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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。

ロリコンと女子校生

作者: ジェミ二
掲載日:2016/05/08

百合作品です。




私は中学校三年間、帰宅部だった。

学校から早く帰りたいからだ。

だから、友達も少ない。いない訳ではないけど。

人付き合いが悪くなってしまうからだ。

それだけではないような気がするけど。


そして、学校から早く帰りたいために、家から近い高校に進学した。

少し、頭の良い学校だったけど、無事に入学することができた。


だけど一つだけ言い訳させてほしい。

私は怠け者で面倒くさがりという訳では決してないと。

私はある目的のために帰宅部になっているということを。


「で、春美ちゃんはこんなところで何してるの?」


私の数少ない友人の夏菜が話かけてきた。

もうすでに知っていることのはずなのに。

今はとても良いところだったのに、邪魔をしにきた。

私の友人は空気が読めないようだ。

きっと私と同じで友達が少ないのだろう。可哀想に。


「見て分かる通りよ」

「見た通りなら犯罪にしか見えないけど、大丈夫かしら?」


どこをどう見たらこの状況が犯罪に見えるのか。

夏菜の瞳は何を捉えているのだろうか。

夏菜の頭が大丈夫か心配になってきた。


「この状況なら誰がどう見ても春美ちゃんが捕らえようとしてるようにしか見えないと思うわよ」


誰がって誰よ。

具体的でない誰かを出してきたところで説得力の欠片もない。

きっと夏菜は国語が苦手なのだろう。可哀想に。


「ハルミお姉ちゃん、何かわるいことでもしたの?」

「ハルミ、犯罪者だったの?」

「ハルミお姉様、この方はどちら様ですの?」


順に、

黒髪ロングに、優しい声音、読書家で、物知りで、みんなから頼られる天使のような存在で、可愛い娘の由芽ちゃん。

明るい茶色にショートで少しだけ寝癖のついた髪で、活発で、運動神経抜群で、クラスの女子にモテモテで、格好良くて、可愛い娘の葉子ちゃん。

太陽の光でキラキラと輝きを増している銀色の姫カットで、小学6年生にしては背が低く、私に一途で、努力家で、可愛い娘の恵ちゃん。


「私の友達の夏菜だよ。だから鋭い目付きで睨まないであげて恵ちゃん」

「はい。ハルミお姉様がそう言うのであれば」

「よしよし。恵ちゃんは良い娘だね。後でご褒美あげるね」


恵ちゃんの頭を撫でてあげると、白くてモチモチの頬を赤く染めた。


「今ではダメですか?」

「上目遣いで可愛く言ってもダ~メ。その代わりたくさんあげるから」


そう言うと満足そうに引き下がってくれた。

満面の笑みである。可愛い。


「だから、それがアウトだって言ってるの。本当にそろそろ捕まるわよ」

「ただ遊んでるだけなのに捕まる訳ないじゃないの。夏菜ったらさっきから何を言っているの?」


公園で子ども達と遊んでいるだけだ。それの何が悪いのか。


「遊びの内容がまずいのよ。あなた女子校生じゃなかったら、いやもう事案よ。アウトよ。犯罪者よ」

「私達は普通の遊びしかしてないわよ。おままごととか、ロールプレイングごっことか、ふーふごっことか」

「最後の何よ。言い方変えただけじゃないの。具体的にどんなことしてるのよ。言えることなら言ってみなさいよ」

「え?何?興味あるの?それなら素直に言えばいいじゃない」

「興味なんてないわよ。早く言いなさいよ」

「言葉の通りだよ。考えなくても分かるでしょ。言わせないでよ」


今日の夏菜はしつこいな。

別にやましいことなんて一切してないのに。


「ハルミ~そんなことより早くしようぜ~」

「ハルミお姉ちゃん、今日は私からにしてください」

「ハルミお姉様とキスするのは私からです」

「みんな落ち着いて。ハルミお姉さんは一人しかいないから順番ね」

「キスするのがアウトって言ってるのよ」


夏菜が急に怒鳴り始めた。

小さい娘達が恐怖で怯えてしまったらどうするのか。

その場合は私が慰めてあげるけど。

因みにみんなノリが良く空気の読める娘達だ。

さっきの発言とかね。一応。

そして、せっかく良い雰囲気だったのに。


「何?夏菜は邪魔がしたいの?私だって怒るんだよ?」

「大切な友達が犯そうとしてたら普通止めるでしょ。何考えてるのよ」

「犯そうとなんてしてないわよ。夏菜が変態なだけでしょ?」

「じゃあ今から何しようとしてたのよ」

「ほっぺにチューよ。それが何か?」

「えっ嘘………口じゃなくて?」

「当然でしょ。ていうか夏菜って私のこと好きなの?」

「なっ………………………違っ!?!?!?」


夏菜の顔が真っ赤になった。

夕方ではないので、夕陽に照らされた訳ではなく。

え?嘘、テキトーに言ったのに。マジ?

