プロローグ一般大学生のゲーム的異世界生活
この作品は作者が気が狂ったように気まぐれで思いついたものを書き込んだものです。
その為なるべく早く更新するようにしますが、更新が遅かったりしますまた、足りない頭で書いたものなので、文章が変だったりしますその点はご了承ください。
続きから
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いつの間にか寝てしまっていたのか・・・・・
その思いまぶたを開けてみることにする
空き缶は昨日と同様に転がっている
いつも通りの真っ暗な部屋だが窓から差し込む日差しによって朝になっていることを認識する。
物音ひとつしないこの部屋には昨日飲んでいたであろう空き缶があちこちに転がっている。
もちろん俺以外には誰もいない。
それは決して一人暮らしをしているからではないむしろ三日ほど前までは、この部屋に俺以外にも彼女がいた。
俺は大学入学したての頃、友達ゼロでゲームに没頭するといういわゆる陰キャラライフを送っていた。
そんな途方に暮れていた俺、そんな時
「ねぇちょっと文房具かしてくれない?」
講義を受けている俺に不意にそんな何気ない言葉をかけられた。
いつぶりだろう
大学ライフが始まって以来は一人暮らしということもあり、他人に声をかけられたのは久々だった、そんなことを考えていたからか
「ふぁ」
という謎の返事とともに一瞬ビックリしてしまった。
その声に再び反応するべく、そろりと声の主のほうへ振り向くのだったが、ここで落ち着いて考えると明らかに先ほどの声の主は女性だ!
女性に話しかけられたことは高校2年の時以来と余計にひさびさということになってしまう。
今に思えば彼女は声をかけたのに返事を返してくれないことに不信感を感じていたかもしれない。
「ねぇ」
再び声をかけられた俺はさすがに返事をせざるおえない状況に追い込まれてしまっていたので、声の主のほうを見て、彼女の返事にこたえようとする。
「美人だ」
しゃべろうと思っていた言葉は出てこず、不意にそんな言葉が出ていたのを覚えている。
それを聞いた彼女は遅れて、少し赤面していたのを見て自分が何を言ってしまったのかを理解して自分も赤面したことを今でも、覚えている。
これが彼女との出会いだった。
それからは、彼女がゲーム好きだったことがあり何度も彼女とゲームの話をしているうちにお互意識しだすようになり、数日後には付き合うことになっていた。その後は、彼女のつてで友達と呼べるような仲のやつもできたこともあり、今までよりも格段に時間を早く感じることができた。
そんな彼女ともつい三日ほど前酒で酔った勢いで口論になり別れてしまった。
「今何やってんのかな?」
彼女のことが気になってしまう。
そこで一つあることを思い出した。
それは、ゲームだ。
彼女が欲しいと言っていたゲームの発売日がちょうど今日ということを思い出し、そのゲームのオンライン機能で彼女に会えるかもしれないという淡い気持ちの半面もしかしたらゲームでなら彼女のこともほんのいっときなら忘れられるかもしれないという気持ちと、お金をもって店に重い足取りで行くことにした。
近所の電気屋から彼女との会話を頼りにゲームのハードとソフトを買ってきた
それと同時に寝たばかりだというのに急に眠気が襲う。
正直彼女少しも忘れられていない俺は、眠気に身を任せ布団の中にもぐり再び眠りについた。
これがすべての始まりだと知るよしもなく