第三百八十三話
二日目二話目の更新です。
前話を見ていない方はまずはそちらをー。
出張救命団、という活動の下に都市の復興作業を早速手伝うことになった。
既に手伝いをするという申し出はアルクさんたちが行ってくれているので、難なく行動に移すことができた。
……まあ、多少の奇異の視線は向けられるわけだけど。
「はーい! 怪我をしている人、疲れている人は私のところに来てくださいねー!」
ウルルさんは街の復興作業を行っている人たちへ治癒魔法をかけており、彼女の傍には護衛としてクルミアさんが控えている。
中々に好評なようで彼女の元には治癒魔法を受けたいと希望する人たちが集まっている。
一方の僕はというと……。
「よいしょ、っと」
建築に使う木材の束を肩に担ぎ運んでいた。
手伝いといっても僕には建築の技術もなにもないので、有り余るパワーを生かせる方が僕としてもやりやすいからだ。
『あれ、一度に何人分担いでるんだ……?』
『少なく見積もっても五人分はあるぞ……』
『人間、なんだよな……?』
なんだかさらに怪物を見るような視線を向けられてしまっている。
それは分かっている……分かっているんだけど……。
「くっ、人間アピールをしなければ……だけど、ここで手を抜くような真似はしたくない……!! どうすれば……!!」
「普通に諦めればいいんじゃないの?」
「ウサトは人間だけど人間じゃないからアピールもなにもないと思う」
「お黙り! 小娘共!」
積み上げられた木材に並ぶように腰掛けているネアとアマコに声を返しながら、担いで木材を指定された位置に置く。
木材を見て、指示を出していた壮年の魔族の男性は感嘆した様子で僕に声をかけてきた。
「ほ、本当にすげぇ力だなぁ。お前さん」
「鍛えてますから」
「鍛えたってだけじゃ説明つかねぇような気がするけどなぁ」
事実、鍛えたからだからな……。
それ以外の言葉が思いつかない。
「眉唾もんかと思っていたが、うちの倅の言っていたことは本当だったか……」
「因みにですけど息子さんからはどのように?」
絶対ろくなことじゃないだろうけど一応聞いておく。
「見た目は人間なのに悪魔みたいな動きをする人間だとよ。俺も最初は嘘かと思ったが実際見てみると信じざるをえなくなったぜ」
「へ、へぇ……」
これ最終決戦でデビルウサトなるとんでも形態の僕に遭遇した兵士さんじゃないか?
他にも噂が広まっていそう………てかこれ以上訊くのが怖い。
「えーっと、他にすることはありますか?」
「木材はお前さんがあっという間に運び終えちまったからな。次のが来るまで待たなきゃいけねぇが……あ、そうだ。あっちの道の整地を手伝ってくれねぇか?」
「道の整地ですか?」
人や馬車などが通りやすいように道を作る作業だよな。
僕の言葉に頷いた彼は、続けて説明してくれる。
「ちょっと人手不足でなぁ。最近入った若いもんが少しばかり根性なしなもんで大分作業が遅れてんだ」
「そういうことでしたら任せてください」
「おう、じゃあこいつを持って道の先へ向かってくれ」
これは、鍬か。
農作業で使うイメージだけどこういう場面でも使うものなのか。
「よし。……ネア、アマコ、行くぞー」
「「はーい」」
フクロウに変身したネアが肩に飛び移ってきたことを確認しながら、僕は鍬を担いで次の仕事場へと向かっていく。
「馴染んでるわねぇ」
「力仕事は得意だからね」
僕の人間アピールはあくまでオマケ。
最優先することはここの人々との交流と復興に貢献することだ。
「アルクさんの方も忙しそうだね」
「そうだなぁ」
歩きながら別の方に視線を向けてみると、大鍋にいれられた食材を調理しているアルクさんの姿が見える。
ここで働いている人たちのための食事作りを手伝っているということだが……ものの見事に彼の周りには調理を担当していた魔族の女性たちが集まっている。
当のアルクさんは困り顔だけど、彼もここの人たちに受け入れられているということになる……のかな?
