ギルド直営孤児院
冒険者がいて 魔法があって 魔物 ダンジョン完備な世界
そして 冒険者の冒険者による冒険者のための ギルド
初めは 冒険者の地位保全 依頼の適正判別 怪我等による引退後のサポートで
あったという。時がすぎるうちに いつの間にか 国を超え世界に広がっていた。
不安定で 社会的に信用がなかった 食い扶持に困った次男 三男以降の男たちが
冒険者の前身であったといわれていて 創世記は苦労したらしい
依頼も もともと支払う気がなかったり支払い能力そのものがなく 情報が不確かで
使い捨て 捨て石目的 達成がそもそも困難 不可能で 違約金目的だったり
いまの 依頼適正判別(依頼者の身元 裏確認 情報の確認等)がされるまでは
冒険者の生存率は かなり低かったらしい。
で いまいる孤児院だが なんとギルド直営だったりする
なんで ギルド経営の孤児院? まあ 疑問はあるよね
教会とか 慈善家とか 孤児院やってるのが主流だもんね
一般人? 孤児は スラム行きか 孤児院だからね
それでは どんな目的でギルドが孤児院をしているのか
冒険者引退者の働き口(暇つぶし)確保という側面もあるが
次期冒険者の教育 育英であったりする。
今では 孤児院出身の冒険者も増えて 古巣の援助とかしている。
それは金銭面でもあり 冒険者としての知識(生き残る術の伝達・薬草・魔物などの知識)とかで
次期冒険者の血肉になっていた。
もちろん資金面や施設面からみてギルド孤児院の門戸は 狭く
①少なくとも両親のどちらかが B級以上の冒険者であること
②C級以上の冒険者7人以上の推薦があること
で あった。
孤児院は3期に分かれていて
1期 3歳までの乳・幼児期(中世のように死亡率が高くまず生き残り成長することが目的)
2期 3~5歳 町の中で出来る雑用・丁稚奉公見習い(薬草師・鍛冶師・商人・食堂・服屋なと)
3期 素質があると思われたら 本格的に弟子入りし孤児院卒業
冒険者希望者は 先輩冒険者に鍛えられつつ 知識・知恵・体力をつけていく 10~12歳孤児院卒業
そして 見習い冒険者となって 15歳ぐらいで 冒険者デビューとなる
とくに 弟子に来い とかいう話もなく 冒険者に舵を取った俺は
5歳になって 目覚めの儀式したはずなんだ