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治癒魔法の間違った使い方~戦場を駆ける回復要員~  作者: くろかた
第一章 召喚、リングル王国
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第一章 登場人物

遅れて申し訳ありません。

感想で指摘されたので簡単に第一章の登場人物紹介を書きました。

【主要登場人物】


兎里 健


 周りからは『ウサト』と呼ばれている17歳の男子高校生。元の世界に居た頃は普通に友達もおり、なんの不満もない毎日を送っていたその矢先に、一樹と犬上と共に異世界へと召喚されてしまったある意味で不幸な少年である。

 救命団に所属しており、魔法系統は治癒。

 師、ローズから直接叩きこまれる。常軌を逸した方法で治癒魔法を会得。


犬上 鈴音


 周りからは『イヌカミ』と呼ばれているウサトより一つ年上の女子高生。

 元の世界に興味を見出せず唯一異世界からの召喚を喜んでいたおかしな少女。普段の言動もウサトからすれば『変』の一言に尽きるが、実はウサトとカズキ以外の人物には大体普通に喋っている。

 王国の騎士隊に所属しており、魔法系統は雷。



龍泉 一樹


 周りからは『カズキ』と呼ばれているウサトと同じクラスだった男子高校生。

 性格は情に厚い熱血漢。その整った容姿のせいか女子には人気があるが、その人気が祟り男子から一定の距離を置かれている。彼自身は女子の交友関係よりも、わいわい遊べる同性の友達を欲しているから何とも言えない悲壮感が感じられる。

 犬上と同じく騎士隊に所属しており、魔法系統は光。





【リングル王国】


ロイド・ブルーガスト・リングル


 リングル王国の国王。

 心から国民の幸せを願う優しき統治者。追い詰められていたとはいえウサト達を召喚してしまったことに加え、彼らに頼ってしまうことを情けなく思う反面、最大限の感謝の念を抱いている。


セルジオ


 リングル王国の宰相。

 非情に徹しきれないロイドを補助することを信条としている人物。


シグルス


 リングル王国の騎士団長。

 現リングル王国最強の剣技を誇る。

 カズキとイヌカミの剣の師匠に当たる。


ウェルシー


 リングル王国お抱えの魔導士。

 気弱な性格ながらもリングル王国有数の魔法使いであり、カズキとイヌカミに魔法を教えた人物である。


セリア・ブルーガスト・リングル


 国王ロイドの娘、リングル王国の姫。

 カズキに心惹かれている少女。



アルク・ガーデル


 リングル王国の騎士。

 責任感が強く失踪したウサトと犬上を昼夜問わず探し続けた。

 魔王軍との戦いの際には救命団の護衛に抜擢された。



【救命団】


ローズ


 救命団、白服

 救命団の団長であり、謎の多い女性。ウサト曰く、ドSではあるものの、全く嬉しくない優しさを持つ女性。しかし、ウサト含めて救命団の団員からの信頼は篤い。彼女自身、態度こそ見せないものの団員に対して絶大な信頼を寄せており、ウサトには特に目をかけている。

 ロイド等に軍団長に誘われるほどの実力を持つが、その実態は不明である。


アレク


 救命団、黒服

 強面だが、意外と常識人。


ミル


 救命団、黒服

 味覚が狂っている料理人。

 ウサトの胃を破壊しかけた恐るべき人物。


トング


 救命団、黒服

 ウサトの同室に住んでいる団員。

 何気にウサトとは一番交流がある団員である。


ゴムル


 救命団、黒服

 味覚が狂っている団員。 


グルド


 救命団、黒服。

 小柄でずんぐりとした見た目のせいか時々魔物と見間違えられる。



オルガ・フルール


 救命団、灰服。

 治癒魔法持ちだが体の弱さのせいか、ローズの訓練についていけず現在は城下町の診療所でひっそりと活動している。治癒魔法の技能はウサトのそれを超えるものだが、彼は自身の体を治すことを得意としていない。


ウルル・フルール


 救命団、灰服

 治癒魔法持ち、虚弱な兄を気遣い診療所で活動している。ウサトとは一つだけしか年が違わないので、何かと気に掛けている。ウサトに対しての恋愛感情は特になく弟のように思っている。



ククル


 ローズに付き従う魔物。

 ノワールラビットという珍しい類の魔物。ウサトが森へ放り込まれた際、ローズから監視と補助という任を任せられ、彼を助ける……が、可愛らしいその外見に騙されたウサトは酷く心を痛めた。

 ローズに付き従うククルだが、何気にウサトの事も気に入っている。



ブルリン


 ウサトに付き従う魔物。

 ブルーグリズリーという強力な魔物。両親を魔王軍が残した人造魔物バルジナクにより殺され、復讐の為に挑み逆に殺されそうになるが、ウサトによって助けられる。ウサトに恩を抱いている義理堅い一面を持つ一方で、本能的に邪な気持ちを抱き接してくる者には決して靡かない硬派な一面を見せる。



【魔王軍】


魔王


 大陸の侵略を企てる王。

 その目的も思想も現在は不明である。



アーミラ・ベルグレッド


 魔王軍第三軍団長。

 リングル王国侵略を任された実力者だが、部下の救命団に対する認識不足と自身の経験の無さ故に手痛い敗北を喫してしまった。

 実力は軍団長と言う名に恥じないものらしいがその実態は不明である。



ヒュルルク


 魔物博士。

 魔物を作り出すことを是とし、自らの作り出した魔物を溺愛する狂人。

 バジリナクを作り出したのもこの男である。



黒騎士


 鎧の負った【傷】を相手に移しかえる特異な魔法を扱う魔族。

 戦闘においてはほぼ敵無し。カズキ、イヌカミを瀕死の重傷にまで追い込むものの相性が悪いウサトの治癒魔法に破れ、リングル王国軍に捕えられた。





【その他】


狐の獣人の少女


 ウサトに奇妙な映像を見せた獣人の少女。

 ウサトにカズキとイヌカミを救わせる様に仕向け、二人を救った彼に対価を要求する。


※名前が似ているキャラがいたとのことで、一部名前を変更させていただきました。

セリカ・ベルグレッド

 ↓

アーミラ・ベルグレッド

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 今更だけど、王家の名前を省略すると「ブルリン」になるんだよなぁ。 「◯◯リン」という呼び方にローズが抵抗あったのかとも思ったけど、王家の名前から「ブルリン」連想してしまうとそりゃぁ微妙…
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