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第二章 旅の始まりと少年の初恋 (遭遇)


「遅い、遅すぎる。これだから女性の買い物は……」

 誰が見てもイライラしていると分かるように、横に座るルインさんは一段とビンボー揺すりが激しくなる。その理由は簡単なこと、商店街の外れにある服屋の前で僕らは待たされていた。


「ルインさん……落ち着いてください。」


 どうしてこんなに待たされることになったかというと、リレイドの街を出たときエイダの服装はオレンジの染みが付いたままのワンピース一枚、つまり僕が最初に出会った時の恰好のままだった。それを見たマリアさんが、旅をするのに必要な服を買おうと言い出したのが原因であった。


「お前なーこれが落ち着いていられるか? もう2時間も待たされてるんだぞ」

「……そうですけど」

 さすがに僕も2時間は少し長すぎると思い始めていた。


「あとルインさんじゃなくて。ルインでいいって、あと敬語も」

 リレイドの街を出る際、一緒に旅をするわけだからと敬語は止めようと言われていたのだ。


「でも……ルインさんとマリアさんは年上ですから」

「ほら、またさんがついてる」

「あ……」

「年上と言っても2歳だろ。関係ないって」

「そうですけど……うーん」

「まぁ徐々にでも頑張ってくれ」

「はい……」

「それにしても遅いな……」

 思い出したようにルインさんがまた服屋の中を覗き始めると


「ごめんなさい。いろいろ試着していたら全部欲しくなって」

 と、申し訳なさそうにたくさんの荷物を持ったマリアさんがエイダを連れてやってきた。


「……どうかな?」

 後ろにいたエイダは少し恥ずかしそうに言う。


「さすがはマリア、似合うな。時間をかけただけはある」

「ルイン、時間は余計ですよ」

 そう言ってマリアさんは横目で睨む。

 白いワンピース姿だったエイダも、動きやすいショートパンツにお揃いの茶色のブーツ、白いシャツの上にカーディガンとボーイッシュな装いである。灯り師であることを隠すためとはいえ、まとめた髪はベレー帽の中に隠している。

「……リオン?」

 トコトコと可愛らしく僕の前に来たエイダはじっと蒼い眼でこちらを見てくる。


「あの……どうしたの?」

「バカ、決まってるだろ」

 軽く頭をハタかれると、通りの反対側に連れてこられる。


「分れよ。エイダは服のことを聞いてるんだよ」

「そうなんですか?」

「そうなんですかって? お前な……はぁ、もういいからエイダのとこに行ってこい」

 やれやれと言いたげに首を振るルインさんに背中を押される形で服屋の前に戻ると、そのままの姿でエイダは待ってくれていた。


「あのさ、エイダ」

「……うん?」

「か、可愛いね。うん、すごく似合ってる」

「……ありがとう」

 慣れない事を言ったせいか一気に頬が熱くなるのが分かる。

 目の前のエイダの頬も少し赤くなっているけど、きっと傍から見たら僕の顔も真赤になっているはずだ。


「さてさて、若いカップルのラブラブな雰囲気を見ているのも飽きてきたし。さっさと宿にでも行くかな」

「べ、別に、ラブラブしていませんし……カップルでもないですから」

「ふーん、そうなんだ」

 ジーっと横目で疑うような眼差しを向けてくる。


「ルインさん」

「ハハハ、悪かったって」

 言葉では悪いとは言ってるけど、絶対に悪いとは思ってないな。

 完全に楽しんでいるとしか考えられない。


「ねぇ、マリア……カップルって?」

「カップルとは男の子と女の子が……」

「あーマリアさんも教えなくていいですから。早く宿に行きましょう」

 不思議そうな顔をしたままのエイダの背中を押すと、急いで宿屋に向かうのだった。



「ふー疲れた……」

 体全体でベッドに倒れこむ。衝撃でベッドのバネがギシギシと音を立てる。

 ルインさんとマリアさんの二人にさんざんからかわれてクタクタである。

「でも、本当に可愛かったな」

 服屋から出てきたエイダの姿を思い出しては、おもわずニヤケてしまう。

  