「あれ、これヒノモトの時と同じ……?」
「時間が過ぎても変わらないわね」
ヒノモトのリンカの住む隠れ里のことを思い出す。
あの時の獣人族の男衆との腕相撲勝負は楽しかった。
「次にヒノモトを尋ねたら隠れ里に立ち寄ろうかな」
「うん。リンカも村の皆も喜ぶよ」
あの村の人たちは捕らわれたアマコを助けるために戦った戦友みたいなものだからな。
「さて、ここかな?」
未完成の建物が並ぶ区画の先に作りかけの道を見つける。
その先には深い森が広がっており、その手前には魔物の襲撃がないか見張っている魔族の兵士の姿もあった。
「なるほど少しずつ街を広げているのね」
「完成したら外壁を作るのかな?」
これを見る限り、まだまだこの都市は未完成ということか。
ならその一助になれるように僕も頑張らなきゃな。
そう思いながら途切れた道へと辿り着くと、そこには休憩している数人の男性魔族の姿を見つける。
「な、ななななんでここに治癒魔法使いが!?」
「お手伝いにきました」
「えええええ!?」
元兵士なのか僕を見て一気に顔を青ざめさせる男に苦笑しながらここに来た経緯を説明する。
幾分冷静になったのか未だにぎこちなくではあるものの、彼は納得したように頷いた。
「そ、そういうことなら分かった。お前が無害? ……なのは分かっているから、で、でも! 問題を起こすなよ!?」
「任せてください」
「大丈夫かしらこの人……」
安心しろネア。
問題を起こすつもりはない。
引き気味の男に頷きながら鍬を担いで進もうとした僕の視界に見覚えのある顔が映り込む。
「……ん? 君たちは」
「ひぇ!?」
「あ、あぁぁ……あんたは……!?」
僕を見てその手に持った鍬を取り落とす二人の魔族の少年。
くすんだ金髪と黒に近い灰色の髪をした彼らを見て思い出す。
「君たちは初日の訓練にいた二人だね」
隊の訓練初日にやってきた柄の悪そうな二人の魔族の少年。
僕を嘲笑うような態度を取り、キーラに暴言を吐いた彼らのことはよく覚えている。
まあ、二日目にはいなくなっていたわけだけど。
「ひ、人違いですぅ!!」
「俺らもうなにも悪いことしてませんからぁ!」
しかしすごいトラウマを与えてしまったみたいだ。
他人事みたいに思っているが、思いっきり僕のせいである。
「怖がらなくてもいいよ。あの時のことはもう許しているから」
「「えっ」」
本人たちも反省しているし、なによりキーラが許しているのでこれ以上何かをするつもりもない。
……まあ、僕としてはただ翌日やる予定だった訓練をしていただけだったんだけどね。
「あの後はここで働いているのかい?」
「ハイ……遊び半分で隊に志願したことがバレて、母ちゃんにすっげぇ怒られてここを手伝うように言われて……」
「俺もッス……」
「なるほど」
遊び半分だったのはなんとなく察していたけど……そういう事情だったか。
仕事の方は見たところ地面を掘り返して道を作っているという感じかな? 土系統の魔法でやればいいだろうけど、その使い手すらも足りないようだ。
「よし、僕もここの手伝いを任されたから一緒にやろう」
「い、いいんですか?」
「敬語はいいよ。年もほとんど変わらないし、ここでは君たちの方が先輩だからね」
むしろ仕事を知らない僕が足手纏いになってしまうだろう。
でも自分から手伝うと言ったからにはちゃんとやらなきゃな。
「私は近くで見てるね」
「ああ」
アマコが僕から少し離れた位置に移動したところで僕は鍬を振り上げ地面に叩きつける。
「ぬぅん!!」
地面に深々と突き刺さった鍬にもう一度力をいれ、掘り起こす。
———なるほど、この腕と腰、そして全身にかかる負荷。
「面白い……!」
「ねえ、どこが?」
耳元のネアの声をスルーしながら僕は鍬を振るう。
「……あの人、ゼリーみたいに土掘り起こしているぞ……」
「ここらへんの土、瓦礫とかまざって重いのにどうなってんだ……」
そして土も中々に強敵。
思いのほかいい鍛錬になりそうだな……!
