フレンド 5話
僕達8人は、学校の保健室にたどり着いた。
学校の鍵は開いていて、
人らしき人は誰もいなかった。
保健室には、4つのベットと4つソファーがあったので、
寝床も心配なかった。
そして、さっきコンビニで手に入れた
食料も冷蔵庫の中にしまった。
「100円ショップ行かない?」
と優斗が誘ってきた。
それに菜々と寅がついていく
ということになった。
「シャワー確保したいな……」
と美優が言ったので、
亮と大輔がシャワー確保の旅にでることになった。
「じゃぁ……桜と流星は留守番しててね」
と菜々が言った。
「了解。じゃぁ気をつけて」
僕と桜の2人きりになった保健室。
「いいたいことがある。」
僕は桜の手を強く握り締めた。
「何?」
「桜。僕はあなたのことが好きになった。
一生一緒にいたい。だから
この戦いで1億円稼いで、この戦いで生き残って、
僕が18歳になって、桜を幸せにできるような
男になったら僕と結婚してください。」
桜は、僕と目をそらした。
「いきなりでびっくりした……
私も流星のことが好き。だから結婚の話もいいよ!
その代わりちゃんと私を
幸せに出来る男になってからね。」
「やったぁー。
絶対幸せに出来る男になります。」
「じゃぁ、この戦いが終わったら、キスしようね。」
まずは、この7日間。この7日間だ。