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ボヘミアン・ウォーカーズ

 2050年代、AI産業や拡張現実事業が盛んになった近未来では、ひとびとは〈文化産業複合体〉のもとで生活していた。そこでは日々生成される新商品や娯楽コンテンツが、政治・経済安全保障と区別がつかなくなっていた。世界経済はクリエイティブな人材を司祭・王侯貴族と見なしたデジタル中世へと変貌を遂げていたのだった。
 そのなかの私立探偵事務所〈ボヘミアン・ウォーカーズ〉で働くのは日系人:等々力仁と中華系アメリカ人:テッド、チェンのウェン兄妹の三人だ。産業スパイ、企業テロリスト、マフィアに同業の闇稼業の連中を相手に、今日も彼らは忙しく依頼人の事件を解決していく──

「つーか、なんでこんなんAIにできないのよ」
「そういうなよチェン。これも人間の仕事なのよ。めんどいけど」

 妹をなだめるテッドだったが──

「納得いかない! 時間外労働で残業代がほしい!」
「よしてくれ。今月の収支がだいぶ酷いんだ」
「だれのせいよ?」

 チェンは私をにらんだ。
 私はただ肩をすくめる以外に手立てはなかった。

※SFハードボイルド・アクションの連作短編集です。複数回で1話となるような話を月1の頻度で投稿していきます。
Episode1:ショートスリーパー
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