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第百三十三話

お待たせしました。

第百三十三話です。

最初にお知らせしますが、前の更新と同じように間を空けて次話も更新したいと思います。

 ネアに助けられ、牢屋を出ることに成功した僕達は未だに状況を把握できていないハヤテさんと共に地上へ続く階段を上っていた。


「ネア、アマコの方は大丈夫なのか?」

「ええ、今は夜だから誤魔化せているわ。あっちからすれば、フクロウの私はただの使い魔だから、そこまで危険視されていないみたい」


 後ろにいるハヤテさんは、ネアの使い魔という発言に驚きの声を漏らした。


「使い魔? その子は魔物なのか!? 人型の魔物だって珍しいのに、まさか使い魔になっているなんて……」

「話せば長くなるので、そこらへんは省きます。僕の使い魔、ネアにはフクロウに変身してアマコについてもらっていました」

「そ、そうか、流石に人型の魔物が化けているなんて思わないから……」

「そうです」


 使い魔単体ではそれほど危険視されない。

 ましてやネアは、脅威なんて欠片も感じさせない脳天気そうなフクロウをナチュラルに演じているから、こいつが強力な魔物だってこともバレない。


「でも、作戦ってのは分からない。君達とアマコの会話にはなんの意味があったんだ?」

「まずは僕達が死ぬなんて予知を見たことをアマコが話したことです。まずそれが正しい予知でも、今のあの子はああいう風に諦めたりしません」


 ネアに刺された僕を見た予知。

 アマコは自分の予知に絶対の信頼を置いていたから、その通りの未来になると考えていた。だけど、未来は一つの側面だけで、全てを理解できないことを彼女は学び、知った。

 そんな彼女の口から、予知を見たから諦めろだなんて台詞が出てくるわけがない。

 今のあの子なら絶対真顔で「え? この程度じゃウサトは死なないよ」って言うもんね絶対。

 そもそも、仲間全員といっておいてネアが入っていない時点で嘘だと分かっていた。


「というより、どうやったら貴方が死ぬのよ。龍人と真正面から戦うような化物よ? 人間のアルクはともかくとして」


 ……ハヤテさんに説明している今、ネアへのお仕置きは後にしよう。

 覚えてろよ、リングル王国に帰ったら犬耳生やしたまま犬上先輩に差し出してやるからなァ……!


「それと一人で考えてもってところですね。まず、アマコは一人じゃない」

「……っ、そうか。アマコにはこの子がついていたから……」


 ブルリンもいますけどね。

 あの場では、あえて僕とアルクさんの名前しか言わなかったから気づけた。


「あとは……アマコは一人じゃ考えなんて浮かばないと言っていたこと。まず最初の時点でアマコが嘘を言っているのが分かっていましたから、僕はネアがアマコの母親を救う手がかりを見つけたと判断しました。そうだろ、ネア?」


 前を歩くネアにそう声をかけると、少し驚いた様子で振り向いた。


「まあ、確信はないけど、一応見つけたわ。でも……よくそんな考えに至ったわね。貴方、本当にウサト? なんか察しが良すぎて気持ち悪い……あ、ごめんなさい。謝るから耳元で手を鳴らすのはやめて」

「……はぁ。君が『トワ』を知って、調べないわけがないからね」


 僕の察しがいいのは、最初の時点でアマコの言葉が嘘だと分かっていたからだ。

 ネアに関しては、最近はナリを潜めているが、本来の彼女は好奇心旺盛な性格をしている。『トワ』という特殊な魔道具のことを知って、ネアが調べにいかない方が不自然だ。


「一番不安だったのが、君が僕達を助けに来るかどうか。まあ、枷と檻を壊して脱出することはできたんだけど、それじゃあ音で気付かれて騒ぎになっちゃうからね。だから、朝日が出るまで君のことを待っていた」

