区画分丸ごとが敷地になっているらしい木工ギルドは、冒険者ギルドの何倍も広いようだ。敷地を囲うようにそう高くない柵が続いており、中には殆ど骨組みだけの通気性の良い大きな倉庫が沢山並んでいて、倉庫内に沢山の丸太が横たわっていた。防湿の為と思われる大きなカーテンが全面にあり、今は束ねられていて雨の日には全て閉められるのだろうと想像出来る。


 切りたての樹木は断面に触れれば水気が指に付くほど水分を大量に含んでおり、すぐに材木として使えないので、何年もかけて水中で水分を抜く必要がある。

 なんで水に浸けておくと木が乾くのか理屈は全然分からないけど、空気中に干して自然乾燥させると大きく亀裂が出来て材木として使い物にならなくなるので、ゆっくりじっくり水中で乾燥させる必要があるんだ。

 多分この街に面するダムラス川という大きな川には、巨大な木場があって数百本という丸太が浸してある筈だ。

 それに、木の皮を剥がれ亀裂一つもなく綺麗な断面を見せ積み上げられた丸太が、その状態になる迄の工程を語っている。

 木材の基本的な扱い方、これはどの世界でも似たようなものなんだろう。


 大きな丸太を加工出来るようになるまで年別に保管しようとすると、広大な敷地面積が必要になるのは当然だが、俺のいたシーヴァの街では城壁の外にあり、街で使う分だけ用意してあったのでここまで大きなものではなかった。

 この街の主要産業は木材や木工品、またはそれら両方の輸出なんだろうか。

 この角からまっすぐ進めばギルドの正門があるらしいが遠くに見えるのがそれかな?


 五百メートルほど歩いて漸く正門に辿り着き、倉庫に比べたら小さめの三階建ての建物に入ると受付ロビーになっていて、商人風の者と職人風の者が何人かいてそれぞれ職員と話をしている。

 受付嬢のひとりがこちらに気付きにこやかに話しかけてくる。俺の方をチラリと見た時に一瞬「あっ」という表情をした。ロージルさんが受付へ向かい受付嬢に話し掛ける。

 「こんにちは。わたくし、冒険者ギルドから参りましたロージルと申します。予約もなしに突然お伺いして誠に申し訳ありません。どなたか幹部の方にお取り次ぎして戴けないでしょうか? 急ぎお願いしたい依頼があるとお伝えして戴きたいのです」

 ロージルさんが丁寧にお願いすると、受付嬢さんはすぐに上の者へ確認を取ってきてくれる。

 「お待たせしました。ギルドマスターが対応いたしますのでこちらにおいでください」

 「えっ?! シヌモーン氏は市議会に出席されているのではないのですか?」

 ロージルさんにとってはここのギルマスが今いる事は想定外だったらしい。俺達は受付嬢さんに付いていく。

 「急な仕事が入ったので市議会には代理の者が出席しております」

 「そんなにお急ぎの仕事なのでしたら、わたくし達がお会いするのはご迷惑になるのではないのですか?」

 「それは問題ないようです。マスターも是非お会いしたいからと申しておりましたので」

 何故だろう? 話が見えてこないがギルマスに直接依頼が出来るのなら事が早く進みそうなので助かる。


 三階のギルドマスターの部屋へと案内してくれた。部屋に入るとギルマスらしき人が席を立ち、笑顔で迎えてくれる。どうやら気難しいタイプのギルマスではなさそうだ。

 「ようこそおいで下さいました。私が木工ギルドのギルドマスター、シヌモーンです」

 歳は三十代前半だろうか? 随分若くスラリと背も高くハンサムな紳士だった。口髭を蓄え深い緑がかった黒の髪は少し長めで緩くウェーブしている。

 白のシャツに上下茶色のスーツの上着は今は脱いでいてベスト姿だ。濃い緑色のネクタイをしているから髪色と相まって樹木でもイメージしたコーディネートに見える。


 「冒険者ギルドのカレイセム支部代表代理として参りましたロージルと申します。急な来訪をお受け下さり誠にありがとうございます」

 「冒険者ギルドの方から依頼のお話を伺うのは私の代では初めてですね。さ、どうぞお掛けになってください」

 シヌモーンさんはロージルさんににこやかに席を勧め、俺の方へ身体を向け一礼する。

 「貴方がマビァさんですね。ようこそおいで下さいました」

 「もしかしなくても新聞ですか。やはりどこ行っても顔が知られてるんですね。参ったな」

 俺は苦笑して頭を掻く。シヌモーンさんは対面のソファーに座りながらこちらに座るよう促してくれるので、俺達も座ることにする。

 「ははは。あなたは今や時の人ですからね。たった二日で誰もが注目していますよ。昨晩ウェルザニア氏から直接仕事の依頼を幾つか受けてますし、退屈な街に大きな何かが動きそうで、皆ワクワクして新しい情報が入るのを楽しみにしてるんですよ。タブカレの記事は相変わらずですがね」

