428
PSP「428 〜封鎖された渋谷で〜」をクリアー。
ふう。
発売当時、ネット上でネタバレコピペがよく貼られていたのを覚えている。タマ=◾︎◾︎とか、カナン=◾︎◾︎◾︎とか。まったく……。
アドベンチャーゲームである。
サウンドノベルゲームである。
○ボタンを押して物語を読み進めていく、そういう感じのゲームだ。
それだけなら良くある感じだが……。
実写ゲームであり、複数の主人公の物語が絡み合うザッピングシステムを搭載したゲームである事が、このゲームを他のアドベンチャーより一風変わった、一線を画したものにさせていると思う。
現実の渋谷が舞台になっている。実写だ。
俺はよう知らんが、渋谷マニアからしたら堪らないものがあると思う。
前作(?)の"街"も5年くらい前にPSPで遊んだが、それに登場する松濤公園に行ってみたことがある。
誰も居なかったのでチラっと見てすぐ帰った。
当然主人公やその他キャラクター達も実写。
場面により様々な表情を見せてくれる。
イラスト仕立てのゲームとはまた違った味わいが生まれている。
主人公が複数存在し、渋谷の4月28日のそれぞれの物語がそれぞれ進んでいく。
で、プレイヤーは主人公達を切り替えながら遊んでいく。ザッピングシステムと言うらしい。多分。
そして時に影響し合い、選択肢によって主人公同士が協力したり妨害してバッドエンドになったりする。
バッドエンドを乗り越えつつ、物語の最後まで読み進められればクリアーだ。
このザッピングシステム、面白いと思う。
独特だ。
他のゲームでも使われているんだろうが、各キャラの立場がこのゲームほどバラバラでは無いだろう。
刑事とか記者とか無職やらぬいぐるみやらが奇妙に絡み合いながら生きていくのを自分で読み進めながら俯瞰出来るのがこのゲームの楽しさだ。
この楽しさはゲームならではの筈。
多分。
文章も時に真面目時に感動時に小ネタで笑いを取りに来るなど多彩で癖になる感じだ。
誰が文を書いているのか、一人で書いているのか知らないが上手いなと思う。
時間軸に沿って各主人公の動きや絡みを計算しながら作る、しかも実写で、これはかなり大変だろう。
よく出来ている。
各主人公それぞれのストーリーは最終的に一本に収束する。皆んな揃って大団円だ。
街だと確か最後までバラバラだったから、それぞれ好みは分かれると思う。街だと428以上にキャラも作風もバラバラだ。
ただ最後の辺りはストーリーの進め方が結構難しく、ヒントも無いので苦戦した。
適当に選択肢を当てずっぽうで選んだらたまたま先に進んだ。あまりスッキリしない。
真エンドとかクリア後のおまけシナリオ等を読む方法もメチャクチャだし。分かるわけない。
ふーむ。
まあ楽しかったよ。
キャラは御法川とタマ(ぬいぐるみ状態)が好きだった。
どっちも早めに終わったのが残念。
あとプレイ時間が400時間越えだった。よう分からない。
ちなみに通勤ヒトフデは365問クリアー時点でプレイ時間が表示されるんだが、完全クリアーで34時間46分49秒だった。まあこっちも起動放置が多々あったからあまり正確じゃあ無いと思うが。
続編もあって欲しいが、どうなんでしょう。
今ならスマートフォンとかで作れそうな気もする。
素人でもやる気が有れば似たようなのが作れるかもね。
街や428を遊ぶと、現実も似たようなものなんだよなと思わされる。
誰もが誰かに影響を受け、与えながら生きている。
まあそれが価値あるものかどうかはまた別問題なんだが。
誰も俺の物語には興味ないし。