いやでも怒ってるだけの方が可能性は高いはず。


「お姉様は私に惚れてるから無理です。諦めてください」

「別に好きだってまだ言った訳じゃ……………違っ…まだって口が滑った………訳じゃなくてそのえーとあああぁぁぁ!!!」

「自爆したね」

「自爆したな」

「あああぁぁぁっっっ!!!」


由芽ちゃんと葉子ちゃんがトドメをさした。

すでに涙目で今にも泣き出しそうである。

マ・ジ・か。

涙目にドキッとしてしまった。やだ可愛い。


「何人と付き合うことになるか分からないけど、それでも良いならいいよ?」

「春美ちゃんのバカ!浮気性!女たらし!ロリコン!………それでも愛してる!ありがとう!」

「良いんだ!?」


夏菜は顔を真っ赤にし、涙を流し、それでも笑顔で、走って、帰っていった。

恵ちゃんは口をポカンと開けて。

由芽ちゃんと葉子ちゃんも驚いた顔をしていた。

可愛い。

多分、夏菜の足が速かったからではなく。


「ハルミお姉様、今日は口にご褒美をください。土日も沢山勉強しますから。でないと私、許せません」


恵ちゃんが黒いオーラを纏い始めた。

これはまずい。

具体的にいうと、目が覚めたら手錠をしてたくらいまずい。

私はまだ手錠したことないけど。

朝起きたら、目の前に笑顔の恵ちゃんがいたくらいのことしかない。


「ハルミお姉ちゃんは背が低かったら誰でも良いの?年下だけでなく?」


由芽ちゃんが軽蔑の目差しでこちらを見た。

いや、これは呆れた目差しかな。多分だけど。


「私もハルミのことは言えないけど、由芽が一番大事だぜ。一応」

「葉子ちゃんかっこいい。ハルミお姉ちゃんより愛してる」

「ちょっ急に抱き付くなよ。支えられなかったら危ないだろ」

「私そんなに重くないもん」

「そうじゃなくて、もし私が倒れて、由芽が怪我しちゃうかもだろ」

「心配してくれてる葉子ちゃんも大好き。ちゅっ」

「んんっ…いきなりだと…んっ…危ないだろ…ん」

「葉子ちゃん葉子ちゃん葉子ちゃん」

「たく、由芽はしょうがないなぁ」


由芽ちゃんと葉子ちゃんが軽く、啄むようなキスを何回もし始めた。

由芽ちゃんと葉子ちゃんは付き合っている。

そして愛し合っている。

女同士だから不安とか色々抱えてたけど私に相談して解決した。

二人の両親も公認の仲である。

私のことも好きなんだろうけど、LOVEでなくLIVE…じゃなくてLIKEだ。

尊敬とかそんな感じが近い。

もちろん私は頬や額にしかキスはしてない。


「ハルミお姉様、私達はディープな方をしません?お姉様の好きな手錠も手に入りましたのよ」

「手錠は遠慮しようかな。だからださないで。私は遠くに行かないから」

「ではディープの方はしてくださいますのね。善は急げです。ちゅー」

「口はダメ。高校受験に成功したご褒美ね」

「そんなに待てません。舌は入れませんから。お願いします」

「お姉さんはそんなこと教えてないのにどうして知ってるのかな?」

「ネットに書いてありました」


私は恵ちゃんの頬や額にキスをした。

唇にはしてない。


そんなわけで私は学校から早く帰り、公園によってから恵ちゃん達の勉強を見たり、一緒に遊んだりしている。こう見えても勉強はできる方だ。

部活に入らず、帰りに友達とも遊ばず、私は子ども達と遊んでいる。

一応誘ったことはあるが、ガチ引きして友達が減った。

バカみたいに笑っていたのもいたが、そいつは友達だ。

笑った後、子ども達に色々されてたが無抵抗だった。Mの方なのだろう。

そんな感じで私の平凡な日常は過ぎていく。

毎日幸せである。

こんなに幸せな人は他にいないくらいだ。

ロリっ娘は天使。可愛い。最高である。




読んでくださりありがとうございました。

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