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ブラジルの人!ビリケンさんがおらへん! の巻

敏子の喫茶店では、朝のモーニングの時間。敏子がテーブルを拭いている。そんな時、窓の外を見ると、左から右へ留久子が急いで歩いてくる。扉の逆側から腕を振りながら速歩きする。ガラス越しに扉まで行き。カランカラン!扉を開ける


留久子「敏子!敏子!ビリケンさんがおらへん!ビリケンさんがおらへんねん!」

敏子「何言うてんねん。そんなことしてないで勉強せい!大阪第一馬鹿田大学に落ちて浪人中やろう!」

ちなみに遅ばせながら説明すると、大阪珍道中編から1年ぐらい経ち、2人は無事高校を卒業している。

留久子「敏子だって関西尾銚子大学に落ちて浪人中やろうがい!」

敏子「私は、喫茶店に就職したんや。」

留久子「ここは実家やないかい!ただのお手伝いや!」

敏子「働いてんねん!時給800円やで!」

留久子「それはバイトや!就職ちゃう!」

敏子「ホンマや!・・・ってなんや朝ぱらから。今忙しいのに」

しかし、喫茶店にはお客は1人もいない

留久子「客おらへんやないかい! そんなことよりビリケンさんや!」

敏子「もうええて!留久子のスベったボケは。あきたねん。」

留久子「ボケちゃうや!ホンマやねん。早う来てや!」

そう言って敏子の腕を引っ張ろうとする留久子

しかし敏子は振り払った。

敏子「そう毎回毎回、引っ張るなや!」

留久子「じゃあ押していこう!」

そう言って敏子を押す留久子。

敏子「なんやなんやこれ!」

2人は喫茶店を出ていった。


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