「何ニヤニヤしてるんだよ」

 横からするどいツッコミが……

「あ、いえ別に」

 二人部屋だということを忘れてはいけなかった。

 安全性と節約を兼ねて部屋は二つマリアさんさんとエイダ、ルインと僕に分かれていた。

 ルインさんも勢いよくベッドに飛びつく。

 その姿を見ていると、男の子ならやっぱりみんなやりたくなるのだろうと納得できる。


「これからどうしましょうか?」

「どうするって、エルルインまで行くんだろ」

 そう言って枕に埋めた顔を起き上げる。


「そうですけど……また襲われるかも」

 頭の中には、覆面軍団に襲われた時の光景がよみがえる。


「心配しなくても大丈夫だって」

「どうしてですか?」

「今は俺とマリアだっているし。それにこれは勘だけど……教会が本気でエイダを取り戻そうとしているなら、俺たちがリレイドの街を出る前に襲ってくるなりしたと思うんだ」

 ルインさんの言う通り、リレイドの街を出るときには襲われるどころがトラブル一つなかった。

「それがないってことは教会の中でもエイダの事に関わっているのは一部の人間だけ、だからあまり表立って教会も動けないのかもしれない」

「そうだといいですけど……」

 巨大組織である教会すべてが敵になることは避けたかったし、恐ろしくて考えたくもなかった。

「それとも、もしかしたら今はエイダを狙ってこない理由が別にあるのかもしれない」

「理由ってなんですか?」

「さぁな」

 諦めたようにキッパリと言う。なんとも清々しいくらいに。


「さぁなって……お願いしますよ」

「そんなこと言ったって、こればかりは俺にもわからないさ。ただ」

「ただ……なんですか?」

「それよりも、もっと大変な問題がある」

 そう言うルインさんの顔は今までに見たことがないほど真剣な顔をしていた。

 エイダを守ること以上に大変な問題はあるのだろうか。思わず口の中で唾液を飲み込む音がはっきりと耳に聞こえた。

「え、問題ですか?」

「あぁ深刻だ」

「それって?」

「それはな……金欠だ」

「は?」

 予想外の答えに思わずアホな声が口から漏れる。

 さっきまでの緊張感を返してほしいくらいだ。

「金欠だよ。旅において金欠は重大な問題だぞ」

「そうですけど……」

 あまりにも現実的な問題であっけにとられてしまう。


「お前の持ち金もあんまりないだろ」

「はい」

 慌てて出てきたこともあるが、もともと孤児院出身の身としては初めから持っていけるお金にも限度があった。

 そういえば何も言わずに出てきてしまったけど学校のみんなはどうしているだろうか?

 アラド先生は怒っているだろうな、きっと。


「後悔してるのか?」

 急に黙った僕の姿に心配したように言う。


「してないですよ」

 気にはなっているけど、不思議と後悔はなかった。


「ならいい。とにかく俺もマリアもそろそろ金欠だ。もともとそんなに持ってなかったけど、ここにきて大きな原因はマリアの浪費かな」

「浪費……ですか」

「そう、エイダの服を買いすぎたんだよ」

「……すいません」

 エイダのこととなるとつい自分のことのように謝ってしまう。


「お前が謝るなよ。それに俺も怒ってないから、女の子が可愛い恰好するのは賛成だしな」

「でも、どうしましょうか? いつもルインさんたちはどうしてたんですか?」

「うーん、場所にもよるけど……田舎だと、文字の書き方や読み方を教えたり、薪わり、家の修理の手伝いや、農作物の収穫を手伝ったりかな……」

 次から次へとお金稼ぎのための仕事があげられる。

 

「いろんなことしてるんですね……」

「まぁ旅をするにはこれくらいしないとな」

 あれは大変だったと言いたげにルインさんは思い出にふけっている。


「それも含めて、ご飯食べながら考えましょう。きっと二人も待ってるでしょうし」

 話している間に、少し時間がたってしまっていた。


「そうだった。遅れたらまずいな、行こう」

 案の定、部屋を出て一階に行くと、すでに二人は宿屋の受付の横で待っていた。


「遅いですよ」

 少しご立腹な様子でマリアさんが言う。

 横にいるエイダもお腹が空きすぎているのか、元気がなかった。

 

