バイオリベ前
3DS「バイオハザード リベレーションズ」をプレー中。
そも何故? バイオハザードシリーズを1から3までクリアーしていったか?
それはこのゲームを買ったからであった。
セールで300円だったから思わず買ってしまった。
で、遊ぶ前にバイオハザードシリーズに慣れておこうと旧作に手を出したのだ。
本当は初代だけ遊んで済ませるつもりだったが、初代がなかなか面白くシリーズを追いたい欲が出て、触れられる範囲で続編を遊んだ。
2と3でだいぶ印象が悪くなってしまったが……。
まあしょうがない。
気持ちを切り替えてリベレーションズを遊んでみよう。
容量のデカさにビビる。
ダウンロード完了。
さあスタートだ!
で、撃沈した。
打ちのめされた。
爆死。
何故こんな事に?
うああ……。
……。
とりあえず……。
携帯機のゲームでありながら……。
グラフィックは相当にレベルが高く、ムービーやボイス(英語音声で遊んだ)もバンバン流れて1〜3からのワープ進化っぷりに驚いた。
エピソード区切りになっており、章始めにおさらいムービーが流れたりして雰囲気が映画っぽいというか海外ドラマっぽいというかそういう風に見えた。
視点は操作キャラの後ろから前方を見るような形で固定されている。
これによりラジコン操作も3までよりはるかに遊びやすい。臨場感も高まる。
ただちょっと酔いそうになった。何気に初めての感覚だ。
射撃は主観画面で、レーザーで照準を合わせるようになっている。好き嫌いは分かれるかも知れないが、これはこれで良いと思う。
おそらく最近のバイオハザードシリーズは大体同じような操作なのだろう。
とにかく、最初はこれらグラヒックやら操作方法の進化っぷりに胸躍らせつつ遊べたのだが……。
すぐ、「……」って感じになっていった。
ストレス。ストレスに次ぐストレス。
2やら3と大して変わっていない。
むしろ悪化しているかも知れん。
まず戦闘時の小走り。全力で走れよ!!!!! 必死さが感じられん。
画面が暗い。わざとやっているんだろうけどストレスしか感じられない。
視点のせいかマップ(内の障害物等)もなんか把握しづらい。
そんなんだから敵ゾンビも避けづらい。
倒そうにも、主観で、かつ相手のゾンビがフラフラしているからエイムを合わせづらい。
照準を合わせるまでもダルいというか。
相手から逃げて背を向けた状態で銃を構えると相手を狙うのに90度反転しなくてはならない。
相手の方向いてから構えるのも、結局そのタイムラグが怠い。
ゾンビも体力が多く、すぐ掴みかかってくる。
ボタン連打が面倒臭いしサボるとすぐ死ぬし。
戦闘が楽しめない。撃っても逃げてもイライラ。どうすれば良いのか?
あとは
・マップ上の自アイコンが実際の動きから2テンポくらい遅れてついてくる。わざとやっているんだろうけどストレスでしか無い。
・ダメージを受けると視界が暗くなる。わざとやっているんだろうけどストレスでしか無い。
とか。
何というか、プレイヤーをイラつかせるために作られたゲームとしか思えない。
恐怖なんか感じられる筈が無い。
なんか俺見誤っているのかな、バイオハザードシリーズを……。
もしかしてホラーゲームじゃあ無いのか……?
リスタート地獄の中でそんな事を考えさせられる。
そのリスタートもかなり前まで戻される事が殆どでもう……。
極め付けが三話目のボス戦。ここで止まっている。
メーデーメーデー言っている船長みたいな奴。
なんか知らんが異様に体力が多くオブジェクトのボンベを全て爆発させ、銃弾を殆ど打ち込んでも死なない。なんで?
しかも周りに雑魚ゾンビが無限湧きし、死ぬほど鬱陶しい。近距離から遠距離から攻めてくる。これが本当に最悪。
ボスに掴まれたら即死。
巨体の癖に動きが素早くすぐ距離を詰めてくる。いちいち銃を構えている暇がない。ボスを狙っている最中に雑魚が襲ってくるし。意味が分からない。
掴まれてリスタート。雑魚に喰われてリスタート。雑魚に撃たれてリスタート。リスタートリスタート……。
ガチのマジで数十回やり直し、それでも倒せず、もう心折れた。
ノーマルで遊んでいたんだが、カジュアル(イージー)に難易度を落としてやり直し、もう攻略サイトもガン見して遊ぶ。つもり。
しょうがない。
このゲームを真剣に遊ぶ気力が無くなった。
どうせこのボスを切り抜けてもまた新たなストレスがやって来るのだろうから……。
やっていられない。
限界。
遊ぶ拷問。
いや遊んでいるとも言い難い。
訳が分からない。
はー……。
バイオハザードは大人気のゲームシリーズで、中でもこのリベレーションズは評価の高い一作。だから買ったんだが……。
評価が高いという事は多くの人が楽しめたということ。
俺が凄く疑問なのが、そこなんだよなあ……。
この超絶イラゲーをマトモに楽しめるものなのか……他人は……。
マジで分からない……。
ゾンビよりも何よりも恐ろしいもの……それは他人の心なのだった。