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千年巫女の代理人  作者: 夕暮パセリ
第六章 サトラル高原、麦畑をわたる風に吹かれて
170/1161

虚飾と格式、領主直轄都市バナミマ9  緋色の街とコトリの仇討ち 下

挿絵(By みてみん)




「ダンダネール様は、代々の知行地持ちで御座います」


 執事はバルバストル伯爵と伯爵領の概要について祐司に説明したあとで、ダンダネールが地元派と呼ばれる昔ながらの領地持ちであることを明らかにした。


「ダンダネール様はおわかりかと思いますが有能な方でございます。それで、今の伯爵様にも目をかけていただいて色々なお役目を任されおります。

 でも、伯爵妃であるランディーヌ様から重用されている王都タチから来た家の中には、それを面白くないと思っている方々も多いのです」


「やっぱり、嫌がらせとかされるんですか。”コトリの仇討ち”みたいに」


 パーヴォットが真剣な顔で執事に聞いた。


 ”コトリの仇討ち”(話末参照)とはリファニアでは良く知られた話で、吟遊詩人が朗じたり、芝居の演目でもある。


「まあ、お芝居ほどではありませんが、お勤めでは色々あるようで御座います」


 執事は言葉を濁すように言った。


「特に、王都からきた人達には格式を言い立てる方が大勢おります。ダンダネール様はそのような方々をしょっちゅう宴会でもてなしております」


「多分、昨日の晩餐に来られた方も、俗に言う王都派の人達だと思いますが、何故、王都の格式、作法をダンダネール様に聞くのですか」


 祐司は執事が発する光を見ながら、そう普段と光の様子が変わらないことから警戒してる様子はないと判断して少し踏み込んだ質問をした。


「まあ、バナミナでは陰で皆が言っていることですので」


 執事は少し考えてから説明を始めた。


「領主だ。郷士だと言っております王都派の人達の大半は、王都から来て伯爵になった新しい伯爵様のご家来です。王都では爵位が高くても領地はそんなに大きくないと聞いております。

 ですから、新しい伯爵様が連れてこられて領主や郷士に叙任された方々の身分はそう高くはないのでございます。バナミナでは、代々、御領主であった地元派の人と違って、王都派の領主や郷士は三代前は門番風情と陰では軽んじております。

 そのような出自の方々ですので、真の礼儀作法を知りません。それに比べてダンダネール様の家は代々儀典長をしておりました。

 それに加えてダンダネール様はお若い頃に、数年王都タチに御遊学されておりましたので、バナミナでは礼儀作法についてダンダネール様以上に詳しい方はおりません」


「では、ダンダネール様は儀典長なのですか」


 パーヴォットはちょっと驚いたように言った。儀典長とは身分社会であるリファニアの文官の中では花形役職である。

 また、リファニアの中小規模の領主家では儀典長は儀式だけでなく、外交官な役割も務めることが多い。


「いいえ、王都派の方が務めておりますが、いつもダンダネール様にご相談されておりますから実際はダンダネール様が仕切っています。

 ただ、ダンダネール様は公には無役で、伯爵様から個別に出されたお仕事をされております」


 執事は明らかに悔しげな言い方だった。 


「わたしどもから見ればはがゆいことでございます。でも、ダンダネール様は何一つ不満を言わずに昨日のように、無礼とも思える王都派の人でも屋敷に来られれば、礼儀作法にのっとって歓待いたします。

 普段の日はパンとチーズしかなくとも宴会では山海の珍味を用意して、お一人に一人づつ給仕をつかせてもてなします」


「いじめに遭わないためにですか?」


 パーヴォットが聞いたことに、執事は言葉を選びながら言った。祐司は執事の発する光を見ながら公に出来ることを選んで発言しようとしているのではないかと推測した。


「いや、それもあるかもしれませんが、金で保身をするような行いだけなら聡明な奥様が、黙って従っているとは思えません。わたしどもにはわからない深い理由があるようで御座います。

 聡明なユウジ様ならおわかりかと思いますが、格式を全て守ろうとしますと、それなりの出費が必要でございます」


 執事の言葉に、パーヴォットがダイレクトな質問をした。 


「朝は女中さんしかいませんでしたよ」


「実はご親戚や、ご友人の方々と計らって使用人をやりくりしております。私ども使用人もご事情がわかっておりますので我慢するところは我慢しております。

 まあ、正直、やりくりは大変でございます。その点は本当に奥様には頭が下がる思いでございます」


 祐司とパーヴォットは執事の言葉で、ダンダネールの奥方が台所仕事をしていたことがわかった。


「わたしはダンダネール様のご厚情に感謝しておりますが中々ご恩を返す方策がわかりません。そのことはさて置いて、わたしは旅の身の上です。ですが、今日明日出立とも行かないようです。

