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私がダンサーになった理由
幼い頃から多い友達
パリピや不良に大人しい
人とも仲良し
習い事に学校に忙しい毎日
中学の頃生徒会長
女の子の中じゃ背高い方
性別で見られる世の中が大嫌い
比較しない。私は私だし。
高校ではガチのダンス部
休み時間にダンクシュート
たまには校則破り洗髪
街中のナンパは迷惑
親と先生がかけるプレッシャー
人の気も知らずにうっせぇわ
私は私だよ邪魔するな
何言われても変わらん。分かったか。
顔とか胸とかどうでもいい
ダンスのスキルがとっておき
オリンピックで見たブレイキン
歓声と拍手にないブレーキ
アクロバティックに身体を動かす
本能のままに踊り狂う
世界の中心。私が主役
好奇な視線は黙らせる
苦労していない訳じゃない
苦労してないように見せるのが仕事
日本全国で私が火元
地球上を巡っている火の鳥
ある時出会ったHIPHOPライブ
私と真反対。ネガティブだ。
それなのになぜか心を奪われる
スイッチ入った私の中で
アリーナ。大型フェスでダンス
許された時間たったの3分
視覚と聴覚完全ジャック
誰かの人生を変えるライブ