前の続(ry
「荒北、もう一回」
「待て! そこの「もしもし、警察ですか?」逃げるぞ結城!」
途中から台詞が格好悪くなったな。
太陽を背に僕らは走り出した。
「なにがいけなかった……?」
「強いて言うなら日本国憲法を無視したことだな」
新島が冷静な声で返す。
「じゃあ、次は可愛い子の後をついて行って家を特定してから作戦を……」
「荒北、それはストーカーっていうんだぞ」
「失礼な、ガーディアン(守護騎士)と言え」
とんだ騎士道精神だな。
「もう、あれしかないね」
「「あれ?」」
僕の言葉に二人が怪訝そうな表情を浮かべる。
僕はニヤリと笑い、続ける。
「曲がり角でぶつかっちゃった運命だよ作戦を!!」
「な、なんだと……」
荒北が衝動に打ち震える。新島はやれやれといった様子だ。
「下校時にやって効果はあるかわからないけどやる価値はあると思う!」
「結城、もしかしてお前天才!?」
「今頃気づいたの? 遅いよ~~」
「やっべー、これならいけんぜ!」
「お前ら馬鹿か……」
それは心外だね。
では、さっそく作戦始動だ!
近くの適当な曲がり角にて、様子を窺う僕たち。
「隊長、前方5mからターゲットが接近してきています」
「了解。位置につけ」
命令通り、荒北が配置につく。
「いいか、頭ごっちんからだぞ」
「頭ごっちんね。了解」
そのまま3m、2、1――残り僅かな距離となった時、荒北が動いた。
曲がり角から現れ、絶妙なタイミングで女子に――
「ふん!」
頭突きをかました。
「なんで!?」
いや、確かに頭ごっちんとは言ったけど、ヘッドバットをかます必要性はあったのか!?
おかげで運命の出会いは気絶した少女のため救急車を呼ぶ作業へと転換した。
ドップラー効果のある音声を撒き散らしながら去っていく救急車に、荒北がボソリと呟いた。
「結城、ラーメン食いに行こうぜ……」
「ああ……」
「じゃあ、俺も」
「お前は来んな」
新島はモテるので追い払う。
……久々に食べたラーメンはしょっぱかった。
追記
まあ、大体友人とはこんな会話してます。行動にまでは移しませんけれども。ロリコンとシスコンと変態とで毎日仲良く過ごしています。作中にある中で少し本当のことが混ざってるのが怖いですね……。
今回は全く話などを考えず、衝動的に書き上げてしまいました。
駄文極まる文章ですが、ここまで読んでくれた人がいたならありがとうございます。きっと他の作品の方が面白いので、是非結城紅の他の小説も読んでみて下さいね!