●
お昼休憩。
アルクさん達が作ったスープをいただいた僕は手頃な大きさの切り株に腰かけ、さっき打ち解けた二人の魔族の少年、ヒルクとエイゲとお昼ご飯を食べながら休憩をしていた。
「街で何度も見てるけどとんでもないな……俺ら以上に動いているのに全然疲れた様子も見せねぇし」
「それは君たちも同じだろ?」
敬語も取れて幾分か打ち解けたヒルクの引いたような視線に苦笑しながら返す。
確かに疲れてはいないけれど、自分だけ治癒魔法で回復していたわけじゃない。
「一緒に作業をしていた君たちも疲れてないはずだよ」
「そりゃそうだが……え、いつ治癒魔法を使っていたんだ?」
「ずっと使っていたよ。目を凝らさなきゃ見えないだけで」
弱めた治癒魔法の波動を常に放っていたからな。
その性能は微々たるものだけれど、効果は確実にある。
「……訓練初日の俺らをぶん殴りたい気分だぜ……」
「あぁ……」
「ははは」
尖ってたもんなぁ。
最初から様子見をしようとした僕も悪いけど、あそこまで露骨に嘗められているとは思いもしなかった。
「あのまま態度を変えずに向かってきたらいい線いっていたと思うんだけどなぁ」
「いやいや無理だろ。オーガより恐ろしい形相した奴に向かっていくとかまともじゃないぜ」
「本当に怖かったんだからな、あんた……」
言外に僕がまともじゃない扱いされたんだが。
……まあ、そういう人材を必要としていたから間違ってはいないんだけど。
「俺達はヴェルハザルから離れた村から家族で移り住んできたんだよ。だから働くところも探さなきゃならないって時にあんたの隊の張り紙を見て……」
「これ幸いとばかりに受けちゃったってわけか」
「バカだとは思うけどよ。自信はあったんだよ。俺達、魔王軍には入ってなかったけど村で一番腕っぷしがあったし、楽勝かなって」
「今ではめっちゃ後悔してる」
乾いた笑みを零すヒルクに顔を青ざめさせるエイゲ。
2人とも調子に乗っていたってことか。
村という閉鎖的な空間で育っていたから闇魔法に対しても偏見があったんだろうな。
「結局逃げ帰って、俺もエイゲもそれぞれの両親に死ぬほど怒られてここを紹介されたってわけ」
「でもここの仕事はキツさでいえばあんたのところよりは大分マシなのが救いだ」
まだ一日しか体験してないのに相当なトラウマになっているようだ。
両親に怒られて……か。
「……どうした?」
「いや、なんでもないよ。そういえばさ―――ッ!!」
なにか来たな。
簡易的なバリケードが作られた先にある森から何かの気配と音が近づいてくる。
少し離れて昼食を食べていたネアとアマコも僕の元にやってくる。
「……魔物かな?」
「そのようね。アマコ、予知で見えた?」
「……うん。もう姿を現す。……来た」
その声と同時に森から魔物が飛び出してくる。
オオカミ、イノシシ、コウモリなど多様な魔物がこちら目掛けて突撃してきたことで、周囲に動揺が広がる。
『魔物だ!!』
『群れで来るぞ!!』
『一体たりとも中にいれるな!!』
警備をしている兵士さんたちが魔法や槍で食い止めにかかっていく。
しかし群れの数は多く、長くは抑えきれないだろう。
「アマコ」
「了解。アルクさんを呼んでくるんだね?」
いざという時のためにアルクさんを呼ぶようにアマコにお願いしつつ、僕は魔物の群れを押しとどめているバリケードから目を離さずに、エイゲとヒルクに声をかける。
「二人とも、ここの人たちの避難を」
