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プロローグ


(はじめ)おじさんへ


こんにちは、滝です。

54枚目の入学手続書の送付ありがとうございます!


今回も静かに焼却しようとしたところ、

父に見つかってしまい、大説教を受けました。

もう…、それは、、それは、、、大説教でした…。


いやいや、俺未覚醒なんですよ?

信じられない!

覚醒者と未覚醒者の間には圧倒的な差があるんですよ?

覚醒者がライオンなら、未覚醒者は小鹿!

いやそれだと甘いな…、騎士とハムスター?

いや、ゼウスとカブトムシ!!!


まぁ、それはどうでもよくて

とにかく!学園に行ったらそんなゼウスみたいなやつらに

カブトムシの俺はボコボコにされちゃうってことです!!!


レベルの高い授業を受けられることは確かに良いことかもしれない、

学園のネームバリューは将来の就職に生かされるかもしれない、

入学したことをきっかけに俺も覚醒するかもしれない、

でも、でも、、、


未覚醒なんですよ!!!!!

おれっ!!!!!


はぁぁぁぁぁ!!!!!

つっっっっっら!!!!!


結局、一日中説教及び説得され、入学を、決め、ました


ただし!条件があります!

手続書に同封された手紙にはSクラスを確約と書いてありましたが、

クラスはBクラスでお願いします!

絶対に、絶対に!!!Bクラスで!!!


うちの両親もそれで同意済みです。



はぁ、もうため息しか出ん。


明後日には町を離れ、首都に向かいます。

その際はおじさんに顔を見せに行くので、んじゃ。


滝 悠介

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