ブラジルの人!ビリケンさんがおらへん! の巻
気づけば、またも夕方だ。
4人は敏子の喫茶店で休んでいる。
浜井「山さん。手掛かりなしですね。」
山さん「ホンマや!」
敏子「・・・・」
敏子が山さんを見ている。
敏子が山さんを見ている。
敏子が山さんを見ている。
敏子が山さんを見ている。
敏子が山さんを見ている。
敏子が鼻くそをほじって山さんに飛ばす。
山さん「何してんねん。まーうれしいけど。」
浜井「変態か!・・・それ地底人のくだりやないか・・・とかツッコミたいとこやねん」
敏子「ホンマや!」
浜井「ホンマや!じゃなくて、女の子が鼻くそほじっちゃダメですよ。」
と言っているそばから横で留久子が鼻くそをほじっている。
浜井「言ってるそばから。バカなんか!」
留久子「バカちゃうわ!お茶目なだけや!」
浜井「それがバカやわ!」
そう言っていると敏子パパがカレーライスを山さんの前に置いた。
敏子パパ「ほれ!精つけて、聞き込みがんばれや!」
山さん「また?しかもこんなぁ、辛いって言ってるようなもんやん!」
留久子敏子「はい。イッキイッキイッキイッキ。」
山さん「飲みもんちゃうから!」
と言いながら食べる山さん
山さん「か・・・・・あれ・・・・うまいねんけど・・・全然辛くない。」
敏子パパ「うまいやろう。家の人気メニューやねん。」
山さん「いやいやいや。そういうことじゃないから。辛!っていうリアクションするところやから。」
みんなして首をかしげている。
山さん「なんやこれ!芸人殺しやわ!」
浜井「あんた警察官や!設定壊さんで!」
そう言っていると敏子パパがなにか飲み物を持ってきた。
敏子パパ「はい留久子ちゃんお待ち。」
何か黒い飲み物だ。
留久子「なんや・・・わかった!絶対黒酢や!すっぱいってリアクションが欲しいねやろう。絶対せいへんで私は・・・・・」
そう言いながら飲み始める留久子
留久子「苦―――――ブラックコーヒーやった。」
・・・・みんなしーーーんとしている。
敏子「留久子。家の看板メニューやねん。美味しいって言ってくれんと。営業妨害やで。」
留久子「なんか・・・普通にごめん・・・・」
敏子「別にいいけど・・・・」