表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
モンスターテイミングオンライン (仮)  作者: 南 風
第2章 開拓村~森林フィールド~
31/58

第9話

予約投稿を間違えて、そのまま投稿してしまいました。

8月24日分になります。皆様申し訳ありません。

次回からは、気を付けて投稿します。

 二度寝の後朝起きて、母親の手伝いをするため(ゲームを安全にするため)に1階のリビングに入ったら、そこには、同級生が居た。

 いや! おかしいだろ!?


 普通に母親とお茶してるし。少し離れたところに座ってる観刈谷の背中が、何か煤けて見えるし。

 確かメールでは、11時頃からだって伝えたはずだよな。

 予定が分かり次第またメールするって伝えたよな。

 何で、こんな早い時間に、すでに、うちに居るんだよ! しかも、あの母親とメッチャ仲良さそうにお茶してるし!


 本当に何でこうなっているのか、全く分からない。




「あんた、そんなところでボケっとしてないでこっち来て座りなさいよ」


 母親の一言で正気に戻った。若干(?)トリップしてたみたいだ。

 でも現状は何も変わらないし、何も分からないままだが。


「う、うん…… って言うか、おはよう。えっと……2人もおはよう」


 戸惑いながらも、哀川さんと観刈谷にも挨拶をする。


「おはよう。神宮寺君」


「おう…… おはよう」


 凄く良い笑顔で挨拶してくれた哀川さんと、凄く疲れた顔で挨拶をする観刈谷が対照的で、少しウケる。


「あんたね、今日は朝から予定あるんでしょ? 何で昨日のうちに言わないのよ。お母さんビックリしたじゃない」


 朝から予定? いや、無いけど。午前中に予定はあるけど、朝ではなく、昼前だったはず。

 しかも何で言わないのって、決まったのがそもそも深夜の時間帯だったし、だから午前中だけど朝からの予定じゃなかったんだってば。

 いや、本当に分からない。 俺かなり混乱しているな……


「お母様、神宮寺君もこんなに早く来るなんて思っていなかったんですよ。焦った私が悪かったんです」


 焦った私って…… そんなにハマってるのか。気持ちは、分かるけども…… でもうちの母親にそんな事言っても無駄だよ。多分通じない。


「あんた! 女の子にここまで言わせて、最低ねっ!」


 ほら通じない。って言うか、何勘違いしてるんだ?

 そもそも哀川さんは、何て言ってうちに入ったんだろ。そこを知らないと、俺は何も分からんし察せないぞ。


「神宮寺。諦めろ」


 やけに煤けた背中を見せていた観刈谷が、今度は哀愁たっぷりでそんな事を言い放った。ってか諦めろって……


「う、うん…… と、とりあえず、2人とも俺の部屋に行こうか。色々聞きたいこともあるしね」


 母親に了承を得て、2人を連れて2階の自分の部屋に向かう事にした。降りてきたばかりだったのに……




「ここが神宮寺君の部屋かー。結構綺麗にしているのね。実の部屋とは大違いだわ」


 部屋に入るなり物珍しそうに周りを見回しながら、哀川さんはそんな事を言っている。

 いや、俺の部屋の感想とかどうでもいいよ。それよりも他の説明をしてくれよ。


 俺の部屋には、椅子は俺の勉強机の椅子1つしかないので、俺がそれに座り、2人はベッドに腰掛けてもらった。


「改めて、おはよう。予想外の事過ぎて、まだちょっと頭が回ってないんだけど…… ちゃんと説明してくれる?」


 椅子に座り少し心を落ち着けてから、改めて2人に挨拶をしてから状況を説明してもらう。


「うん、おはよう。ちゃんと説明するわよ。昨日、あの後色々気になる事とか出来てさ、それが気になって気になって、だから、来ちゃった♪」


 だから来ちゃった♪ じゃねーよ! って言うか説明になってないよ!

 だめだ。何か哀川さんも、うちの母親と同種の匂いがするぞ…… 自己中心的と言うか、自分の事しか考えてないというか、ぶっちゃけ世界が自分中心に回っていると思っているっぽい。

 全く分からない哀川さんの説明じゃダメだと、聞く相手を変え、観刈谷に視線を向ける。


「おう、すまんな。俺には止めれなかった……」


 凄く申し訳なさそうな顔をする観刈谷。そうか、観刈谷はいつも哀川さんからの被害を一身に受けていたんだ。ゲーム内でしか良く知らなかったから、もう少し楽天家で、彼の方が自己中心的だと思っていたけど、どうやらそうでもないみたいだ。


「いや、もういいよ。それで、何でこんな状況になったの?」


「ああ、それが俺も今一分かってないんだけど、朝早くに起こされてさ。そんで無理やり連れてこられた。多分気になる事があって早く知りたかったとかじゃねーのか」


 適当だな。って言うか、本当にそんな理由なのかよ!?

 哀川さんの方に視線を向けたら、メッチャ頷いているし……


「はぁ…… 別に良いけどさ、来るなら前もって携帯にメールとかで連絡して欲しかったよ。昨日スーパーでも言ったけど、うちの母親ってあんまり遊ぶのとか理解してくれないしさ……」


 そうだ。おかしいぞ。

 普通ならば、ゲームする友達が早朝から家に来るとか、いくら女の子であってもあの母親が簡単に許して、ましてあんな歓迎ムードを出すだろうか。

 いや、ない。そんな事は、俺の経験上絶対ないはずだ。

 って事は、まさか、哀川さん…… 母親に何か言ったんじゃないだろうな?


「あぁ、怜那がお前のお母さんに何か言ってたな。俺にはあんまり聞こえてなかったけど、その後凄いテンションで喜んでたぞ」


 何、言ったんだ……? ヤバイ。不安しかない。


「そんな大したことじゃないよ?」


 いや、大したことだろ。じゃなきゃあの母親が認める訳ないし、まして喜んだとか……


「怜那、何言ったんだ?」


「哀川さん、何て言ったの?」


 俺と観刈谷二人で問い詰めると、あっけらかんと言い放った。


「え? 本当に大したことじゃないんだって。 私が神宮寺君に告白して、今返事待ち。今日はデートの約束してるって」




 ………………はぁ? 今何て言った?




 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