第二百九十九話
第二百九十九話です。
二日目、二話目の更新となります。
前話を見ていない方はまずはそちらをー。
危ないところ(?)でハロルド様のいる部屋から退出することができた僕はすぐに魔王のいる客席へと向かう。
先輩とアーミラさんが暴れている。
いや、正確にいうのならフィールド内でやっていることには変わりはないのだが、お互いの魔法の特性と威力からしてそれ以上の余波が周りに広がってしまっているのだ。
早くなんとかしなければ、レオナさんに迷惑がかかってしまう。
それだけは避けなくては。
「ウサト、戻ってきたか。どうせ、お前のことだ。引き抜きのために娘かなにかを娶らされそうになったのだろう。はっはっは」
「まるでその場で見ていたようなことを言いますね……!」
「本当だったのかよ……」
「本当だったんですね……」
楽しそうに笑う魔王と、やや引いた様子のコーガとシエルさん。
ネアは「大変ねー」と他人事のように憐憫の眼差しを僕に向けている。
「それより魔王! あれ、止めなくていいんですか!?」
「止める? 何をだ?」
「あの騒ぎです! よ!!」
魔王の前に到着するなり訓練場へと指さすとそこでは―――、
「「ふはははは!!」」
魔王より魔王みたいな笑い声をあげながら激突してる二人がいる。
余程この数日間、自分を押さえ込んでいたのかものすごい笑顔で戦い続けている。
「ふむ、そうだな。次はお前とスズネと戦わせてみるか。丁度いい、止めてこい」
「いやいやいや!? そんなお遊び感覚で戦わせないでくださいよ!?」
「……。よく考えてみろ。どうして先ほど、お前達が喧嘩を売られたと思う?」
そりゃあ、コーガと戦いとかそういう理由だったと思うけれど。
「理由の一つとして、お前が嘗められていたからだ」
「は?」
「常時その顔でいれば人が寄ってくることはないんだろうがな。平常時のお前は平和面が過ぎる。マヌケな面ともいっていい」
酷い言われようなんですけど。
先輩とアーミラさんの前にまずは貴方の口を黙らせてもいいんですよ……!?
口元をひくつかせる僕に、呆れたように魔王がため息をつく。
「ここで多少なりともお前達の実力を示しておけ。先ほどのアレが相手では相手としては不足すぎるだろう?」
「そこまでは言いませんが……」
「いいか? お前が嘗められれば、リングル王国の信用も落ちる。それを理解しているのか?」
「!」
驚く僕に魔王は真面目な様子で続けて言葉を発する。
「事実、お前の曖昧な態度が原因で、リングルの兵士が貶められることになった。それは奴が愚かなこともあるが、責任の七割はお前にある。———問題を起こさないことを優先させるのはいいが、面子すらも守れなければ責任を負うのはリングルの王だぞ」
そう言葉にして魔王が僕の肩を指で小突いた。
……考えもしていなかったが、その通りではある。
まあ、僕と先輩を戦わせて楽しもうという魂胆はあるだろうが、それでも僕の為に忠告しているようにも思える。
「これに関しては、この私からの偽りのない警告だ。……なぜ私はこいつにここまで言わなくてはいけないんだ……? 普通自分で気付くべきだろ……?」
「魔王様、唐突に我に返るのはやめたほうがいいかと……」
「……はぁ。お前達はこの私を打倒せしめた人間だ。それを周囲に知らしめてこそ、会談で口にされるであろう言葉に重さが伴うのだ」
「……分かりました」