 そう言って俺にウィンクしてくる。「心中お察しします」といったところか。この人も若くしてギルマスの地位にいるから、ハンセルのネタにされててもおかしくはない。しかし意外なところでウェルの名前が出てきた。

 「ウェルとは仲がいいんですか?」

 昨日の夜にいきなり話を持ってくるなんて、仕事だけの関係じゃ営業時間外で取り次がれるはずがない。

 「うちにとって彼はお得意様ですよ。もちろん個人的にもよく一緒に呑んでます。今回の件のあらましも聞いてまして、私も市議会議員のひとりなんですが、今日の議会に出席するより依頼の方を優先してほしいと言われて、こちらで設計を進めているところです。午後からの現地視察には我々も何人かで同行するんですよ。尤も、貴方との繋がりは今朝の新聞を読むまで知りませんでしたから、今日貴方にお会いして驚いてますけどね」

 「彼のことです。俺が今日ここに来ることを予想してわざと黙ってたんですよきっと」

 「ははは。そうですね。きっとそうに違いありません。今頃想像してニヤニヤ笑ってることでしょう」

 俺達は笑い合う。ロージルさんも口元に手を当てて笑っていた。話しやすい雰囲気になって良かった。これもウェルの人柄のお陰かな? そうしてるうちに職員さんが冷たいお茶を出してくれる。先程の受付嬢さんとは違う女の子で、俺の顔を見て何か気が付いた顔をしたが、何も言わずに下がって行った。

 やはりバレてるなぁ。髪型だけでも変えてみるか? でもこの厄介な癖っ毛は、下手に弄ると逆に人の目を引くほど不格好になる。じゃあ帽子でも買って被るかなぁ……。


 「さて、余り時間も有りませんのでお話を伺いましょう」

 両膝に肘を突き手を組んで顎を載せ聞く体勢に入るシヌモーンさん。ロージルさんは鞄から資料を取り出して説明を始める。

 ギルド所属の冒険者達に対戦方式で訓練をさせることになった。実剣では大怪我の危険性があるので、比較的安全な木製武器が必要になった。剣と斧の片手用と両手用をそれぞれ複数造ってほしい。等、必要な情報をシヌモーンさんに伝える。

 「木製武器の詳しい注文はマビァさんにして戴きます。マビァさんお願い致します」

 「了解。まずは材質ですが、何度も力強く打ち合っても折れにくく、適度な弾性があって金属製の武器の代わりですからそれなりに重いものがいいんですけど、どんな木がいいかお勧めってありますか? あ、余り高いものは用途的に勿体ないので、なるべく安い方がいいですし、急いで必要になってますので加工しやすい方が納期は早いですよね?」

 「うーん…。赤樫、白樫、イチイ、黒檀、イスノキ…、白樫ですかね。他はどれも軽かったり高かったりしますが、比較的安価で硬くて折れにくく重いのは白樫ですね」

 よかった。俺らの世界と木の種類の名前は同じみたいだ。それともこれもうまい具合に言葉が自動変換されてるだけなのかな?

 「では白樫でお願いします。それで形状なんですけど…」

 ロージルさんが紙とペン、インク壷を俺の前にサッと出してくれる。流石できる女! 俺は「ありがと」とお礼を言い、まず片手剣の形を書き始める。

 「剣は両刃で、刀身の厚さはこれくらいに分厚く。断面はこんな感じで刃の部分を丸く削って、先端も刺さらないようにしてください。鍔は刀身と同じ木材からの削り出しだと木目が縦になって割れやすいから、横の木目で別に造ってください。両手剣も基本はこれと同じで、刀身は少し幅広で長さは二倍弱くらい。柄も長くして…と。こんな感じで設計お願いします。それで斧は……」

 次々と簡単ながら詳細な絵や数字を書き込んで、シヌモーンさんに渡していく。だが少し疑問が湧いた。

 「ホントはバランスなんかもちゃんと計算した方がいいんでしょうけどね。俺も形はこんなのって曖昧に伝えられますけど、武器造りをしたことがあるわけじゃないんで欲しい物のイメージと完成品とのギャップが出てきそうです」

 「なるほど。私達職人も木製の柄や鞘は造ることがあるので、その時は金属製の刀身とのバランスは考えますが、全て木の武器は造ったことが有りませんからね。また、振り回したこともないので、完成してもそれで本当に良いのかまでは判断出来かねます」