 これからの旅の準備も御座いますので食材を買っておこうと思います。かなりの量になるかもしれません。もし余りましたら預かってもらえますか。ただし、食材はいつまでも置いておけませんので適宜捨てて下さい」


 祐司は謎かけのように執事に言った。


「口とお腹経由でですね」


 パーヴォットが悪戯っぽく言う。


「それでしたら、市場にご案内いたします」


 祐司達の言うことを理解した執事は明るい声で答えた。



 執事が案内した市場は、常設店に露店と種々の店が建ちならび、そこそこ人出もあった。ただ、出ている食材は種類が少なく物価高であるはずのシスネロスよりも、更に高いようだった。


 祐司は持ち金で小麦、干し魚、野菜、乳製品、そしてリファニア特性の燻製ソーセージ、沿岸部から運ばれてくる干し鱈などを手当たり次第に購入した。


 あまりに多く購入するので少しばかりだが人垣ができたほどだった。一番たくさん購入した店の主人が、荷車に全ての荷を積んで運んでくれることになったので祐司達は手ぶらで、ダンダネールの屋敷に帰ることになった。



「おい、ダンダネール殿のところの執事さんじゃないか」


 ダンダネールの屋敷が見えてきたところで、六十年配の男が声をかけてきた。服装から郷士のようだが、かなり着古した服装で、白髪を肩まで伸ばした様子から世捨て人のような感じを受けた。


「これは、ファティウス様」


 執事は丁寧に頭を下げながら言った。もちろん、執事であるから昨日の晩餐に来た郷士達に対しても同じような対応を取っていたが、祐司には執事の発する光から嬉しいような種類の感情を読み取った。すなわち心からの対応ということである。


「えらく買い込んだな。また、派手な晩餐会でもするのか」


 老人は荷車の荷を見ながら感心したように言った。


「いえ、そういうわけではりません。これは、当家に滞在しているお客様が買った物です」


 老人は執事から事情を聞くと祐司ににこやかな顔で聞いた。


「お客人は、貴方かな」


「はい、ジャギール・祐司と申します」


「ほう。貴公がジャギール・ユウジか。間が悪いことに今日は滅多に無い用事がある。また、ダンダネール殿の屋敷ででもお会いいたそう」


 老人はそう言うと少しばかり小走りで去って行った。 


「今の方は?」


 老人が去ってから祐司は執事に聞いた。


「マネロ・ファティウス様と言いまして郷士でございます。王都派の方でございます。勘定に詳しいと言うことで昔、王都から嫌々ながら連れてこられたそうです。

 でも、仕事には厳しい方で、そのために他の王都派の人達から疎まれていたそうです。それで、奥様を亡くしてからは、仕事を息子に譲って今は隠居なされています」


「嫌々連れて来られたのなら王都に帰ればいいのでは」


 パーヴォットが聞くと何故か執事は嬉しそうに教えてくれた。


「よくはわかりませんが王都も人の付き合いが面倒なので余生を送るにはここがいいそうです。わたしどものような者にも気楽に声をかけてくれる気さくなお方です」


 祐司は去って行く老郷士の発する光が、ほとんど混じり気がなく安定したしっかとした光であるのを見て、心に一物のない正直な人物だろう思った。

 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


-コトリの仇討ち-


 気候温暖で豊かなオバナイトを治める貴族の長子であったコトリはまだ幼い頃に母親マルガルトに死別した。

 病弱だったコトリだけが世継ぎであることを心配した家宰ヴォーギャンは、気立てがよいことで有名な近隣の有力貴族の娘キリーネを後添いにすることを父親のバキャナニットに薦める。


 キリーネは嫁いでくるとコトリに優しく接する。コトリもキリーネに懐く。ところが、ある日、城に忍び込んできた女巫術師バーレインにキリーネは襲われて殺されてしまう。


 バーレインはかつて、非道な巫術で人を呪ったことをバキャナニットに咎められて、むち打ちを受けた上に焼き印を押されて追放されたのを恨みに思っていたのだ。


 バーレインは巫術でキリーネの顔を写してそのままキリーネとしてバキャナニットに取り入る。


 バーレインはバキャナニットの前ではコトリを可愛がる振りをしながら、陰ではコトリを邪魔者扱いして熱湯の中に落ちたスプーンを素手で拾わされたりと凄惨ないじめを行う。


 そのいじめをと止めようとしたコトリの乳母ヘルナーニはバーレインによって毒殺される。


 多情な女であるバーレインはやがて家宰ヴォーギャンを相手に不倫を行いヴォーギャンを子だねとした双子の男の子ウバレートと女の子メリーミャが生まれる。


 バーレインは、幼子になった双子の世話をコトリに言いつける。特に女の子のメリーミャはコトリに懐く。ある日、双子の世話をしていたコトリはバーレインに別の用事を命じられる。