たしかに僕は嘗められていたのかもしれない。
ローズだったなら、そもそも喧嘩なんて売られない。
売る前から“絶対にこの人を怒らせてはいけない”というオーラを放っているので、例え、リグナスでさえ喧嘩を売ろうとはしないだろう。
売ったとしても僕のように甘いことはしない。
「コーガ、止めるの手伝ってくれ」
「いやいや、お前いなくなったら護衛が俺一人になる。お前だけでなんとかしてくれ」
「……だよなぁ。ごめん無理言って。ネア、着いてきてくれ」
「はーい」
ネアが同化をしている僕の身体に入りこんだのを確認しながら、客席から飛び降りる。
完全にヒートアップさせながら戦闘を行っているアーミラさんと先輩、彼女たちの戦っているフィールドに近づき、闇魔法の魔力でメガホンを作り出し、そこに声を発する。
「おーい! せんぱーい!! アーミラさーん!!」
『はははは! アーミラ! 前以上に腕を上げたね!!』
『そちらこそ! さすがは勇者だ!! ふははは!!』
「そろそろ戦いは終わりでーす! 交代の時間でーす! やりすぎですよー!」
『なら、次はこの技を食らってみろぉ!!』
『来ぉい!! スズネェー!!』
「おーい……」
……。
完全に二人の世界に入りこんでいるようだ。
訓練場にいる人たちもやや遠巻きに見ているようで、心なしかドン引きしているようにも見える。
悪いことではないのだろうけど、さすがに炎と電撃まき散らしながら戦うのはちょっと危なすぎる。
「どーすんのよ、ウサト」
「治癒爆裂弾」
「あっ」
掌に作り出したソフトボールほどの大きさの治癒爆裂弾を軽くアーミラさんと先輩の戦っているフィールドのど真ん中に放り投げる。
ぽーんと軽くバウンドした治癒爆裂弾を目にした二人は、一瞬動きを止め―――、
「「え?」」
――治癒魔法の爆発に巻き込まれる。
周囲が治癒魔法の癒しの粒子に包まれたところで、地面に倒れ伏し冷静になった先輩とアーミラさんに近づく。
「な、なななななにするんだウサト君!? 走馬灯だよ! 走馬灯走っちゃったよ!?」
「そそ、そうだ! 戦士の戦いに水を差すなど何事だ!! ち、治癒魔法の爆発など初めて受けたわ!!」
「あ、よかった。正気に戻ったんですね?」
「正気じゃないのはお前だ!?」
アーミラさんにツッコミをいれられながら戦闘の終わりと、次に先輩が僕と模擬戦をすることを知らせる。
「……。まあ、多少は動けたのでここらでやめておくとするか。よく考えると私もやりすぎてしまったからな……。すまない、ウサト。迷惑をかけたな」
「いえ、気持ちは良く分かりますから」
「はぁ。羽目を外しすぎたなぁ。私は上に戻るとするよ」
手をひらひらと振りながらアーミラさんが上へと戻っていく。
彼女を見送った後に、先輩へと向き直る。
「今度は私がウサト君と模擬戦っちゃえばいいんだね」
「模擬戦っちゃう……? ええ、まあ、そうですけど……。魔力は大丈夫ですか?」
「ん? 勿論、大丈夫さ」
さすが先輩だな。
魔力量は僕とは比べ物にならないほどに多い。
「勝負形式はどうする?」
「周りに影響が出ないようにと、今後の護衛の任を考えて派手な攻撃はなしでお願いします。同化の程度はどうしましょうか? 今、フェルムとネアと同化しているんですが……」
「そうだね……フェルムとネア、それと私と同化で、ってウサト君のお腹から拳が飛んできたー!?」
自分との戦いかな?
