バチ当たったやないか! の巻
そして留久子と敏子は徳メンと福ノ山に連絡して、いつもの通り、京都タワーの地下に行った。
しかしミーは来ない。
留久子「何してんねん!」
敏子「ホンマや!いつも遅れてくるけど、今日は一段と遅い!」
徳メン「どうしたんやろう。ミーなら30分ぐらい遅れてくるのは当たり前やけど、さすがに1時間以上は遅すぎやわ。なんかあったんかいなあ。」
福ノ山「なんか事故にでも巻き込まれたかもしれへんなあ。」
留久子「うちが火事かもしれへん。うちが!」
敏子「ホンマや!それかうちが空き巣にあったかもしれへん!うちが!」
福ノ山「うちうち言いたいだけやろう!」
徳メン「とにかく、ミーの家に行ってみるか。」
福ノ山「そうやなあ。」
留久子「徳メンも、うちうち言いたいねん。」
敏子「ホンマや!」
徳メン「そういうことやないわ。」
そして4人はミーさんの家に来た。
ビンポン
そしたら中から茶髪のハデな女がでてきた。
ハデ女「はーい!どちらさん?」
留久子「ハニーフラッシュ!」
敏子「バタフライ!」
福ノ山「どういうことやいきなり!」
徳メン「あのう・・ミーさんっていらっしゃいますか?」
ハデ女「ミーか。ミーなら今日朝、タイ人の彼氏ができたって言うてタイに旅立ったで!」
留久子「なんやそれ!」
敏子「ホンマや!」
徳メン「あーそうなんですか。」
ハデ女「もうええか?」
徳メン「はいありがとうございます。」
バターン
扉が勢いよく閉まった。
福ノ山「そうかタイに旅立ったか。そこにミーの幸福があるとええなあ。」
そう言って徳メンと福ノ山は空を見つめた。
雲一つない青空、ミーの旅たちにはふさわしい日となった。
この空とつながっているタイの空も雲一つないいい天気だ。
そこからタイの街並みに移動していく。車のクラクションの音が・・・・・
留久子「ちょっとまた!」
敏子「ホンマや!勝手にエンディングに向かうんじゃない!」
留久子「そうや。この話の主役は、この私留久子と」
敏子「敏子や!」
留久子「いつからミーが主役になったねん!」
敏子「ホンマや!翼くんのくだりの辺りから空気がおかしなってきたねん!」
留久子「油断も隙もないで!」
敏子「ホンマや!」