 バーレインはコトリがいなくなると、メリーミャの首を絞めて殺してしまう。その様子を見ていたウバレートには巫術でコトリがメリーミャを絞め殺したように見せる。

 バーレインは大声で泣きわめいて、コトリが赤ん坊を殺したと告発する。ウバレートもその様にバギャナニットに報告する。


 母親が実の子を手にかけるなど想像もできないバキャナニットは、ようやく成人したばかりのコトリを傭兵隊に一生奉公として追放する。


 コトリはバーレインから言い含められた隊長ゴースに常に危険な任務を与えられる。その生活に絶望したコトリは、酒と女に溺れる日々を過ごす。


 やがて、自棄になって命を捨てるような行動を取るコトリの前に危難におちいると剣と盾だけで武装した少女と三人の成人女性が現れてコトリの危難を救ってくれるようになる。


 何度目かの危機を救ってくれた美しい少女にコトリは求愛をした。


 すると少女もコトリのことが好きであると告げた。そして、自分は無情な殺され方をしたために、その真実を公にして不正をたださなければ自分は黄泉の国に入ることを許されない亡霊であること。

 そして、少女は実は母親であるバーレインに殺された双子の女の子メリーミャであることをコトリに告げる。


 そこへ、三人のコトリの危難を救ってくれる女性戦士も現れる。


 三人の女性は、それぞれ母親のマルガルト、乳母ヘルナーニ、本来の後ぞえであるキリーネの霊であると告げた。

 マルガルトは母親としての慈愛から、ヘルナーニは忠誠から、そして、キリーネは憐れみからコトリの危難を救うために亡霊になったという。


 ただし、その代償に、これをコトリに会うのは今回が最後であり、神々との契約で黄泉の国で、不正が正されるまで亡者の試練を永遠に受けなればならないという。


 不正をただすためには、四人の女性の誰かが生身の身体を得て生き返る必要があるという。

 そのために、亡霊として女性をコトリの亡き母の形見である「除霊の短剣」で一度亡霊を殺さなければならないと言う。ただし、「除霊の短剣」を使えるのは一度だけである。


 誰を生き返らすのか苦悩するコトリに、三人の成人女性は、慈愛、忠誠、憐れみは愛に昇華するのであるから、メリーミャを生き返らして、二人が幸せになることが結局三人を救うことになると説得する。


 遂に決心したコトリは、メリーミャに短剣を突き立てる。そして、メリーミャの右手に、お守りとして継母キリーネから貰ったラピスラズリーの宝玉、左手に同じくお守りとして乳母へルートから貰ったターコイズ(トルコ石)の宝玉を握らせた。


 メリーミャの身体は消滅する。


 三人の成人女性も、自分達は黄泉の国の業苦に耐えるから時を待てと、コトリに言い残して消滅した。


 一人悲嘆にくれているコトリの前に傭兵仲間が現れて、隊長のゴースに娘が誕生したことを教える。

 更に、生まれた赤ん坊は右手にラピスラズリー、左手にターコイズの宝石を握っており、宝石にはコトリの名が刻んであったという。

 