フェルムが突き出したであろう拳を先輩が避けるのを目にしながらそんなことを思う。
「多少の魔力を使った模擬戦ってことにしましょう。僕は籠手アリ同化アリ、先輩は刀アリ雷獣モードアリということでいいでしょうか? 周りに被害の出る技は禁止ということで」
「うん、それでいこう」
そうと決めたらフィールドで向かい合うように距離を取る。
黒い魔力を操作し、闇魔法で左腕と両足を覆い、右腕に籠手を纏う。
一方の先輩は鞘に納められた刀の柄に手をかけ魔力を溜め始める。
「アーミラとは魔力のぶつかり合いのような戦いだが、君とは純粋な攻防戦になりそうでちょっとワクワクするよ」
「貴女が相手なので、僕も全力で防御します」
『全力でサポートしなくちゃ危ないわね、これ』
『こいつ、普段はああでも真っ当に強いから気をつけないと。……アマコがいればなぁ』
始まりの合図はない。
どちらからでも仕掛けてもオッケーだが……どうやら、先輩から先に仕掛けてくるようだ。
居合の構えのまま、深く頭を下げた体勢になる先輩。
「雷電・威走り」
「ッ!」
反射的に腕を前に構え、すれ違いざまの斬撃を防ぐ。
遅れて響く金属音に笑みを浮かべながら、振り返り様に腕を置き、切り返してきた先輩の刀とぶつけさせる。
「ハハッ!」
「フフッ!」
その音を合図にさせるように、さらに電撃を纏い雷獣モード2となった彼女が超高速の斬撃を向けてくる。
それらの攻撃と反射神経と直感で防ぎながら、こちらも彼女を追う。
「治癒加速拳」
魔力の衝撃波を用いた高速移動。
魔力回しにより以前よりスムーズ且つ隙のない移動で、先輩の前に先回りする。
「ふんッ!」
「あまーい!!」
突き出した拳に手を添えられ、ぐぃん!! と僕の視界が一回転しながら猛烈な勢いで地面へと向かう。
合気!? こんな技まで使えたのか!! だがァ!!
「逆噴射! 姿勢制御!!」
「嘘でしょ、ウサト君……?」
足から魔力を暴発。
さらに肩と腕からも衝撃波を放ち空中で体勢を整え、反転しながら先輩の前に着地。
逃げられる前にデコピンの形にさせた指を向け、魔力弾を弾き飛ばす。
『拘束の呪術』
「治癒指弾」
「うぉぅ!?」
先輩の肩あたりに魔力弾が直撃する。
彼女の肩に拘束の呪術が発動するが、その直後に先輩が電撃を纏い拘束の呪術を破壊してしまう。
『駄目ね、帯電してるスズネに拘束の呪術は効果が薄いわ』
『なら、捕まえて縛り上げる!』
フェルムが操った闇魔法の手が飛び出し、先輩を掴み取る。
彼女は瞬時にそれらを切り裂き、跳躍と共に上段に掲げた刀を振り下ろしてくる。
「威寅!」
「治癒弾力拳!」
振り下ろした刀と弾力付与を纏わせた拳がぶつかり、お互いに弾かれる。
空中でくるりと一回転した先輩は刺突の構えを取り、着地と同時に地面が爆ぜるほどの勢いでこちらに突撃を繰り出した。
「子の火突き!!」
「———ッむッ!?」
完全にこちらの虚を突く一撃。
右腕の籠手で受け止め、大きく体勢を崩されるが、後ろに倒れる前に開いた手に魔力を籠め先輩の前で思い切り打ち鳴らす。
「治癒猫騙し!」
「ぶふぉ!?」
ガチィーン!!! という破裂音と同時に治癒魔法の衝撃波が響き渡る。
目の前でモロに食らった先輩は涙目になりながら僕を見る。
「ね、猫騙しの威力じゃないよそれ!?」
「はっはぁ! 魔王にも効いた技ですよぉ!!」
『そうなんですか?』
『……言うな』
すぐさま体勢を立て直しながら、混乱から立ち直った先輩と向かい合う。
「治癒加速拳!」
「雷獣モード2!」
お互いに一瞬に加速状態へと移った僕達は、狭いフィールド内を鬼ごっこするように駆け回りながら戦いを繰り広げていく。
衝撃波で加速させる治癒加速拳と、弾力付与による加速。
それを合わせて、先輩へと追いすがる。
『いったいなにが起こっているんだ……』
『全然目で追えねぇ……あれが同じ人間かよ……』
『あれが、魔王と戦った者の力か』
『……治癒魔法とは?』
やはりというべきか、早さ自体は先輩の方が速い。
普通ならその圧倒的な速さについていけず防戦一方になるが―――、
「いただきだよ!」
「おっと逆噴射ァ!」
僕には魔力の衝撃波という自由自在に向かう方向を変えられる技がある。
目の前で刀を振ろうとする先輩に、前に構えた掌から魔力の衝撃波を発し、慣性に従って後ろに後転する。
「なぁ!? ウサト君それ反則すぎない!? 君だけ動きがSFじみているんだけ、ど!!」
電撃の残滓を残しながら繰り出される斬撃。
目視でそれを避けていくと、その一つが僕の構えた左手に当たり―――紫色の文様に弾かれる。
「! 耐性の呪術か!」
『ホッホホゥ! あなたの斬撃なんて全然効かな――』
「なら、こうかな!」
繰り出された突き。
斬撃が効かないと見るや、すぐに刺突に切り替えてきた!?
