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幼馴染との同居生活  作者: 鳴子
期末テストと夏休み!

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テストが終わった後

期末テストが終わり、いつもの日常が戻ってきた。


「今回勝負したのは良かった気がするな」


 聡太は急にそんな事を言い出した。


「どうしてそう思うんだ?」

「だってよ。勝負するってなってなかったら、勉強なんてほとんどしてなかったと思うんだ」

「なるほどな。そうなってたら追試になってた、と」

「そういう事。夏休みに追試なんかしてたら遊ぶ時間がなくなるだろ?」


聡太はそう言った。でも聡太がそう思っているならいい事をしたんだな、と思った。

 でもこの勝負を提案したのは聡太だったような。そう考えると一つ疑問が出てきた。


「じゃあこういう事も考えてお前は俺に勝負を挑んだのか?」

「……あ、ああ。そうだよ……」


 聡太は自信なさげに頷いていた。 

 一応肯定はしていたけど、反応的にたまたまだったんだなと思った。


「まぁ、でも追試がない分夏は結構遊べるな」

「そうだな。4人で遊ぶのもいいけど、この2人で遊ぶのも楽しいかもな」

聡太は何だか照れ臭そうにそう言った。それも楽しそうだと思い


「ああ、確かに楽しそうだな」


 と、返した。夏休みのことを話していると余計に楽しみになってきた。早く夏休みが来て欲しい。そんなことを思った。


***結衣編


「やっと期末テストが完璧に終わったねー」


 私は机に突っ伏している有紗ちゃんに話しかけた。相当お疲れのようだ。

 しかし私に話しかけられると有紗ちゃんは起き上がった。


「本当に、やっと終わってくれたわ。こんなに疲れたのなんて受験勉強以来ね」


 やっぱり有紗ちゃんはテスト疲れみたいだった。


「聡太くんに付きっきりだったもんね」

「本当にね。聡太ってやれば出来るのに、監視がないとやらないタイプだからね」

「へー。だから入試の時も疲れたって言ってたんだね」

「あの時は本当に大変だったのよ!」


 有紗ちゃんは少し元気になって、入試の時のことを話し始めた。


「先に結論だけ言うとね。10日間まともに休息を取らずに勉強をやり続けたのよ」

「10日間も! その休息の中に睡眠は……」


 何となく予想はついているけど、恐る恐る訊いてみた。


「えっと私はまだ寝れた方で一番長いので四〜五時間寝れたんだけどね。聡太が徹夜なんて普通で一番長いのでも三時間しか寝れてなかったんじゃないかしら」

「…………」


 そこまで壮絶なだなんて。まだ高校受験だよ! もっとしんどいイメージがある大学受験になったらどうなるの!

 私は心の中でそう呟いていた。


「じゃあ詳しく話すわよ」

「う、うん」


 私が呆然としているのを他所にして、受験の詳細について話し出した。

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