「それじゃあ、君達がずっと黙っていたのは……」

「落ち込んでいるようにみせかけた演技です」

「……アルクも?」


 ハヤテさんの言葉に苦笑しながらアルクさんは頷くと、彼はがっくりと肩を落とした。

 心配してくれたんだなぁ。

 アマコのためだけじゃなく、僕達のために怒ってくれたのだろう。


「ネア、ブルリンを見たか? どこにいるか分かるなら、連れて行きたいんだけど」

「その心配は無用よ。ここに来るときに私が連れてきた。……偶然見つけた彼女と一緒にね」

「彼女? 他に誰か連れてきたのか?」

「い、いやー、あれは連れてきたというより、拾ったと言った方が正しいかも知れないわ」

「?」


 微妙な表情でそんなことを言うネア。

 そのことを訊こうとすると階段が終わり、地上についたことに気付く。

 久しぶりとさえ感じる外の空気と、真上から差し込む月の光。ようやく外に出ると、扉の横から誰かが僕へ飛びかかってきた。

 敵か!? と思ったけど、飛びかかってきたのが誰か気付くと避けずにそのまま受け止める。


「ウサトォ―――! アマコが捕まっちゃったんだよぉぉぉ! 私もなんとかしようと思ったけど、全然駄目だった! 兵士さんからお菓子もらって帰されちゃったんだよぉ!」

「リ、リンカか……」


 これはネアも微妙な表情をするのも分かる。

 鼻水やら涙やらでぐしゃぐしゃになった顔で抱きついてくるものだから、団服が汚れないように押さえて、リンカを落ち着かせる。


「アマコは絶対に助ける。だからまず泣き止んでくれ」

「ずびっ……うん」


 この子本当に十四歳?

 大人びてるアマコとは正反対だな。

 ようやく泣き止んでくれたリンカに安堵すると、彼女が飛んできた方向からネアが連れてきてくれたブルリンが近づいてくる。


「グルゥ」

「ブルリン、なにかされなかったか?」

「グフゥ」


 ポン、とお腹を叩いたブルリンの表情はどこか満足気だ。

 まさか獣人の人にたくさんご飯を頂いたとかじゃないだろうな?

 ……ま、まあ、ブルリンも無事でよかった。


「リンカ! よかった。無事だったのか! ジンヤの奴になにかされなかったか!?」


 僕に続いて外に出たハヤテさんが、安堵の表情でリンカに近づく。

 父との再会に対して、リンカは思ったよりも淡泊な反応を返した。


「あ。父さん。出てこれたんだね、よかった。私はなんともないよ」

「あ、あれぇ? なんか反応が淡泊すぎじゃないか? なんかこう……もっと喜んでくれてもいいかなーって……」

「だってお父さんだし。それよりアマコの方が重要だよ!」

「ひ、酷い……」


 反抗期の娘かな……?

 あっけらかんとしたリンカに大きく肩を落としているハヤテさんは、気を取り直してこちらに向き直る。


「……ウサト、今からフーバードを呼ぶけど、構わないかな?」

「え?」

「ちょっと、フーバードなんて呼んだら周りに勘付かれるじゃない」


 誰かに手紙でも送るのだろうか?

 ネアの疑問も尤もだけど、ハヤテさんにも考えがあるらしいので最後まで聞いてみよう。


「僕は立場上、族長の補佐を任されていて、その一環で国の警備の為に警備隊を指揮していたんだ。だから、部下達にここを脱出して、国から離れた場所で合流するように伝えたいのだけど……駄目かな?」

「部下? 部下って……ここに来たとき一緒に出迎えた彼らですか?」

「うん、そうだね」


 僕が怖がらせちゃった獣人の女性のことかぁ。

 どうしたもんかな、ここでフーバードを送るのはちょっと不用意な気がするけど。


「……ジンヤの部下とか紛れ込んでいるんじゃないの?」

「それはないと思う。僕が補佐になる前からの部下ってこともあるし、何より現場から離れた場所で指示を出すことが多い僕を監視をするならもっと良い場所があっただろうからね」


