フレンド 4話
まず僕達は、近くのコンビニに向かった。
七日間の食料を手に入れるためだ。
店の中に一人大人の店員がいた。
「どーする?」と亮がみんなに問いかけた。
「あの人殺さなきゃ中に入れないね…」と菜々が答えた。
「俺にいい案がある流星以外ちょっとみんな離れてくれ」と大輔が言った。
みんなは、僕達から離れた。
すると、「流星、あそこの影から、店員がでてきたところを撃ってくれ。
俺が店員を誘き寄せる。」
と言った。
僕は「わかった。」といって、影へ向かった。
僕が大輔にOKサインを出した直後に、
大輔は、コンビニの窓ガラスにエアガンを2発撃った。
すると店員がエアガンを持って向かってきた。
僕には気づいていないようだ。
作戦通り、店員が外にでてきた。
僕は、エアガンの引き金を引いた。
「バーン」
僕の撃った弾は、店員の脳天を貫いていた。
店員が倒れた直後に、僕のエアガンのカウンターが
「カチ」と1とカウントされた。
僕は、100万円を手に入れたことになったが、
その喜びより、人を殺してしまったという
罪悪感が襲ってきた。
でも、生き残るためには、この罪悪感に慣れるしかなかった。
慣れるしかないんだ。
幸い店員は、一人しかいなかったため、
8人は7日分の食料と飲み物を買い物かごに入れて、
コンビニを後にした。
そして学校の保健室へ向かった。