翼をください の巻
そして、留久子と敏子と徳メンと福ノ山は三年坂に着いた。
留久子「なんやここ!めっちゃ階段や!」
敏子「ホンマや!階段や!とにかく・・・」
留久子敏子「ダッシュ!」
福ノ山「おい待たんか!」
徳メン「元気やのう。」
と留久子と敏子がダッシュした、またも次元が揺れた
留久子「またや!」
敏子「ホンマや!」
ぐあーん
そこは似たような場所だが少し違う。
コンクリートの階段は石段に、建物も違う。
留久子「うん・・・どこやここ?」
敏子「分からへん。」
そう言いながら2人は石段を上ると、白に赤の差し色がある水干を着て烏帽子をつけた女の人が踊っていた。しかし胸元がきになる。
「しづやしづ しづのをだまき くり返し 昔を今に なすよしもがな
吉野山 峰の白雪 ふみわけて 入りにし人の 跡ぞ恋しき」
留久子「なんや!なんかカッコいいけど・・胸が・・」
敏子「ホンマや!あの胸元、絶対わざとやろう。爆乳を強調してるで。」
と言いながら、その女性に近づいた。
留久子「ねえちゃん何してんねん?」
静「はい?何って私は白拍子ですので。」
留久子「しら・・・・白雪姫か・・・」
敏子「ほれこのりんごを食べなさい。」
なぜか敏子が魔女になっている。
留久子「このりんごですが。パク・・・あ・・・」
と言って飲むる演技をした。
敏子「ふへへへへ。これで白雪姫は眠りについてしまった。ふへへへ。」
静「あの・・・・・」
留久子「なんや?」
静「いえ・・・その・・・」
敏子「あんた誰や?」
静「私ですか。私は静と申します。」
留久子「静?・・・・」
敏子「あー中村静香ちゃうか。だから爆乳やねん。」
静「違います。静御前でございます。」
留久子「え?静ごぜん?・・・午前・・・・もう午後やで・・・」
静「いいえ、そういうことじゃなくて、静御前です。」
留久子「ごぜん・・・御膳・・・なんかおなかすいてきた。」
敏子「ホンマや!昼ご飯食べてへんもん。」
留久子「そやで、大阪では青汁しか飲んでへんし、あー京都ではまだなんも食べてへん!」
敏子「ホンマや!八つ橋とか・・・・八つ橋とか・・・・・あとなんや?」
留久子「・・・鹿せんべいとか・・・」
敏子「それ奈良やろう!」
留久子「そうなん!奈良なんそれ?知らんかったわ!」
静「・・・あの・・・・・」
そこに徳メンと福ノ山が来た。
徳メン「おいどこっに行っとたねん?」
福ノ山「なんかぐあーんなって、変なことに移動しとって意味わからんわ!」
静は徳メンの顔を見て愛しさがあふれてきて・・
静「あー義経様!」
そういって静は徳メンに抱きついた。
静「静は会いとうございました。吉野で別れたきりで、義経様にはもう会えないと思っておりました。だから静はうれしゅうございます。」
留久子「なんやなんや。」
敏子「ホンマや!意味が分からへん。」
徳メン「俺もようわからへんけど、なんかええなあ!」
静のおっぱいが徳メンに当たっている。
徳メンは鼻の下を伸ばしている。
静「三郎も無事で何よりでした。」
と言って、静は福ノ山を見た。
福ノ山「三郎?俺三郎なん?誰やねん!」
留久子「カンペによりますと・・」
福ノ山「なんでカンペがあるねん。」
敏子「伊勢三郎っていう人で、義経の家臣の1人だそうです。」
留久子「詳しくはWEBで!」
福ノ山「やかましいわ!」
徳メン「いや~最高やわ!」
留久子敏子福ノ山「早う離れろや!このエロメン!」
そう言った所で、またも次元が揺れた
ぐあーん