「悪い悪い、ちょっとな」

「もう早く行きましょう。エイダさんもお腹ペコペコみたいですから」

「……うん。お腹すいた……」

「ごめんね、エイダ」

 宿屋の横がちょうど飯屋になっているので、さっそく入ってみる。


「おじちゃーん。料理持ってきてー」

 席に座るなり、ルインさんはメニューを見ずに注文していく。

「そんな適当な頼み方でいいんですか?」

「いいのいいの」


 しばらくして女性の店員がお盆一杯に載せた、たくさんの料理を持ってくる。

「おまちどうさん」


「すごい……料理ですね」

「回遊魚のムニエルに、いろんなキノコのバター炒め、山の珍味の盛り合わせサラダ、などなどなど」

 店員の説明と一緒に置かれていく少し、いやかなり怪しげな料理たち。思わず横に座るルインさんに目線を送る。

 適当に頼んだ犯人である。


「あーえっと……リオン、先に食べてみろよ」

「え?」

 この人は完全に毒見させようとしているようだ。


「いやいや、頼んだルインさんからどうぞって、エイダ?」

 押し付けあっている間にエイダはもくもくと食べ初めていた。


「うん……おいしい」

「そうですね。たまには、こういう料理もいいですね」

 その横ではマリアさんも自然と箸を進めていく。

「……ルインさん食べましょう」

「そうだな」

 少し情けない気持ちになりながら、僕も料理を食べることにした。


「しかし、どうするかな?」

 テーブル一杯に敷き詰められていたお皿の数も半分程度までなくなると、本題とばかりにルインさんが口を開いた。


「どうするとは?」

 僕が聞き返すと、ルインさんは椅子の横に置いていた鞄から地図を取り出し、テーブルの空いたスペースに広げた。その地図はこの世界全体の地図であった。


「世界が4つの大国でできていることは知っているよな?」

「はい、授業で習いましたから」

「まず、目指すエルルイン。そしてアルセント、ハイダルシア、最後にリレイド、ここまではいいか?」

「……難しい……」

 そう言ってフォークをクルクル回し始める。

 ルインさんの説明にエイダはすでに興味がないようだった。


「今現在いるのがリレイド領内のクライスト。で、リオンが住んでいたのがリレイド領の主都リレイド、こっちな」

 地図の上で順番に説明していく。


「まだまだですね」

 目的のエルルインどころか、リレイド領から出るのも先の話だ。


「次に向かうのは一応、リレイドとハイダルシアの国境の町、イーダスト、この町を通過したら、とうとうハイダルシア領に入ることができる」

 地図の上を指していたルインさんの指が、ハイダルシアを指差す。


「リオンはハイダルシアに行ったことは?」

「ないです」

「そうか、エイダも……ないよな?」

 ルインさんの問いかけに、無言で頷く。口の中一杯にミートボールが詰まってしゃべられないようだ。頬についたデミグラスソースを母親のようにマリアさんが拭いてあげている姿がなんとも微笑ましい。


「ルインさん達は?」

「前に少しだけハイダルシアの街をいくつか旅したことはあるけど、その程度だ。ただハイダルシアは国土の70%が雪のとけない土地だ。だからまず気をつけることは温度差による体調不良やあとは……」