 なるほど。

 族長の補佐というなら、警備以外にも沢山仕事があるのだろう。

 それならわざわざ警備隊でハヤテさんを見張るより、もっと近い立場に潜り込ませた方がいいはずだ。


「それに……今の僕達には一人でも仲間が必要だからね」


 そう呟いたハヤテさんの瞳は、なにかを覚悟しているようにも見えた。

 確かに、これからのことを考えると仲間は一人でも欲しい。

 顎に手を当てて悩んでいると、少し慌てながらハヤテさんは続けて言葉を紡ぐ。


「あ、フーバードの方も心配はいらないよ。今から呼ぶのは、普通のフーバードじゃなくて部隊専用のフーバードだから、部下以外の者には誰にもバレないはずだよ」

「ウサト、貴方が決めなさい」

「……分かりました。でも、細心の注意を払ってください」


 危険な部分もあるけど、僕達にとってプラスになる部分もある。待ち伏せの危険がある合流地点には、僕とブルリンがハヤテさんについていけばいい。

 僕の言葉に頷いたハヤテさんは、指を咥えて口笛を鳴らした。

 あとはハヤテさんのフーバードを待つだけなので、僕はこの時間を利用してネアと話すことにした。


「ネア」

「分かってるわよ。アマコのことは任せておきなさい」

「ありがとう。それと……アマコの母親を助ける方法は分かっているんだな?」

「確証はないけどね。でもやる価値はある……問題は、『トワ』ってのを完成させるのを待つしかないってことね」

「完成を待つ? ……ということは、その為にアマコが残ったのか」

「ええ」


 アマコの母親を救う条件に『トワ』が入っているならば、それを組ませなければならない。しかし『トワ』はアマコがいなければ組まれることはない。

 だから、アマコは自分から残った。


「アマコも無茶をするなぁ……」

「貴方はいつもそんな無茶をしてるけどね。分かった? 私達の気持ち」


 ああ、これは色々と言いたくなるよな。

 いざ相手の立場になると、なにもできない自分が歯がゆく思える。

 ……今は、感傷に浸ってる場合じゃない。騒ぎを起こしていないとはいえ、ここは敵地のど真ん中。悠長にしてはいられない。


「それとジンヤの予知魔法について分かったことを伝えるわ」

「ん? なんだ?」

「ジンヤの予知魔法は、アマコの予知魔法より弱いってことね」

「え、そうなのか?」

「ええ、アマコの予知した未来を聞いてなにも言わなかったらしいわ。平時の予知できる範囲も十秒以内くらいでしょうね」

「なんでそんなことまで分かる?」


 続けての質問にネアは悪い笑みを浮かべた。


「だって貴方を捕まえる為の動きがあまりにもおざなりすぎるからよ。多分あれ、ウサトのことただの人間だと思って罠を張っていたのよ。ウサトを止めた時の慌てようからして、貴方がなにかやらかそうとしてたんでしょ? しかもそれが成功しちゃったから、あそこまで取り乱した」

「……なるほど」

「つまり、未来が見えていてあの程度の対策しかできないってことは、ジンヤの使う予知魔法もたかが知れてるってことよ」


 なんだかすっごい人外扱いされている気もしなくもないけど、それは置いておこう。

 つまり、アマコとネアによればジンヤさんの予知魔法は、アマコの下位互換ということか。まあ、どちらにしても弱い魔法だなんて言えないけど、これは良いことを聞いたな。


「あとそれと、事後承諾になっちゃうんだけど……私の能力ってここで使っても大丈夫?」

「……君の能力、か」


 この場合、魔術ではなく、先ほど使った吸血鬼のチャームと人を操る能力のことだな。今の今までは、体面上使うことを禁じてきた人を惑わす力。

 人を操る方法をとりたくなくて、今の今まで使わないでもらっていた能力だけど、この状況で使わない手はない。

 むしろ、ここまでコケにされているなら、思う存分にやってやろう。


「何人くらい味方にできる?」

「私自身、行動時間が限られてるし、予知魔法を持つジンヤがいるから細心の注意を払って動かなくちゃいけない。それに魔力の問題もあるから……大体、三日間でここの兵士の三……四分の一くらいはいけると思う」