さらに左手に逆手に持った鞘で、耐性の呪術に包まれた僕に打撃を仕掛けてくる。
状況判断が並じゃない。
「そして、それの攻略法は別種類の攻撃か―――」
やや大きく後ろに飛びのき、納刀し深く構える先輩。
彼女の持つ刀と鞘に電撃が濃縮されていく。
「ゴリ押しで耐久値をゼロにすれば破壊できる!!」
系統強化まで使うつもりか!?
まずい、と思い僕は背中から闇魔法で作られた爪のような手がつけられた翼を二つ生やす。
それを大きく広げ、両腕と同じように防御させるように構える。
「全力で凌ぐぞ!!」
『フェルム、やるわよ!』
『ああ!』
先輩の纏う電撃が系統強化の発動を意味する紫色へと変わっていく。
雷獣モード3……いや、違う。
全身を覆っていくはずの電撃は、今や彼女の刀の柄を握る右腕と、その左足にしか纏われていない。
「君のやり方を見て、思いついた技だ」
「……!」
「雷獣モード2.5。部分系統強化」
―――先輩の姿が掻き消え、それを認識すると同時に側方から衝撃が走る。
峰での一撃……! 全方位からの連続攻撃か!
雷獣モード3のような理不尽な速さではないが、それでもキツイ!!
「やってやる!!」
自身の腕と、背中の闇魔法の腕。
四本の腕を駆使しながら全方位から迫る攻撃を捌いていく。
耐性の呪術が破壊されていく音を耳にしながら、全ての攻撃を捌き切った僕はボロボロになった背中の翼を目にする。
やはり系統強化によるスピードアップは異常なまでに速い。
ならば、目と耳から入ってくる情報からではあまりにも遅すぎる。
「フェルム、ネア! 防御を頼む!!」
『ネア、またこいつなんかするつもりだぞ!』
『貴方いつも追い詰められると変な技ばっかり編み出すわね!?』
両腕の動きを止める。
その間、四本に増えた闇魔法の腕が僕を包み込むように守ってくれる。
猶予は数秒。
なら、その間に先輩への対策を行う!!
『ねえ、なんでこの人目を瞑ってるの? なんで?』
『耳も闇魔法で塞いでるんだけど!? おかしくないか!?』
初めてする試みだが、ここでやってこそだ。
魔力を纏わせた両手を打ち鳴らし、周囲に治癒魔法の波動を放射させる。
視覚と聴力を防ぐことで、見えてくる新たな景色。
―――感じ取れる。
今まで目に見えていたからこそ気付けなかった感覚。
拡散され、粒子状となった治癒魔法が発動する生物の反応。
「そこだ!」
治癒魔法の範囲内に割って入ってくる存在を察知する。
右斜め後方!
そちらに腕を伸ばし、振り下ろそうとした刀の峰を受け止め、掴み取る。
「え、嘘!?」
「ネア!!」
『嘘、魔力感知をしたの!? や、やるけど!!』
「こ、拘束されるるる~!?」
とりあえずこの模擬戦の決着をつけるべく、先輩をネアの魔術で拘束してもらった。
新しい技。
名付けるなら治癒エコーロケーションだな……!
