平助くんごめんなあ! の巻
そして、また京都タワーの地下1階のお店でミーさんと待ち合わせしている。
そこに遅れてミーさんが来た。
ミー「待たせたなあ。」
留久子「ミーさん違ったで。あのハゲ!ただのハゲやったわ!」
福ノ山「ハゲ言うな!それを言うなら白やったわだろう!」
ミー「それでうちのことなんて言ってた?」
留久子「え・・・うちのこと・・・?」
ミー「そうやうちのことや!なんて言うてた?」
・・・・・・
ミー「なんやだれも聞いてないか!それが一番メインやろう。まーええわ。どうでもいい男やから。次はちゃんと聞くんやで!」
・・・・・・・
留久子
敏子(なんでそんなこと聞かなあかんねん!)
福ノ山(もしかして未練があるのはミーのほうちゃうか)
徳メン(今日の夜はどの子に会おうかなあ・・・さえちゃんか、あやちゃんか、れなちゃんはないなあ)・・・・・・何考えてるねん1人だけ。
敏子「とにかくこれからどうするねん!」
徳メン「とにかく1度大阪に戻って聞き込みし直しちゃうか!」
留久子「えーまたそこから・・」
ミー「いや、そうでもないで。うちの元カレは1人じゃないから、うちの元カレはみんなビリケンさんを盗む動機があるからなあ。」
敏子「ホンマや!」
福ノ山「じゃあ他にも容疑者がいるのか?」
ミー「あーほかに怪しいうちの元カレは、結構イケメンの年下なんやけど、見た目はいいし、夢が大きい子やったわ。きっと将来は大物になるんやと思って。成功して大金持ちになって幸せにしてあげるっていうて。ミュージシャンになるからギター買ってて言われたから買ってあげたら1週間でやめてもうたわ、これは向いてないって。これじゃ大物になれないって、むいているのは俳優やっていって、勉強したいからって、DVDを100枚買って上げたわ、でも見てたらアクションが痛そうだから無理だって。そうやね、痛いことはいややもんね・・・」
ミーさん話を聞いている4人はあっけにとられている。
留久子「だまされてるよね。」
敏子「間違いない。」
ミー「次はレーサーになりたいっていうから車買ってあげてん。300万円ぐらいしたなあ。そうしたらある日帰ってこなくなってね。家にあったものもいっぱいなくなってたんやんか。それで引越し業者からお金の請求だけ来て、うちが払ったんやわ。」
福ノ山「なんか悲しなってきたわ。」
徳メン「・・・・それで、その人は今どこにいるん?」
ミー「知らん!」
福ノ山「知らんのかい!」
ミー「それを調べるのが警察の仕事やん!」
徳メン「その人の名前は?」
ミー「あきらくん。沖田晃くんやわ。」




