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7th Name 【Two Hundred Party Pt.2】
「そーら、ポチ。行ってこい」
男は棒切れを投げて、愛犬とたわむれている。
走っていった愛犬とすれ違うように助手がやってきた。
「博士。ダイナマイトが完成したというのは本当なんですか?」
「あぁ、この筒だよ。ついに完成した。ひとつ試してみよう」
言うと博士はダイナマイトに火をつけ、窓の向こうに投げ捨てる。
しばらくたつと、愛犬ポチが棒きれをくわえて帰ってきたではないか。
その棒きれは、ぱちぱちと火花を吹いていた。
執筆日 2010年 03月11日
四コマっぽいシュール小説ですww
ある程度ネタを視聴者に分かりやすく展開させて、五コマ目を読者の想像力で膨らませるという演出手法を試してみました。
とりあえず博士にご冥福を(ちーん)