「食い逃げだ―」

 話を遮るように、店の外から聞こえてくる怒鳴り声。

「なんだなんだ」

 興味津々といった様子でルインさんは立ち上がると、急いで玄関のほうに走っていった。


「はぁ……ルインは物好きだから」

 しょうがないといった様子で立ち上がると「二人はどうしますか?」と、マリアさんは言う。


「どうしようか……て、あれ?」

 横に座っていたエイダの姿はいつもまにかなくなり、すでに席を立って外に出ようとしていた。

「行きましょうか? リオンさん」

「あ、はい」

 追いかけるようにお店の前に行くと、小さな人だかりができていて、その中には先にいった二人の姿もあった。


「ルインさん」

「何だ、結局みんな来たんだ」

「それより何が起きているんですか?」

「食い逃げだとさ。あの少年がな」

 人だかりの中心で、小麦色に焼けた少年と、今にも殴りかかりそうな形相をした太ったおじさんが言い争いをしている。

 エプロン姿から想像するに、あのおじさんは飯屋の店長かコックといったところだろうか。


「金払え。さっさと」

「払っただろ」

「あれじゃ足りないんだよ」

「なんだと、このぼったくり店主」

「な、このガキ」

 顔を真っ赤にしたおじさんがとうとう拳を振りかぶる。

 すると横にいたはずのエイダがいつのまにか、少年を庇うようにおじさんの前に立っていた。


「どいてくれお嬢ちゃん。それともお前もそのガキの仲間か?」

「……違う……仲間じゃない」

「ならどいてろ、怪我するぞ」

「駄目……叩いたら可哀そう……」

 おじさんの怒号に一歩を引かず、少年の前で両手を広げる。


「ち、もういい」

 おじさんはエイダめがけて拳を振りかざす。

「う……」

 パンチをもろに受けて僕は座り込む。

 とっさにエイダを庇ったのはいいけど、背中がジンジンと痛む。

 これは腫れてるかな……。


「チ、次から次に」


「……リオン……大丈夫?」

 エイダは心配そうに寄り添う。


「邪魔するから。おいガキ、お前もこうなりたくなければ早く金払え」

「いやだね。このぼったくり」

「言わせておけば」

 少年の挑発的な態度に再びおじさんの腕は振り上げられる。


「おっと、もうこれ以上はいいだろ?」

 振り上げたおじさんの腕をルインさんが掴む。


「誰だお前? こいつらの知り合いか?」

「えぇ、ですからこれ以上殴るのなら、俺も我慢ができないかもしれないです」

 丁寧に敬語で話すほうが余計に恐怖を与えるのか、自然とおじさんは逃げるように一歩後ずさる。


「駄目ですよルイン。そんな目で睨んでは」

 マリアさんは掴んでいる腕を外させると

「その子の代金は私が払いますから、許してもらえませんか?」

 と、女神のような笑顔で財布からお金を取り出した。


「ま、まぁ代金を貰えるならいいけど」

 おじさんもマリアさんからお金を受け取ると、いそいそと逃げるようにお店に戻っていった。慣れたような絶妙な飴と鞭の使い分けである。


「お前ってエイダの事になると大胆になるよな。この前の時といい、今といい」

「すいません。ただ体が勝手に……というかエイダがまず……」

「……何?」

 当の本人は何もなかったように立っている。


「ダメだろ、あんなことして、エイダが殴られたりしたら」

「でも……かわいそうだったから」

「それはそうだけど……」

 悲しそうな顔をしたエイダに言われると何もいえなくなってしまう。


「そのくらいで許してあげて下さい。エイダさんだってあの少年を助けたいという一心で行動したことですし」

「それに助けてもらっておきながら、薄情な悪ガキ君もいることだしな」

 そう言うルインさんの横には、襟元を掴まれた食い逃げ犯の少年がいた。

 静かだと思ったら、いつのまにか逃げようとしていたようだ。

「どさくさに紛れて逃げようとするとは、さすがは悪ガキ君だな」


「離せよ、痛いだろ」

 襟元をつかまれたまま、駄々っ子のように手足をジタバタさせる。

「ふん、別に助けてくれと頼んだわけじゃない」


「そうか、じゃあもう一回おじさんを呼んでこよう」

 そう言うとルインさんはおじさんの帰っていったほうへと歩き出した。

「わー悪かったって、ごめんよ」

 さすがの少年もおじさんを呼ばれるのは困るようだ。


「それでキミの名前は?」

 すっかりこりて、静かになった少年に尋ねる。


「おいらヨン。この先の山奥にあるハイムっていう村に住んでんだ」

「ハイム? 知ってますか?」

 同じリレイド領内でも聞き覚えのない名前だった。


「さぁ? 残念ながら俺の持っている地図には載っていないな」

 どうやら地図にも載らないくらい小さな村のようだ。


「そのヨンがどうしてこの街で食い逃げをしようとしてたの?」

「してないよ。おいらちゃんとお金を払ったんだ。でも足りないって……」

「それは……払ってないっていうのでは」

「だってさ、おいらの村の値段よりも倍ぐらいの値段だから……」

「わからなくもないけど、その街には街の相場があるから」

「相場ってなんだ?」

 ヨンは首を捻る。


「ルールかな。簡単に言うと」

「難しいな。そんなことよりお礼代わりにうちに来なよ」

「そのハイムってところか?」

 話を聞いていたルインさんが尋ねる。


「そうだよ。すっごくいいところだから」

「どうします?」

「そうだな……」


「ねぇアンタの名前は?」

 ヨンはいつの間にかエイダの前にいた。


「……私? エイダ」

「エイダか、エイダも来てみたいだろ? おいらの村に」

「……私行ってみたい」

「ほら、エイダもこう言ってるから、他のみんなも来るだろ」

 嬉しそうにヨンは3人を見回す。


「どうしますか?」

 マリアさんはルインさんに尋ねる。


「うーん? でも少し遠回りだしな」

 乗り気でないのかルインさんは鞄から地図を取り出して確認する。


「来てよ。来てくれたら宿代も浮くよ」

「う、宿代か……」

 ルインさんの目が急に見開く、頭の中ではすぐさま計算しているのだろう。

「まぁエイダが行くのに行かないわけには行かないよな」

 どうやら宿代が勝ったようだ。


「よし、決まりだ。行こうエイダ」

「……うん」

 ヨンはエイダの手を取ると、引っ張って村に向かって歩き始めた。


「ライバルの登場だな」

 ルインさんは前の二人を見ながら、ひやかすように言う。

「変なこと言わないで下さい、ルインさん」

 強がってみても、少し面白くないと思う自分がいた。



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