 う~ん、思わぬところで問題が出てきた。武器造りに関しては皆素人なんだよね。俺らの世界だったら木剣も武器職人が造ってたんだけど、この街で武器職人といえば…。


 「ガラム氏に協力をお願いしてみるのは如何でしょうか?」

 「そうそれ! ロージルさん、俺も今そこに気が付いたんだ!」

 俺はビシッとロージルさんを指差す。ロージルさんははにかんで頷いてくれた。

 「ガラム氏というと、ガラム金物店の?」

 シヌモーンさんは不思議そうに聞き返してくる。

 「はい。ここから近いんで俺ちょっと走って聞いてきますね」

 「分かりました。わたくしはここに残って依頼料や納期などの話を少し進めておきますので」

 「了解です。シヌモーンさん慌ただしくてすみません。じゃあまた後で!」

 「よく分かりませんが……こちらも出来る事から進めておきましょう」

 シヌモーンさんは苦笑して扉から出ようとする俺に手を振ってくれた。建物内は余所者が走り回っては迷惑だろうから速歩きで急ぎ、門を出てからはダッシュで向かった。


 ガラム金物店は木工ギルドから数区画しか離れていないので、本気で走れば二分とかからなかった。

 引き戸を開けて入ると鈴の音が店内に響く。店内には誰もいないので「すみませーん。ガラムさーん」と声をかけてみた。数秒して奥から足音が聞こえてくる。奥へと続く扉が開くとガラムさんが顔を覗かせた。

 「なんだマビァじゃないか。約束の時間より随分早いぞ? 急いでもあと二時間はかかる」

 苦笑気味に呆れ顔で言ってくるガラムさん。

 「いやいや違うんだ。そっちは三日後の朝にでも間に合えばいいから全然急いでないんだ。今来たのは別件で頼みたい事があって…」

 事のあらましをガラムさんに聞いてもらう。

 「…という訳で、ガラムさんに監修をしてもらいたいんだけど、お願い出来るかな?」

 「今からか? うん、店はご覧の通り暇だしいいぞ。それに俺も帝国時代は木剣も造ってたしな。久々に楽しそうだ。協力してやるよ」

 「やった! ありがとう。あ、冒険者ギルドから報酬も出させるし、俺からも取り敢えず今日の昼飯奢らせてくれ」

 「ああ。それは楽しみだ。ちょっと外で待っててくれ。店を閉める準備をしてくるから」

 そう言って奥に一度引っ込むガラムさん。俺も外で待つこと数分後、ガラムさんも出てきて引き戸に鍵をかけて木工ギルドへと一緒に歩き出した。道すがらウェルからの依頼の事を話しておく。

 「ガラムさん。近いうちにウェルから依頼があると思う。コカトリスを入れて尾の蛇だけ出す鉄製の籠と、その籠を載せる平らな地面を自由に転がせる車輪の着いた台を造ってもらうことになりそうだよ」

 ガラムさんは立ち止まり呆けた顔でこちらを見つめてくる。

 「は?…………はぁ?! いや、なんだそれ。俺の耳が悪いのか? コカトリスって聞き間違いじゃあないよな?」

 あ、そうかこの人にはまだ何してるか話してなかったんだっけ?

 「あー、ごめん。ガラムさんにはもう色々と話した気になってた。それに良く考えたらこんな道端で話す事じゃないや」

 周りを見渡すと何人か人が歩いてる。ガラムさんが大声を出したので、驚いてこちらを見てる人もいた。別に隠すことでもないかもしれないけど、ハンセルの耳にでも入ったらまた何書かれるか分かったもんじゃないもんな。

 「大丈夫かよ。大分混乱気味か?」

 「そうかも。こっちに来たばかりで何にも分からないのに、冒険者ギルドの建て直しとか新事業の手伝いとか、俺の柄でもないことばっかりやってるからなー。それが三日も続いてて自分が何やってんだか時々分かんなくなる」

 飯もたらふく食ってるしよく寝てるから肉体的な疲れはないが、元々あまりよろしくない頭がいっぱいいっぱいなんだよな。


 「新聞読んだが、デイリーに載ってたのは冒険者ギルドの大改革の事だけで、タブカレにウェルザニア氏との企みが書かれてたが、そっちの方が新事業って訳だ。あんな記事を真に受ける気はないが、コカトリスの蛇なんて聞くと疑わしくもなる。……何に使うのか分からん物造れって依頼がくるかもってのに、話を途中で止められたんじゃ気になってしょうがないな。悪事だったら手は貸さないぞ?」

