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フレンド 7話
パーンという銃声が聞こえると同時に、
僕の近くの木に小さな穴が開いた。
とその時
その男3人を後ろから2人の子供が撃っていた。
僕は何が起きたのかすぐには理解できなかった。
「大丈夫かよ!!」
と聞きなじみのある声がした。
大輔だった。
それに隣に亮がいた。
このとき僕は助かったのだと実感することができた。
そして僕は、家に着いた。
弟しかいなかったが、家族みんな無事らしい。
それから
僕達3人は、狂ったように大人を殺していった。
‘大人狩り‘
というやつだ。
今日だけで2000万円手に入れた。
みなさんなら命というものを懸けて1日で2000万円
手に入ったとしたら何しますか?
僕は、この一日で2000万円という金額よりも、
桜のためだけでなく、みんなとこの7日間を戦うことをやっと決心した。