こ~んにちわ~おおきにさ~ん の巻
またも戻って京都タワーの地下。
ミー「待たせたなあ!」
留久子「お土産はないんかい!」
敏子「ホンマや!」
ミー「なんでお土産持ってこなあかんねん!」
留久子「こっちはめっちゃ怖い思いしたねん!」
敏子「ホンマや!」
徳メン「まーまーご愛嬌ご愛嬌や~なあ福ノ山?」
福ノ山「さすがに無駄な捜査が多すぎる。こっちも暇やないねん。」
ミー「なんやて!うちは親切心でやってんねん。あーあー次は確実に犯人に近い元カレなんやけどなあー」
留久子「ホンマか?絶対の絶対か!」
徳メン「留久子ちゃん!とにかく話を聞こうや。」
ミー「次の元カレは、10年ぐらい前に付き合ってた男で、20ぐらい年上の男なんやだけど、石塔とかを扱っている会社の社長や。すごくビリケンさんに興味があった男やった。」
徳メン「なんで、ビリケンさんに興味があるねん?」
ミー「石塔をやっている会社の社長やから、建造物として興味があるんやないか。」
留久子「なんやそれ!ビリケンさんをモノみたいに扱いよって!」
ミー「彼なら、よく祇園で遊んでるから行ってみるとええわ。」
留久子「敏子これは犯人かもしれへんで!」
敏子「ホンマや!」
留久子敏子「行くぜ!いざ祇お~ん・・・」
タンタンタンタンタンタンタン(歌舞伎の音)
福ノ山「なんやそれ!さっきまで疑ってたくせに!」




