ブツブツ弁慶の泣き所 の巻
またも4人は京都タワーの地下のお店に来ていた
そこにミーさんが来た。
ミー「待たせたなあ」
留久子「ミーさん。また違ったでぇ!」
敏子「ホンマや!」
ミー「まー晃くんじゃあ、そんな勇気もないやろうなあ。で、うちの事なんて言ってた?」
・・・・・
ミー「また聞いてへんの!なんの為にやってねん!」
徳メン「なんの為って・・・」
福ノ山「ビリケンさん盗んだ犯人捜しを・・・」
ミー「うちのことどう思ってるかが大切やろう!」
留久子「えー!犯人じゃないの!」
徳メン「そんならやる意味あらへんなあ。」
ミー「いやいやそれもやけど、ちゃんとうちの事も聞いてきて!それが条件やで!」
留久子「そうだったの・・・」
敏子「ホンマや!」
徳メン「まーいいけど。それで他にも犯人候補はいるんか?」
ミー「いるで!」
留久子「だれやどこのドイツや!」
敏子「すいません!フランクフルト1つ!」
徳メン「なんや!いきなりフランクフルトって」
敏子「留久子がドイツって言うから食べたなってきた。」
福ノ山「なんやそれ!」
ミー「話続けてもいいか?」
徳メン「あーうん」
ミー「私の元カレは、大きな男かと思ったらめっちゃ小さい男やったからフッた。肌も悪いし、最悪やねんあいつ!」
留久子「なんかミーさん。めっちゃムカついてる。」
敏子「ホンマや!なんかあったんか?」
ミー「大きいことばっか言うて、すぐえらくなるとか、ハワイに旅行連れてったるとか、バーキンぐらいすぐ買うたるとか、あいつ全部うそやねん!それよりも金貸してくればっかり言いやがて、その金1円も返ってきてへん。」
福ノ山「いくら貸してるんや?」
ミー「10万ドン!」
福ノ山「なんでドンで答えるねん!」
留久子「10万ドン?」
敏子「ドン!って爆発したんか。」
福ノ山「ちゃうわ!」
徳メン「ベトナムの通貨で、日本円にすると約500円。」
留久子「全然少ないやん!」
敏子「ホンマや!10万円ならわかるんやけど。」
ミー「とにかくあいつに会って来てみい。あいつは、だいたい水曜日の16時頃は松原大橋にいるから。」