「お前はどうす———」
「ぬぅん!!!」
瞬時に作り出した治癒爆裂弾を放り投げ、バリケードを跳躍で飛び越えたフォールボアに直撃させる。
空中で魔力弾を食らったフォールボアは弾かれるように後ろへ飛んでいき————地面に落ちると同時に吸着した爆裂弾が起爆し、衝撃波をまき散らした。
『ピギィィ!?』
『グギャァァ!!?』
『な、なんだ!? いきなり爆発し……隊長!? なにやってるんですか!?』
『あぁぁぁ、こ、ここここの緑の爆発はぁぁぁ……!』
……魔物の動きを止められたな。
突然の衝撃波で興奮状態の魔物も我に返り足を止めている。
魔物は人間よりも感覚が鋭い、目下の脅威として僕を認識したのだろう。
「僕はアレをなんとかするから、ここにいる皆を頼む」
唖然とした様子で僕を見上げる二人にそう言い放ちながら、僕は肩に留まっているネアと共にバリケードへと向かう。
「僕も魔物の対処を手伝います」
「はぁ!? いきなり何をいってんだ!? お前一人で———」
「いや、彼に任せよう」
「隊長!?」
言い淀む兵士の肩に手を置くもう一人の兵士。
心なしかその声は震えているように思えた。
「で、ですが……」
「彼は魔王様と戦った治癒魔法使いだぞ!! なあ、君はアレの相手はできるか!?」
「いけます」
真正面から押し寄せて来るだけの魔物なら十分に対処できる。
「よ、よし……なら俺たちは魔物が入らないように守る!!」
「了解しました。ここから先へは一体たりとも通しませんから」
怖がられながらも頼ってくれている。
きっと戦場で僕となんらかの形で遭遇した人なんだろう。
「よいしょ、と」
バリケードを飛び越え、地面に立つと僕に向けて威嚇する魔物の群れと相対する。
「向かってはこないな」
「本能的に貴方を真正面から相手するべきじゃないことを分かっているのかもしれないわね。それでもこいつらが引かないということは……」
「群れを率いるボスがいるってことか?」
僕の言葉にネアが頷く。
腕を組みにらみ合っていると不意に魔物たちが道を開けるように別れ、そこから三体の魔物が姿を現す。
「ヴィィィ……」
「「ギィィ」」
3メートルを優に超える体躯に浅黒い肌。
刺々しい牙に筋骨隆々な肉体を持つ魔物———オーガ。
「あのオーガ、見覚えがあるな」
「ここでキーラと遭遇する前に襲撃してきた個体じゃない? 貴方の弾力付与で吹っ飛ばされたやつ」
「あいつか……」
以前魔王領に入った時に戦った個体か。
あれからあいつも色々あったみたいだな。
大きな群れのボスになり、今回はさらに多くの魔物を率いて人と食べ物の集まった都市に襲撃を仕掛けたってことか。
「ヴァ! ヴァァァ!!」
あちらも僕を覚えているのか、オーガ……ボスオーガはこちらを威嚇するような唸り声をあげる。
「オ、オォ!!」
「ウゥ!!」
「ヴァァァ!!」
仲間の二体のオーガは止めるようなそぶりを見せているが大きいオーガ……ボスオーガは僕に怒気を向けて襲い掛かろうとする。
余程、前の戦いの結果が気にいらないみたいだ。
ただの人間に殴り飛ばされたことは奴のプライドを大きく傷つけた……ということなのか。
「ヴァ、ァァァ!!」
乱暴な足取りで群れから歩み出て、僕の前に立つ。
後ろの魔物が攻撃してくる様子がないから———、
「一対一で殴り合いたいってわけか」
「ヴァ!! ァヴァァァ!!」
群れのボスとしての決闘、みたいなものなのかな?