●
模擬戦を終えた僕達はまた魔王の元へ戻ることなった。
模擬戦自体は僕の勝ちみたいなものだが、先輩が刀の刃を使っていれば間違いなく僕が負けていたので引き分けみたいなものだろう。
「普通、系統強化まで使いますか?」
「君じゃなかったら模擬戦では出さないよ。対応してくれるって確信があったからね。でもまさか、系統強化状態の私を捉えられるとは思わなかったなぁ。いったい、何をしたの? ウサト君」
「治癒魔法を周囲に拡散させたんですよ」
歩きながら先輩に説明をする。
正直、僕としても試行錯誤が必要な技術なので凡そしか説明できないけれども。
「魔力弾を操作している時って、相手に当たった時とか破壊された時ってなんとなく分かるものでしょう?」
「あ、確かに」
「僕は魔力を操作することが苦手でしたが、魔力の感覚だけはあったのでそれをちょっと応用したんです」
飛んだ魔力は目を瞑っていても感じられるのか?
ほとんどの人が気にしていなかったことだろうけど、それは感じられるものなんだ。
魔力というものは魔法を使った者の手を離れたとしても、なにかしらで繋がっている。
そうじゃなければ、魔力弾を操るなんて芸当はできないはずだ。
「なら、話は簡単です」
それを魔力弾ではなく、空中を漂う粒子として周囲にまき散らしたらどうなる?
「魔力を拡散させ、周囲に撒くことでその魔力の範囲内にいる存在を視覚や聴覚ではなく、身体でダイレクトで感じ取ることができる……という感じです」
「なるほどねー。私はウサト君の治癒魔法に引っかかっちゃったってわけなんだね」
「そこまで広範囲ではないんですけどね。ははは」
この技術を突き詰めれば、どこか見えないところにいる怪我人を見つけることに役立てられそうだ。
「多分、こいつしかできないと思うわよ」
「え、そんなことないと思うけど……」
僕がそう言うと、ネアがジトーっとした目で見てくる。
「貴方、魔力回しのやりすぎで、カズキとは別の方面で魔力操作が異常の域にあるのよ? 彼が外の魔力操作に特化しているとしたら、貴方はその内側に特化しちゃってるの」
「ああ、なるほど。つまりウサト君は、魔力を感じ取る感覚が研ぎ澄まされているってことなんだね」
「その通りなのよ……」
「あの変な遊びが、そんなことになるなんて……」
先輩の言葉に頷いたネアに、やや引いているフェルム。
僕が内側の魔力操作に特化か、自覚はあまりなかったけれど……今後はそっちの方面を伸ばしていくのもありかもしれない。
勿論、肉体的な訓練は怠らないが。
「それ、あとでウェルシーあたりに話しておきなさいよね。カズキと違って、貴方のはやろうと思えば誰でもできちゃうおかしなことなんだから……」
「えぇー、誰でもできちゃうのかよ」
「そうよ、フェルム。 方法を見つけちゃうこの人がおかしいだけで、訓練法そのものは子供でもできちゃう簡単なものなんだから。……根気よく続けるかどうかは本人次第だけどね」
誰でもできるなら、広まってほしいな。
別に僕だけの技術にしたいわけでもないし、できる人が増えてくれるならどんどん広まって有効活用していってほしい。
「しかし、どうやら僕は第七の感覚に目覚めてしまったようですね……!」
「魔力を感じ取る感覚だから、魔覚って感じかな? 誰でも持っているけど目覚めてないって、かっこいい……!」
「なにを言っているのかしら、この人達」
「気にするだけ無駄だろ……」
本来するつもりのなかった模擬戦ではあったけれど、思わぬ収穫があったな。
よし、今夜ベッドの上で座禅組んで試行錯誤してみよう!
また変な技術を身に着けたウサトでした。
直接的な威力はないのですが、実際は中々にえげつない技となる予定
危険が付き纏う系統強化よりも、子供でもできる魔力回しを極めれば誰でも目覚める可能性があるのが地味に大発見ですね……。
今回の更新は以上となります。




