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未来少年2nd  作者: 織間リオ
第三章【失ったもの】
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18、ミッションリザルト3

 東暦二〇一一年四月。サイコストとエスパーの間で始まった超能力戦争が終結してから、約二年の歳月が流れていた。

 闘也が首相であるエスパー諸島より、コピーングリスバンというものが少年によって盗み出された。彼の名は赤火紅蓮。闘也の小学校時代の唯一の友である。

 その事件から数日、超能力戦争終盤にサイコスト側が投入した人工の改造超能力者、カスタムサイコストによる、サイコスト狩りが各地で勃発した。カスタム達の組織、カスタマーは、各地でのサイコスト狩りをやめることはなかった。かすたまーの目標は、生まれながら超能力者である純粋超能力者、ピュアサイコストである。そして、紅蓮や闘也も、そのうちの一人である。

 カスタマー内のエリート集団、『虹七色』のメンバーの一人、青水冷雅は、紅蓮よりコピリスを奪取し、撤退する。悲観し、挫折する紅蓮は、闘也の叱責の様相の慰めをかけられ、彼は再び、戦いを決意する。

 虹七色のメンバーである深緑大地と白亜光輝は、エスパー諸島を襲撃する。だが、エスパーの正規軍『雷雲』の三人との戦闘に時間を費やすことになった。

 カスタマーのトップに立つ男、黒田闇亜。暗志の父親である彼は、黒い三彗星と、超能力戦争の英雄である波気乱州を、紅蓮達の下へと派遣したのであった。

 紅蓮、闘也、秋人の三人は、闇亜から送られてきた乱州、そして黒い三彗星との戦闘となる。闘也は、乱州を正気に戻そうと試みるが、失敗に終わる。乱州は、ムゲンを引き起こし、闘也もそれで対抗。黒い三彗星との戦闘時は、秋人も、超能力戦争後初めて、ムゲンを引き起こすことを成功させた。僅かな傷しか負わせることができぬまま、紅蓮達は彼らの撤退を許してしまう。

 それぞれの戦いが終わらぬまま、戦いはその大きさを少しずつ拡大させていこうとしていく。パワーストーンを武器として、コピリスがないまま戦う紅蓮。乱州との戦闘に悩まされる闘也。彼らを案じながらも、自分もまた、顔を翳らせる秋人。そして、エスパーは自分達の島々を守れるのか。そして、カスタマーはついに本格的に動き始める・・・・・・。


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