通勤ヒトフデ
があああああああああああああああ!!!!!
ああああああああああ!!!!!!!
ぐああああああああああああ!!!!!!!
……ふうー。
オアあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!
GBA「通勤ヒトフデ」をクリアー。
ああしんどかった。
脳味噌がブッ千切れるかと思った。
パズルゲームである。
白黒入り混じったパネルに一筆書きでラインを引いて、色を反転させる。
横一列色が揃うとパネルが消える。
全ての列のパネルを消すとステージクリアーというそういう感じのゲームである。ルールは極めてシンプルだ。
どういう風にラインを引くかは自由だが、一度クリアーするとそのステージに新たに始点・終点と手数が設定される。
更にその条件でクリアーするとそのステージに星マークが付き、完全クリアーになる。
で、問題数が365問。
365問プラス、クリア後の高難易度問題プラス、更にクリア後のスペシャル問題プラス、おまけの公式サイトに公開されているパスワード問題。
それら全てを完全クリアーした。
もう本当に大変だった。
勿論攻略サイトの類は一切参照していない。存在するのか知らんが。頼れるのは自分の頭だけ。
もう本当に大変だった。
基本問題数は365問だが、これは一日一問を一年間、通勤中に問いて遊ぶというのがこのゲームのコンセプトだからである。
だから最初に開始日時を設定し、一年分のカレンダーに沿って遊んで行く事になる。
俺のゲーム開始日が2006年2月4日、完全クリアーしたのが2023年3月1日。
一年どころか17年かけてクリアーした。
どんだけだ。
まあ買って数十問解いてすぐ放置していたのを去年あたりからコツコツ進めてようやくクリアーしたという感じだが。
4日スタートというのが非常に気にくわないがしょうがない。
とにかくよくやった。と思う……。
難易度は当然ながら後半に進むにつれて上がっていく。
難易度はレベル1〜8まで設定されており、365問モードだとレベル6までが出題される。
レベル4(200問目)あたりからもう一問一問ヒィヒィ言いながらクリアーしていった。
レベル6は、勿論難しいことは難しいのだが、白黒パネルが交互、いわゆる市松模様状な問題が多く縦方向に突っ切るんだなと予測出来る、かつ答えが最適解一つだけのものが殆どだったので意外と苦戦しなかった。
いや勿論それでも難しかったんだが。
レベル5(300問目)あたりが一番キツかったかも。
レベル7、8もそんなに難しいとは思わなかった。
と思えば、公式パスワード問題の「ベルとひいらぎ」の完全クリアーにちょっと前まで超苦戦していた。
レベル3である。
意外と当てにならない。
基本的には一旦ステージクリアーした後の始点終点手数が設定された後の方が難しいが、それらが無い時の方が何処から進めれば良いのか分からないので悩む事もある。ひとステージで二度美味しいというべきか。
あと規定手数が数手余ることが30回くらいあった。
359日目の問題は16手余った。よう分からん。
まあ一応開発スタッフの想定を上回ったという事だろう。
これも記録されていたら良かったなあと思う。
BGMも良好。
効果音もカーソルを動かす時のカタカタ、全消しした時のシャラーン、完全クリアーした時の鐘の音とか、よく拘られていると思う。
ゲーム、パズルへの没入感を高めてくれる。多分。
個人的にはラインが余って落下した時のコトッが好きである。侘び寂びを感じる。
オフにも出来る。お好みで。
更にエディットモードもある。
自分で好きにヒトフデのステージを作れる。
作ったステージはパスワードが表示されるので、それを打ち込む事で他人に自分のエディットステージを遊んで貰うことが可能。
100面まで保存できる。素晴らしい。
タイムアタックモードもある。速さを極めよう。
パネルの柄やカーソルの色を変える事も可能。
うむ。
と言うわけでボリュームは申し分ないと思う。
如何でしょうか。
お手軽ながらよく楽しめるゲームだと思います。
難易度は全然お手軽じゃあ無いですが。
このゲーム、GBAなのが良いと思う。
パズルゲームを遊ぶのにGBAは過不足ないというか。
グラフィックもボタン数も丁度いい。
うむうむ。
疲れた。
もう本当に疲れた。