「ジンヤさんを直接操れない? もしくはチャームで悩殺したりとか」

「それは無理。予知魔法相手にリスクも高いし、あと一応説明しておくけどチャームは誰にでも効くわけじゃないわよ? ウサトみたいに精神が異常に強い相手にはほとんど効かないわ」


 精神が強い者には効かないか。

 それに人を操る能力も、相手に噛みつかなければならないから相手の隙を突かなきゃ意味がない。

 便利なものには欠点があるっていうけど、ネアの能力も例外じゃないな。


「寝込みを狙おうにもガッチガチに護衛で守られてるから、限られた時間ではほぼ不可能よ。あの男、意識がないときは徹底的に自分を守っているわ」

「それもある意味当然か」


 ジンヤさんは、恐らく予知魔法に全幅の信頼を寄せているはずだ。そんな彼の唯一の弱点となる就寝時になにも対策を施さない方がおかしい。

 予知魔法をよほど信頼しているようだけど、それが弱点にもなるな。


「……よし、分かった。できるだけ怪しまれないように動いてくれ」

「分かってるわ。私だって、三〇〇年間誰にも気付かれずに一つの村を支配してきたのよ? そんなヘマするわけないじゃない」

「誇って言うことじゃないけどね」


 ネアの言葉に苦笑するが、今はその自信が心強い。


「それじゃ、私はアマコのところに戻るわ。あ、そうそうウサト」

「ん?」

「アマコから伝言を預かってるの」


 伝言? 一体、なんだろうか。

 なにか大事なことでもあるのか、と身構えると、やや勿体ぶってネアが伝言を口にする。


「『必ず、助けにきて』だって」

「……!」


 その言葉に一瞬だけ驚くが、僕はすぐに笑みを浮かべる。


「ああ勿論だ。絶対に助けるって伝えてくれ」

「ええ、必ず伝えるわ」


 ポンッ、とフクロウに変身し、頷いたネアは夜の暗闇に溶けるように飛んでいった。

 残された僕は、一度深呼吸をして覚悟を決めた後、アルクさん達の方へ振り向くのだった。



 ネアと別れた後、部下達にフーバードを送ったハヤテさんは僕達を連れて、獣人の国からの脱出を試みていた。

 脱出といっても、今は誰もが寝静まっている時間帯。見張りの兵士以外は外を出歩いていないので、移動自体はそれほど難しくはない。


「やっぱりネアを待っていて正解でしたね」

「そうですね。あの場で騒ぎを起こしていたら、脱出も困難になっていたかもしれません」

 

