本屋さんのステキ設備。
皆さん、本屋さんの設備ってどんな物があると思いますか?
マックにはハンバーグを瞬時に焼く鉄板、ポテトを瞬時に揚げる揚げ網 in 油。(←名前わかんない)
コンビ二には商品の発注も売り上げ動向も見れる便利な小型端末機。
投資家にはチャートやテクニカル指標や最新速報がいつでも見れる電子手帳。
のび太にはドラえもん。
……とまぁ、それぞれの職場でそれぞれの仕事の役に立つアイテムや設備があるものです。
当然、本屋さんにも業務をする上での手助けとなる設備が整っています。
今回は秘密のベールに包まれたいくつかの設備を紹介します。
まずはこの方! コミック、ムック、小さめえっち雑誌には欠かせません!
シュリンク上手のアツイ奴!
Mr シュリンカー!!
本屋さんにはとってはかなりメジャーな設備。
朝の商品入荷時にはこいつが大活躍します。
店員がせっせせっせとコミックやムックやえっち雑誌をシュリンク袋に入れた後、商品をシュリンカーのコンベアにセット!
コンベアに乗ってシュリンカーの中に入っていく存在も厚さも薄めのあんちくしょうシュリンク袋。
それがあっという間に商品にジャストフィット!
見事なツヤを放つこんちくしょうに変わります。
本屋さんには絶対に欠かせない設備です。
ちなみに噂だとシュリンカーがない本屋さんはドライヤーで一冊ずつやってるそうです。
……本当なんでしょうか?
続いてこの方! 発注も返本もドンとこい!
電池切れでデータがたまに消えるのはご愛嬌!
ハンディ〜・ターミナル!!
在庫が少なくなった商品のバーコードを読み取って●冊発注と入力。
それを片っ端からやっていって、最後にデータ送信の台にセット。
入力した商品発注データがみるみる取次店に送信されていきます。
返本時にも同じようにバーコード、返本数入力、台にセット、こっちはプリンタに送信します。
あっと言う間に返品伝票の出来上がり!
「ハンディはいつも仕事が早いんだ。俺たちの出番なんかどこにもないのさ。A-ha-ha !」
ジョージ(↑)が言うように、仕事は確かに早いんです。
しかし、仕事が出来る奴に限って融通が利かないものです。
発注数を間違えて『3』で入力した後『5』に打ち変えたらなぜか8冊入荷したりします。
勝手に足すなよ、ハンディ。
店長、早くデータ上書きできるNEWハンディをチームに参入させてください。
さぁとうとう最後の紹介になりました!
現代設備の申し子! 電子の探偵! 本のことなら俺に聞け!
書籍検索システム!!
こいつにかかればわからない本はありません!
タイトル、著者名、出版社名、ジャンル、キーワードなどで検索が出来ます!
いくつかの少ない情報からお目当ての商品を探し出してくれるのです!
買いたい商品がうろ覚えのお客様も、正式タイトルや表紙の絵を見れば無事に思い出してくれます!
まさに本の探偵、検索システム!
……ただ、残念なことにこのシステム、当店の在庫状況とリンクしてません。
お求めの商品がわかっても在庫があるのかはまた別で調べなきゃいけません。
……二度手間? Σ(゜口゜;)
このように、いろんな設備が整っているわけですが……
でもここで一つ本屋さんから忠告です! 特にお子様!
熱々のシュリンカーに手を突っ込んじゃダメだぞ!
よくいるんですよ、キュラキュラいってるシュリンカーに手を突っ込もうとするお子様が。
この話を読んでいる本好きなボクたち!
好奇心が旺盛なのは結構だけど、シュリンクじゃない別の物がジャストフィットしちゃうぞ!
そうだね、腕毛だね♪
お手々が焼畑されちゃう前に踏みとどまろうね! お兄さんとの約束だぞ!
以上、本屋さんの設備のお話でした。