 そして、その赤ん坊の首筋には、誰かに絞められたような跡である青アザがあった。


 赤ん坊は、メリーミャと名付けられる。神意を感じた隊長ガースは、コトリが戦死したと偽りの報告をバーレインに送る。


 十数年の時が流れる。コトリは勇猛でありかつ思慮深い傭兵隊長マルコンとして、戦死したガースの残した傭兵隊を率いていた。


 すでにメリーミャは美しい女性として成長していたが、前世では異母兄弟であるメリーミャと結ばれていいものかコトリは苦悩していた。


 そのコトリのもとに、敵軍の包囲により故国存亡の危機に陥ったオバナイトから至急の

救援要請が届く。


 数倍の敵兵を打ち破り、コトリは、メリーミャを甲冑を装備した兵士に紛れ込ませて城に乗り込んでくる。


 宮廷では、弟であるウバレートが玉座に座っていた。玉座の左右にはバーレインと家宰ヴォーギャンが座っていた。


 褒美を取らすというウバレートの言葉はどこかうつろで、バーレインが実権を握っているのは明らかだった。


 コトリがかつては豊かで敵に後ろを見せない精兵が揃っていたオバナイトが近隣に侮られるほど衰弱している状態をなじる。

 その原因は悪政と不正な跡継ぎのせいだと言ってウバレート、バーレイン、ヴォーギャンを怒らせた。


 バーレインはコトリを捕らえて処刑しろと命じるがすでに城はコトリの配下が押さえており城の衛兵は誰も現れない。


 剣を振りかざして近づいてくるコトリの配下達に、切羽詰まったバーレインは巫術を発動させる。たちまち倒れるコトリの配下だが、コトリとメリーミャだけは倒れない。

 コトリはウバレート、バーレイン、ヴォーギャンの三人に自分の顔をよく見せてコトリであることを知らせる。


 また、メリーミャの父と母は零落した貴族の血筋であり巫術が効かないことを説明した。

コトリはバーレインに近づくと剣の腹を何度も叩きつけてうずくませてしまう。


 無理をして巫術を使ったこととコトリに打ち据えられたことで、キリーネに化けていたバーレインは本来の姿に戻ってしまう。仰天したヴォーギャンはかつてバーレインと不義密通を行い、双子の父は自分であることを白状する。


 その言葉に、メリーミャの前世も自分とは血が繋がっていないことを知りコトリは欣喜雀躍きんきじゃくやくする。


 そこへ地下牢に閉じ込められていたというコトリの父親のバキャナニットがコトリの配下により助け出され連れられてきた。

 バキャナニットは人々から隠されて、復讐のためにバーレインから毎日鞭打たれたて半分水に浸かった暗い牢に閉じ込められていたのだ。


 その責め苦のためにバキャナニットは失明したうえに、足が萎えてしまっていた。


 バーレインの巫術でバキャナニットが死んだと思わされていたウバレートとヴォーギャンは喜んで、事の顛末をバキャナニットに説明する。


 バキャナニットは我が子のコトリの生還を喜ぶが、子供を激情のあまり殺すような者を領主にはできないと言い、傭兵として生きていくようにコトリに言う。


 メリーミャが、かつてバキャナニットが教えてくれた珍しい子守歌を歌い、メリーミャとバキャナニットしかしらない思い出話をする。


 今、自分の手を握って涙ながらにバキャナニットに話しかけているのがメリーミャの生まれ変わりだと理解したバキャナニットは事の真相を聞く。


 メリーミャは倒れ込んでいるバーレインを剣を首筋にあてて立たせる。


 巫術が解けたウバレートは、自分がみたバーレインの妹殺しの様子を涙ながらに話した。


 隙を見て逃れよとするバーレインにコトリは「除霊の剣」をかざしてその動きを止めた。コトリは、新しくやってきた配下の兵にバーレインを逮捕させる。


 バキャナニットは領主としての最後の命令だと言って、バーレインの四肢を切断して、舌も抜いて巫術ができないようしてから大釘で戸板に打ち付けて晒すように命じる。


 バキャナニットの命のように、バーレインの四肢が切断されたと報告がくる。すると、メリーミャの首にあった青いアザが消える。


 コトリとメリーミャは結婚して、オバナイトを立て直すことになった。バキャナニットは領主の地位をコトリに譲るこにした。


 コトリはヴォーギャンにウバレートを家宰として役に立つ人間にせよと命じた。ウバレートとヴォーギャンは、コトリの寛大な処置に深く頭を垂れた。


 即位式と結婚式が同時に行われている場所に、母親のマルガルト、継母のキリーネ、乳母ヘルナーニの化身である三人の女性戦士が現れて黄泉の国の責め苦から解放されたことを告げに来る。


 今、責め苦を受ける場所ではバーレインが三人分の責め苦をバーレインを愛する人間が現れるまで受け続けていると言うと、三人の女性戦士は黄泉の国へ帰って行った。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 「コトリの仇討ち」はリファニアではよく知られた話であるが、元は単純な継子いじめの話だった。それが次第に複雑な話となって時代や場所でかなり細部は異なる。


 上記の話は芝居で行われる場合の粗筋である。正規に上演すると、七場からなるため数時間以上かかる。そのため歌舞伎の段のように、ある場だけが上演されることも多い。

 人気のあるのは四場に相当する、コトリと女性戦士のやり取りの場面と、コトリの復讐が成就する城の場面である六場である。


 この場の「われの首筋のアザは、わが母により刻まれた責め苦の跡だ。このわれを苦しめる責め苦の跡は、おのれの手がなくなるか、わが首がなくなるかいずれでしか消えぬ恨みだ」というバーレインの首筋に剣を当てて言うメリーミャの台詞はリファニアではよく知られた台詞で色々な場面で用いられる。



 なお、悪役である巫術師バーレインは、心の底では巫術師を恐れているリファニアの住民の複雑な心情を表している。



挿絵(By みてみん)



挿絵(By みてみん)



挿絵(By みてみん)


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