 最悪、僕とブルリンで全員担いで脱出というのもあるけど、それはあまりにも危険なので最終手段のつもりだった。

 だから、誰にも気付かれないで脱出できて本当によかった。


「でも、馬も連れてきたかったです」

「小回りのきくブルリンはともかく馬を連れては暗闇での移動に支障をきたしますからね……。次に来たとき、アマコ殿と一緒に取り返しましょう」


 一緒に長い道を歩いてきた馬も、僕達の仲間だ。

 だからこそ、見捨てず連れて行きたかったけど……今は置いていくしかなかった。


「……」

「リンカ、まだ怒ってるのか?」


 僕の隣を歩いているリンカは、ムスッとした表情でこちらを見上げてきた。


「当たり前じゃん。アマコがそんな超くだらない理由で捕まったなんて聞けばこんな顔にもなるよ」


 アマコがどうして捕まったのかを、リンカに話した。

 本当は話さない方がいいかもしれないけど、この子はアマコの友達だからちゃんと説明したほうがいいと判断した。

 話を聞いたリンカは、顔を真っ赤にするほど怒った。


「アマコがなにをしたっていうんだよ……。そんな勝手な理由でアマコはお母さんも奪われて、今度は自由も奪われるって……そんなのおかしすぎるよ」

「……そうだね、僕もそう思う」


 リンカの言葉に、僕も感情を押し殺して同意する。

 そんな僕の様子が気になったのか、若干訝しみながらリンカが僕を見上げた。


「ウサトは怒ってないの? さっきから全然怒った様子見せないし」

「僕? 僕は……怒ってないよ」

「嘘だ」


 すぐに返された言葉に驚いていると、リンカはどこか自信ありげな表情を浮かべた。


「ウサト、実はもの凄く怒ってるでしょ? だって今のすっごい不自然だった。目が全然笑ってなかったし、普通なようで全然普通じゃなかった」

「……やっぱり僕は顔に出やすいのかな」


 実のところ、ずっと怒りを抑えている。

 だけど、檻の中でそれを爆発させなかったのは僕の怒りがアマコの為にならないからだ。


「正直に言うと怒らないわけがないよ。仲間が酷い目に遭おうとしているんだからね。だけど、今は自分の怒りを優先している場合じゃないから、僕は冷静であろうとしているんだ」


 今回は我を忘れて暴れても解決できない問題だ。

 アマコを救い、そしてカノコさんの命を助けなければならない。

 その為に、今は怒りを抑えて我慢するしかない。


「でも爆発しちゃうと、大変なことになっちゃうかもね。ははは」

「本当に大変なことになっちゃうかもね。ウサトって足も力も獣人越えてるし」


 僕の冗談にリンカはようやく笑顔を見せてくれた。


「でも本当にどうなっちゃうんだろ? もうおっきい魔物みたいに暴れ回っちゃうのかな?」

「流石にそれは―――」


 ない、と口にしようとした瞬間、ブルリンが何かに気付いたように顔をあげたことで僕は意識を切り替えた。


「おい、お前達!」


 同時に後方から声。

 誰よりも早く後ろを振り向いた僕は、二十メートル以上ほど離れた場所で灯りを持ち、武器を構えようとする二人の獣人を視界に映す。

 それを認識すると同時に、地面を強く蹴り一息で二人の獣人の目と鼻の先まで接近する。


「へ?」

「は?」

「ごめんなさい」


 小さく呟きながら、治癒パンチを腹部に一撃ずつ叩き込む。

 手加減はしているが、確実に気絶させられるだけの力でぶつけたので、夜が明けるまでは目が覚めることはないだろう。

 二人の獣人に怪我がないか確認したあと、額を拭いながらアルクさん達の方へ振り返る。


「ふー、よかったバレる前に気絶させられて……ん?」

「「……」」


 背後を見れば、顔を青ざめさせ呆然としている親子二人の姿。

 彼らの近くには苦笑しているアルクさんに欠伸をしているブルリン。

 改めて、気絶した兵士を見た僕は、すまし顔で戻る。


「命に別状はありませんから大丈夫です」

「「嘘だぁっ」」


 親子って似るもんだね。

 声を押し殺しながら器用に声を出した二人に僕は引き攣った笑みを浮かべるしかなかった。

ウサトは相手を気絶させる際、首トンなんて器用なマネできないので殴ります(無慈悲)


一番怒らせてはいけないのがウサト。

しかし、一番敵に回してはいけないのがネアです。

次話は、前の更新と同じように明日の朝6時ちょうどに更新いたします。



※「治癒魔法の間違った使い方」第六巻についての活動報告を書かせていただきました。

 第六巻の表紙イラストについては、既にMFブックス公式サイトにて公開されております。

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― 新着の感想 ―
[良い点] たぶん、ジンヤは少数民族の指導者として滅びないように動いてるんだろうなあ。 たぶん。 [一言] 絶対怒らせてはいけない人と絶対敵に回しては行けない人。 両方敵に回したジンヤの明日はどっ…
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