表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

21/57

平助くんごめんなあ! の巻

そして、また京都タワーの地下1階のお店でミーさんと待ち合わせしている。

そこに遅れてミーさんが来た。

ミー「待たせたなあ。」

留久子「ミーさん違ったで。あのハゲ!ただのハゲやったわ!」

福ノ山「ハゲ言うな!それを言うなら白やったわだろう!」

ミー「それでうちのことなんて言ってた?」

留久子「え・・・うちのこと・・・?」

ミー「そうやうちのことや!なんて言うてた?」

・・・・・・

ミー「なんやだれも聞いてないか!それが一番メインやろう。まーええわ。どうでもいい男やから。次はちゃんと聞くんやで!」

・・・・・・・

留久子なんや・・・どういうことや・・

敏子(なんでそんなこと聞かなあかんねん!)

福ノ山(もしかして未練があるのはミーのほうちゃうか)

徳メン(今日の夜はどの子に会おうかなあ・・・さえちゃんか、あやちゃんか、れなちゃんはないなあ)・・・・・・何考えてるねん1人だけ。

敏子「とにかくこれからどうするねん!」

徳メン「とにかく1度大阪に戻って聞き込みし直しちゃうか!」

留久子「えーまたそこから・・」

ミー「いや、そうでもないで。うちの元カレは1人じゃないから、うちの元カレはみんなビリケンさんを盗む動機があるからなあ。」

敏子「ホンマや!」

福ノ山「じゃあ他にも容疑者がいるのか?」

ミー「あーほかに怪しいうちの元カレは、結構イケメンの年下なんやけど、見た目はいいし、夢が大きい子やったわ。きっと将来は大物になるんやと思って。成功して大金持ちになって幸せにしてあげるっていうて。ミュージシャンになるからギター買ってて言われたから買ってあげたら1週間でやめてもうたわ、これは向いてないって。これじゃ大物になれないって、むいているのは俳優やっていって、勉強したいからって、DVDを100枚買って上げたわ、でも見てたらアクションが痛そうだから無理だって。そうやね、痛いことはいややもんね・・・」

ミーさん話を聞いている4人はあっけにとられている。

留久子「だまされてるよね。」

敏子「間違いない。」

ミー「次はレーサーになりたいっていうから車買ってあげてん。300万円ぐらいしたなあ。そうしたらある日帰ってこなくなってね。家にあったものもいっぱいなくなってたんやんか。それで引越し業者からお金の請求だけ来て、うちが払ったんやわ。」

福ノ山「なんか悲しなってきたわ。」

徳メン「・・・・それで、その人は今どこにいるん?」

ミー「知らん!」

福ノ山「知らんのかい!」

ミー「それを調べるのが警察の仕事やん!」

徳メン「その人の名前は?」

ミー「あきらくん。沖田晃くんやわ。」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