恋☆忍者
ここは和の国。
ここには忍者がいて、
和の国を守り、国、他国、国民からの依頼を受け、日夜活動している……らしい。
その和の国の忍者の1人、
孤帝河 莉奈 は、
忍者の学校、月光学園に通っている。
月光学園とは、まぁ私達でいう中学校みたいな感じで考えて下さい。ちなみに読みは…あ、どうでもいい?ごめん。
「暇だなぁー…」
屋上でサボり中の莉奈。(いつもの事だが)
その時、
奴は来た。
「おーす孤帝河!!サボりか〜ちゃんと授業でろよ〜」
「アンタもだろが!!!」
奴とは、猿飛 鋭羽。
莉奈のライバル兼親友(?)兼サボり仲間である。
莉奈はコイツが好きだったりする。猿飛は金髪のツンツンに赤目という変わった外見。対して莉奈は黒髪黒目のいたって普通の外見である
「……お前さ…恋人いるのか?」
「は?何よいきなり……いないにきまってんじゃん!!悪い?」
「いや、別に〜じゃあ好みのタイプは?」
「は?なんでアンタに教えなきゃなんないのよ」
「俺のも教えるからさー」
「………ツンツン」
「マジで?」
猿飛絶句。
「悪い?」
「いや別に!!」
「アンタは?」
「俺は…お」
キーンコーンカーンコーン
「………」
「…次、なんだっけ」
「確か手裏剣の実技」
「サボって早弁しよ」
「あ、俺もそうしよ」
ばくばくばくばく
「アンタよく食べるな」
「おぅ!!腹が減っては戦は出来ぬっていうだろ?」
「……」
2人で仲良く早弁してます。
まだ2時間目だよ…
帰り道。
「はーぁ、今日もさぼったさぼった!!」
莉奈が屋根の上を軽々と渡っていると、
「さ、猿飛君の事がスキです!付き合ってくれませんか?」
「(嘘…ああああああ愛の告白?!あいつ結構モテるんだ……よーし、盗み聞きターイム!!)」
莉奈は2人の近くに行った。
「………ごめん。お前とは付き合えねぇ」
「そんな…好きな人でもいるんですか?!」
「……あぁ」
「(あ……………そう…なんだ………… ちょっとでも期待したアタシが馬鹿だった…………アタシ…なんかじゃ…ない…だろな……)」
莉奈の頬に涙が伝う。
パーン
「猿飛君の馬鹿!!」
女の子は泣きながら走っていった。
「(あ…ほっぺ叩かれてる…)」
「痛ッ………」
「(………)」
莉奈は涙を手でぬぐった。
「猿飛〜〜〜!!」
「?!孤帝河!」
「お前、さっき女の子振ってほっぺ叩かれてただろ!!めっちゃ腫れてるぞ!冷やしとけよな!!」
「………お前…泣いてたのか?」
「は!?んなわけないじゃん……」
「……そっか。よーし、一緒帰ろーぜ!」
「い、いいけど…」
「なぁ、お前のこと名前で呼んでいいか?」
「?!いいけど」
「なら、莉奈!!俺も名前で呼んでくれな!」
「…うん」
こんな会話がいつまで続くのか、それを考えるとまた涙が溢れてきた。
「!?お前…泣いて…」
「う……」
「とりあえずこっちこい!」
猿飛は莉奈をぐいと引っ張ると近くの森へ
2人は森の奥にある岩に腰掛けた。
「ぐす…ぐす…」
「………お前さ」
「……?」
「…俺の事…好きか?」
「?!え…!?」
「俺は………お前が…
好きだ」
「え……?」
「迷惑かもしれないけど…」
「……じゃない」
「え………?」
「あたしも…鋭羽の事がスキだから……迷惑なんかじゃない」
ぎゅ
「?!」
「あんがと…莉奈…」
いつのまにか涙が止まっていた。
「えへへ………」
「へへ………」
「………あ、そういえばさ」
「ん?」
「好みのタイプ………何て言おうとしてたの?」
「………」
「………」
「………いーわね!!」
「えー!!」
「言わせたかったら捕まえてみーろ!!」
「いったなー!!」
2人はしばらく森でおいかけっこしたんだとさ。
『本当は………
お前みたいな奴………だよ』
END
や、ヤバイっす…
恋愛小説初めてだから何かきゃいいんだよ畜生ーーー!!(泣
クサい話になったでゴワスが読んで下さるとありがたいザマス(←壊)アドバイスとかもお願いします!!




