職業病だよ人生は。
元気ですかー!!?
……いきなりアントニオ風ですいません。
何を言いたかったかと言うと、『皆さん、健康ですか?』って訊きたかったんです。
回りくどい&騒々しくて申し訳ないです。
私は大した病気もケガもなく、日々を健康的に過ごさせていただいてます。
病院にもここ十年ほどお世話になったことはないです。
丈夫な体に生んでくれたオカァに感謝しています。
しかし、そんな私も本屋さんに勤めてからある病気を抱えてしまいました。
次のような症状が出る病気です。
●いろんなお店に入った時の店員の「いらっしゃいませ!」の言葉にピクッとします。
●お店を出て行く人を見ると自分もお客なのに「ありがとうございました」と言いそうになります。
●コンビニなどで新人さんの慌てながらのレジ対応になぜかとても寛大になります。
●他の本屋さんや古本屋さんに行った時に、棚を見て整理したくてウズウズします。
●書籍やマンガのスリップの位置を見てお店のレベルを計って人知れずほくそ笑んでます。
●「この本をこの位置にっ!?」と、小さなカルチャーショックを受けます。
●岩波書店の本を見かけるとビクッとします。(←本屋さんしかわからないネタ♪)
職業病にさいなまれると言う事は、仕事が身体に染み付いてきたという悲しくも嬉しいことですよね。
でもやっぱり全然関係のないコンビニなんかでおもっきり「いらっしゃいませー……あっ!」とか言っちゃった時は顔真っ赤になっちゃいますね。
どこかからくすくす笑いが聴こえてくる気がしていたたまれずそのお店からコソコソ出て行く始末です。
おそるべし、職業病。
悪いことにこの病気、働けば働くほどどんどん深刻になっていきます。
四月も中盤に突入したこの時期、春から新しい職場に勤め始めた方々にも、そろそろこの病気が出回る頃ではないでしょうか。
皆さんもどうかこの病気に振り回されないようにお気をつけくださいませ。
どっかの誰かさんみたいに、お客さんなのに「いらっしゃいませ」なんて大声で言って赤っ恥かかないようにしましょう♪
以上、花粉症・五月病に並ぶ夏前の三大病の一つ、職業病のお話でした。