表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/15

10th Name 【Two Hundred Party Pt.5】

 わたしはもうすぐ死ぬ。

 ぼんやりとしていく意識の中で、そんなことを考えていた。

 視界の片隅で、旦那が泣きながらわたしの手を握っている。

 だけど、ふと考える。

 本当に旦那は旦那なのだろうか? ひょっとしたら宇宙人が化けているのでは?

 どうでもいいか、とわたしは思う。

 人間であれ何であれ、彼は長年わたしと連れ添ってくれた。一緒に笑ってくれた。それでいいじゃないか。


 だから旦那に言った。

 夢を見せてくれてありがとう、と。


当時の200文字小説のラストです。

1作目の宇宙人ネタと少し絡めてみました。


ちなみに感想で『4作目のサキュバスの続きですか?』と投げかけられて、ふと意識。

「ひょっとして幸せになれたのかな」と想像して、何だか嬉しくなってしまいました。


ますますサキュバスが好きになった瞬間でした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