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花火大会の後夜祭

花火が終わってしまった。

来年また見に行くの、今から楽しみだな……!


……てかお腹空いた。まあお昼早めに食べたのに、色々遊んだり、花火見たりして何も食べてなかったから当たり前といえばそうなんだけど。(ただし綿あめは質量0とする)



「なんか食べて帰る?」

「そうですね、ちょうどお腹空いてきたとこです」

「何がいいかなー」


焼き鳥とか焼きそばとかいいかなー。


「焼きそばにしませんか?」

「そうだね、ちょうど俺もそう思ってた」


正直焼きそばだけだったら足りない気がしたので唐揚げも買う。


「はい、出来上がり」


出店のおじさんから焼きそばと唐揚げのパックを受け取る。


「「ありがとうございます!」」


「どこで食べましょうか……?」

「あー、そうだね……。

近くに公園とかあったかな?」


残念なことにこのあたりの土地勘はないので、高速でスマホ先生に尋ねる。


「徒歩3分の位置に公園があります」


平坦な機械音声でそう告げてくれる。

ナイス、先生。


「じゃあ、歩いて行きましょうか」

「うん」



まだ9時にはなってないけど、当然辺りは暗い。


「、、手、つないでもらえますか?」

「え?」

「あ、私は何聞いてるんでしょうか、?

すみません、忘れてくだーー」

「いいよ?」

「え、いいんですか?」

「うん、!」


俺ら、初々し過ぎやしませんか?

新婚夫婦かよ。


たった3分だったけど、ゆっくりと時間が流れてた気がした。


「あのベンチに座ろうか」

「そうしましょう!」


「「いただきます!」」


この透明なパックに入ってる焼きそば、いかにも夏祭りって感じがある。


「美味しいですね、、!」

「うん、! あ、唐揚げも食べる?」

「いいんですか?」

「うん!」



なんかお腹満たされたら急に眠くなってきた。。。

やば。。

眠気に負けそう。。





「んー」

「、、優希くん、起きて?」

「んー、ハッ」


なんか後頭部に柔らかい感触がある。

あれ、俺公園のベンチに座ってませんでしたっけ?


え、なんか目の前に一ノ瀬さんの顔が見える。

やっぱり可愛いな。。ちょっと目を細めて微笑んでる。



、、あれ、俺膝枕堪能してました?


「あ、ごめん!」

「いいんですよ、? 可愛い寝顔でしたよ」

「恥ずかしいからやめて? 忘れてーー」


2人とも顔を見合わせて笑う。


花火と遊びと膝枕を堪能できた1日でした。

俺にはかなりの高カロリーすぎた。





読んでくださりありがとうございます!


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