ハリポタで興奮!
以前、テレビでやってたハリーポッターの特集でのことです。
画面の下の方に大きな文字でテロップが出てたんですけど……。
「ハリーポッター、最終作でハリー死す!?」
いいじゃん死んでも、って言う本音は心の奥底に隠しておくとして。
やっぱりハリポタの売り上げはすごいですね〜!
一昨年店頭に並べた時のことですが、初日の売り上げはもうすごかったです!
「はり〜ぽった〜ください!」って言うお子様もいっぱいいました。
「目の前のコーナーで展開してるやし?」とはさすがに言えません。
ご案内しましたよ、ほんの二、三メートル先まで。
でも前作のハリポタで私、あることにとても感動しました!
前々回のハリポタ販売時にはまだ本屋さんで働いておらず、ハリポタにもあまり興味がなかったので知らなかったんですが、
ハリポタ、国内同時発売だったんです! やっほい!
……何を興奮してるんだこのイナカもんは?ってお思いになられたことでしょうが、
そうです、イナカだからこそ感動するんです!
本来、私の勤めている地域の本屋さんには発売日通りに商品が届くことなんてあり得ません。
大抵、発売日よりも三、四日はズレて入荷します。
おかげで新刊のコミックスが出たときなんかは問い合わせが殺到します。
【お子様】
「ワンピースの最新刊どこですかー?」
【私】
「ごめんねー、こっちに届くのは○日の予定だわけさー。もうちょっと待っててね〜」
そうやってまた今日も一人、物憂げな表情のお子様を作り上げてしまうわけです。
ああ、罪深き発売日のズレよ。
そこで前回のハリポタの国内同時発売!
「何日になるまで店頭には絶対に出さないでください」の張り紙と共に入荷してくるんです!
そりゃ興奮しますって!
店内にも「5月17日、ハリーがやってくる!」なんてチラシも展開しました!
「うそ? ダニエルがこの店に!?」と誤解した人が何人かいたとかいないとか。
その日の開店時には入り口にもう人がチラホラいたらしいです。(遅番なので実際見てません)
こんなイナカの本屋さんでそんなことが起こせるなんて……。
もしかしたら、彼がうちの本屋さんにちょっとした魔法をかけてくれたのかもしれませんね。
ありがとう、ダンブルドア校長。
それにしても国内同時発売だなんて、粋なことをしてくれますよね。
今度の最終巻も同じように同時発売なんでしょうか。
前回のみたいに途中で副題変わるのは勘弁です。
おかげで「混血のプリンス」から「謎のプリンス」へのPOPの張り替えを何ヶ所もやるハメに。
ハリー、魔法でなんとかしておくれよぅ(のび太風に)って何度か思いました。
次回で最終作になるハリポタ。
最終作ということで、今まで以上の売り上げが予想されます。
さぁ、今のうちから練習しなきゃ。
「お兄ちゃん、ハリーポッターはすぐそこのコーナーにあるから探してみてごらん?」
うん、完璧。
以上、ハリーポッターで興奮したお話でした。