フレンド 1話
初めての作品です。
~プロローグ~
学生が大人に命を狙われる。
そんなことがあってもいいのだろうか。
子供を殺したい…
そう思っている愚かな大人たちがこの世にはたくさんいる。
今は西暦2511年人口約1億人。
その10%が学生だ。
6歳から18歳までの人達が約1000万人いる。
犯罪を犯すといえば精神が未熟な子供が多いのも事実だ。
そんな子供を殺したいというこの国の大人の計画だった。
今日も何気ない一日だった。
僕大宮流星は、
学校から帰ってきて郵便ポストを見ると大きな封筒があった。
中には、エアガンが4個入っていた。
何だろうと思いながらテレビをつけた。
「全国の学生に告げる。 君達の家にエアガンを送った。 それを使って大人と殺し合いをしてもらう。」
どのチャンネルも全く同じだった。
明後日の午前1時から一週間後の午前1時までの期間
その期間に大人なら学生、学生なら大人を一人殺すたび100万円国からもらえる
という内容だった。100人殺せばたった一週間で億万長者になれる。
自由参加だが、この賞金を考えれば大抵の人は参加するだろう。
それに参加していなくたって命が狙われているのだから
参加せざるおえなかったのだ。
流星はそんなことあまり気にしていなかった。
翌日学校に行くとクラスの皆がこの話題で盛り上がっていた。
「流星! 俺ら皆で一億円目指そうぜ」
と佐藤優斗が言った。
周りには斉藤寅之助、藤本亮、西野大輔、の男5人に
宮元桜、杉山菜々、山口美優の女3人がいた。
これがいつものメンバーだ。
「目指せ億万長者」と流星は大きな声で言った。
このときまだ僕はこのことを軽くしか考えていなかった。