問い合わせプチパニック。
本屋さんには色んなジャンルの本がたくさんあります。
コミック
雑誌
書籍
ムック
実用書
新書
文庫
児童書
写真集
アダルト本
地図
郷土関係の本
学習参考書。
etc……。
そんなたくさんのジャンルの本がお店の中にたくさん並んでいるのです。
いくら店内で区分けされてるとは言っても、自分が求めてる商品がどのジャンルの本なのか、そのジャンルの本がどこにあるのか。
そういった点を判断しかねるお客様も度々いらっしゃいます。
そこで当然のように、探している本のある場所まで案内してもらうと言う【問い合わせ】という仕事が本屋さんには毎日のように舞い込んでくるわけです。
しかしですね、お客様……。
あまりにも曖昧だったり漠然としすぎた問い合わせではさすがにわかりません!
「何とかしてよう〜」と言われて「しょうがないなぁ」で済ませられるほど万能ではありません!
本屋さんはドラえもんではありません!
これから実際に私が受けた問い合わせをいくつか挙げてみます。
皆さん、こういう問い合わせをしてはいませんか?
「子供に頼まれたコミックなんだけど、虫が出てきて戦う話で……え〜っと……あ、そうそう! 決めゼリフが『ゲットだぜ!』とかだったはず!」
お客様、それはムシキングですか? それともポケモンのことですか?
「うちの子に合う算数の参考書が欲しいんだけど」
お子様本人を連れてきて選ばせた方がよろしいのでは?
「昨日テレビでやってた本ある?」
お客様がどんな番組を見てたのか本屋さん知りません。
以上、実際に受けた問い合わせでした。
本屋さんへの問い合わせで困るものは、出版社も著者もタイトルもわからない場合です。
内容が文芸かエッセイか等のジャンルだけでもわかると相当助かるのですが、そうゆうお客様のほとんどが内容すらうろ覚えです。
本屋さんで本をお探しになる場合、最低でもどうゆう内容の本かくらいは把握しておいて欲しいです。
それを踏まえて、今までの中で最低の問い合わせがこちらです↓
【お客様】
「え〜、に〜に〜。本探してるんだけどさ〜」
【私】
「はい、どんなタイトルの本でしょうか?」
【お客様】
「いや、それは知らないんだけどさ〜」
【私】
「では、出版社や作者の名前などは……」
【お客様】
「あ〜、わからんね〜」
【私】
「……え〜っと、ではどういった内容の本でしょうか?」
【お客様】
「なんかね、おもしろかったよ」
知らんし!!
ヤーがどんな本読んでおもしろかったとかワッター知らんし!!
(訳: お客様がどの本を読んでおもしろいと思われたのかは私知りませんことよ)
今回の話をお読みの皆さんへお願いです。
本屋さんにお求めの商品がある際は、少しはその商品のことについて下調べしておいてください!
タイトルか簡単な内容だけでも覚えていただければ本屋さん大助かりです。
あまりにものび太くんだと困ります。
以上、問い合わせプチパニックのお話でした。