 コカトリスの蛇の使い道なんて『石化』しかない。普通は悪いことに使う以外の想像は出来ないよな。ガラムさんが疑うのも分かる。

 「かなり突飛な使い方だけど、悪事じゃないから。木工ギルドに着いたら詳しく話すよ」

 「まあいい。今回俺に頼んだ木剣造りは冒険者ギルドの改革の方だよな? 大体異世界人のお前が、なんでこの街のギルドの建て直しなんてしてるんだ?」

 「なんでだっけ……。怒りをぶつけただけなんだよな。ギルドも軍も口では誇りだプライドだと偉そうなこと言っといて、いざ戦闘になると逃げてばかり。逃げて戦わない理由を聞くと言い訳ばかり。自分が弱いのに強くなる努力をしてないことを中々認めようとしなかったからブチキレた。俺の世界じゃ同業者はみんな命張ってて自分が鍛え上げた技に誇りを持ってるし、自分ではとても勝てる気がしない上位ランカーがいるから身の程ってものを知っている。ここの奴らみたいに碌に戦ったこともないくせに、弱さを認めずに自分に嘘を吐いてまでくだらない自尊心を守ろうとするようなマネは絶対にしない。なのに自分と似たような戦闘職の奴らがあまりにもヘタレだったから我慢出来なかったんだな。で、ギルドの内情を調べてみたらいくらでも悪いところが見つかって、なんか率先してやることになってるみたい」

 改めて自分のやったことを思い返してみると、何しにギルドに行ったのか目的を失っているのが分かる。


 この世界の情報がゼロだったので目的のスキルを見つける為に、ハンターギルドと近い場所なら何か分かるかもと思い冒険者ギルドに行った筈だ。だが、殆ど存在価値のない冒険者ギルドと後から絡んできた軍のヘタレ具合に心底腹が立った。

 ……まぁこっちが勝手に冒険者ギルドに期待して、思ってた組織と違ったからといって八つ当たりで皆をボコボコにしていると言えなくもない。


 「殆ど私情で首突っ込んだのか。じゃあ目的のスキルを手に入れたとしても、すぐに帰れないんじゃないか?」

 「……だよなー。ウェルとの約束は果たすつもりだったけど、ギルドと軍には余計な事したと思うよホント」

 スキルの情報がまだないから出来る事を頑張ってるつもりなんだが、本来やらなくてもいいことだよな。まぁ魔獣討伐の対象の見直しはナン教授によるとかなり重要な案件だったから、やる価値があっただけでもマシだ。


 「俺もお前もこの街じゃあ余所者だ。特にお前は文字通り住む世界が違う。常識だって違う筈だ。反発もあるだろうし、下手すりゃ排除される。気を付けろよ?」

 「あ、あぁ。わかった」

 確かにそうだ。戦闘面だけでも俺の常識が全く通用しなかった。今のところ強い反発があっても、こちらの言い分を受け入れてもらえている。

 だけど、まだ始めたばかりなのでこの先どうなるか分からない。


 「ただ、これだけの改変をギルドと軍に強いてしまうと、上の者から呼び出し食らったりするんじゃないのか?」

 「へ? 上の者って、この街の市長くらいじゃないの?」

 「そりゃ下の者だよ。例えばこの街の領主だとか、下手すりゃ国王とかだな。軍も上層部が絡んでくるかもしれんぞ?」

 「うへぇ。そんなのまで相手にしてらんねぇよ。大尉とギルマスに相談して、俺の事は伏せてもらうように出来ねぇかな」

 目的のスキルがそっちで見つかるなら軍のトップだろうが国王だろうが会いに行くしかなくなるが、そうでないならなんとか避ける方向でいきたい。

 「新聞でこれだけ街を賑わせてんだ。今更情報を隠すなんて無理だろ。まぁ国王と軍上層部の方は、王都までは遠いし元帝国と違って情報が届くまでは何日もかかる。まだ先の話だからその間に色んな人に相談して打開策を見つけるしかないな」

 ガラムさんは苦笑しながら俺の肩をポンと叩いた。

 「だが領主のカイエン侯爵は違うぞ? お前が始めたカレイセムでの大改革を軌道に乗せるには侯爵の許可が必要だろうし、侯爵の城までは馬車で半日くらいだった筈だから、もうお前の情報が届いていてもおかしくはない。呼び出される可能性は高いんじゃないか?」

 「他国出身だからこの国の貴族や王族に従う義務はないって突っぱねられないかな……。無理だろうなぁ……」

 「ああ、無理だろ」

 そうなる前にスキルを見つけられればいいが、間に合わなかったらウェルにでも匿ってもらって、スキルを見つけ次第プレイヤーに回収してもらおう。

 その為にはウェルとの約束を果たすことが最優先だな。

 次回は十月四日(日)の正午予定です。


 よろしければまたお付き合い下さいませ。

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