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200文字小説集

可愛いみぃこ

作者: 日下部良介

こたつに入ってテレビを見ていると、こたつの中で僕の足がみぃこに触れる。

僕は驚いて足を引っこめた。


恐る恐るもう一度足を延ばす。

また触れた。

今度はみぃこが僕の足に絡みついてきた。

可愛いみぃこ。


缶ビールを取りに台所へ行った。

みぃこが後ろからついてくる。

冷蔵庫を開けると、一緒に覗きこんでいる。

「欲しいものがあるの?」


僕はかまぼこを取り出した。

みぃこの目が輝く。

少しちぎってみぃこにあげた。


可愛いペットの猫。


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