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6.エピローグ
それから。
勇者は神の加護のおかげか生還した。王と民衆は勇者の功績を讃えた。
「吾の国は勇者が救った。彼こそが光の使者だ。我らを祝福したまえ!!」
勇者はライト王国の象徴たる存在になった。
王国はどの町も活力に満ちていた。最初の村は再び農耕に栄え、アスタの金槌はより大きな音を鳴らした。シームの七色の船は渦巻きを起こし、西の村の復興は進んだ。そして城下町は毎日祭りをする賑わいであった。
しかし魔物は完全に消えたわけではなかった。まだ大陸では魔物が人を襲っていた。勇者はその使命を全うするのであった。
ライト城の地下から変な物音がした。勇者は王に頼まれて地下迷宮の黒影へ歩み出した。勇者の冒険はまだ続くのでした。
めでたしめでたし……。