後ろの群れも威嚇はすれど動き出す素振りを見せないから、決着の時まで動かないつもりなのかもしれない。
「こっちとしては好都合だな」
全員森に殴り返すつもりだったけど被害を最小限に抑えられるなら一対一がいい。
僕の笑みを承諾と受け取ったのか、ボスオーガは己を鼓舞するような雄たけびを上げながら、右手に持った棍棒を大きく振り上げた。
「オオオオォォ!!」
『危ないぞ!!』
『きゃあああ!?』
オーガの上から叩き潰すような棍棒の一撃。
後ろにいる人々の悲鳴を耳にしながら、僕は魔力を纏わせた平手で軽く払い棍棒の軌道を変える。あっさりと攻撃の軌道を逸らされ、眼を丸くさせるボスオーガ。
その様子を確認し、握り拳を作り———、
「ヴァ!?」
「……ふんっ!!」
腹部へ拳を叩きこむ。
深くめり込んだ拳を瞬時に引きながら一歩下がると、オーガは腹部を押さえてそのまま膝をついた。
「ガッ……カッ、ァ……!?」
「……」
構えをとらずに見下ろす僕を、痛みに悶えながらもオーガは睨みつけてくる。
屈辱、怒り、恐怖、焦燥。
それらを含んだ目を向けながらも奴はその両腕を広げて僕へと飛びかかってきた。
「ヴァァァァ!!」
「治癒残像拳」
魔力の残像を作り、攻撃をすり抜けるように回避した僕はそのまま側面から突き出した右拳をオーガの顎に打ち込み———一瞬でその意識を刈り取った。
「ァッ、ヴァ……」
ぐるん! と白目を剥いたボスオーガはその場で膝をつくように崩れ落ちる。
顔から地面に突っ伏すように倒れたオーガの姿に魔物の威嚇する声も、悲痛な声を上げる魔族たちの声も、嘘のように静まり返った。
「「「……」」」
……完全に意識を断ったのですぐに起きるようなことはない。
軽くため息をつきながらオーガの腕を片手で掴み、そのまま仲間と思われた二体へと放り投げる。
3メートルを優に超えるオーガの巨体を受け止め二体はしりもちをついた。
「さっさと連れていけ」
「ッ!!!?」
「もう二度とここに近づくなよ」
「ギ、ギィ……」
気絶したボスオーガと後ろを見て迷うそぶりを見せる二体のオーガ。
……このまま戦っても殺されるだけだぞ。
無傷で退ける口実ができたんだから素直に退いておけばいいものを……。
仕方ない、とため息をつき僕は前髪をかきあげ———怒声を上げる。
「さっさと行けぇい!!」
「「ヒギィィッ!?」」
僕の怒声に怯えた素振りを見せてわたわたとボスオーガを抱えて逃げていく二体。最も強いボスオーガがあっさり殴り倒されたことに群れの魔物も慌ただしく動き、そのまま押し返されるように森へ帰っていく。
「力の差を見せる。本能で動く魔物には有効な手段ね」
「これで懲りてくれたらいいんだけど」
今度は弾力付与という不可解な技ではなく一対一で打ち勝つようにしたからな。
あれで負けを認めてくれていれば……当分は大丈夫だろう。
「……ふぅ」
ひと段落着いたところで僕は空を見上げる。
綺麗な青空だなぁ。
魔王領の環境も以前と比べれば大分改善されてきたなぁ。
……現実逃避はやめよう。
「ネア、後ろ。どうなってる?」
「あー……ええと、私は味方だから、ね?」
もうその言葉だけで後ろでどんな視線が向けられているのかを察してしまった。
被害を出さないためとはいえ、やりすぎてしまったかもしれない……。
誰も怪我していなかったから別にいいんだけどね……うん。
元魔王軍兵士視点になると、戦場で遭遇したやばい奴がその時以上の強さで味方になったみたいな安心感があるという……。
次回の更新は明日の18時を予定しております。




