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千年巫女の代理人  作者: 夕暮パセリ
第二十二章 シャクナゲ舞う南部紀行
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南部紀行前章13 二人の令嬢とファガデナ商会

 アルシャネルが祐司から医学的な知識についての話を聞き始めてから半刻ほどすると、女中が「皆さん、食事の準備が出来ました。広間に」と告げに来た。


「丁度、お話も一段落しましたので広間にわたしが案内します」


 アルシャネルはそう言って立ち上がった。


 アルシャネルは話が一段落していなければ、他の者を待たせても祐司から話を聞いただろと祐司は感じた。


 アルシャネルに案内された広間は”ロの字型”に長机が配置されており、その長辺には屋敷の主ギスムンドルとその息子プティスト、そして椅子が一つ余っていたがそこはアルシャネルの席のようだった。


 そして二つの短辺にはそれぞれ中年の男とどちらも器量がいい十代後半から精々二十歳という妙齢の女性が座っていた。男の一人は商人風、そしてもう一人は服装から聖職者であることがわかった。


 ギスムンドルらの座っている向かいの長辺には二つの椅子が用意されておりそこが祐司とパーヴォットの席のようだった。


 祐司とパーヴォットが広間に入ってくると、全員が立ち上がった。


「再び我が家に来ていただき感謝いたします」


 ギスムンドルはそう言って祐司とパーヴォットに頭を下げた。


「では他の方々を紹介いたします」


 ギスムンドルは祐司から見て右に位置する聖職者とおぼしき男性と、少し派手な雰囲気がする女性の方へ目線を移した。


「こちらはヴァンナータ島のベルナルット神殿のフェルヴェ・ドナシアン神官長です。ヴァンナータ島振興商会物品を納めさせていただいておりヴァンナータ島振興商会の運営にご助言いただいております。


 女性はフェルヴェ・ドナシアン神官長の姪御さんのバヴダ・クレメンチネさんで、今回、フェルヴェ・ドナシアン神官長にカラシャを訪れていただきましたが御同行されております」


 ベルナルット神殿はヴァンナータ島で一番大きな街でヘルコ船舶商会傘下のヴァンナータ島振興商会の本郷があるヴァンナータ島南部のケケルタール近郊にある全ての神々を祭神とする万神殿であり、祐司とパーヴォットは昨年参拝した。


 ヴァンナータ島は一島でヴァンナータ州となり、その一の宮といえる首席神殿はヴァンナータ島北部の街ボノドケ近郊の主神ノーマを祭神とするジェルデ神殿である。


 ヴァンナータ島は植民の歴史が古いこともあり古刹が多い。その中でもジェルデ神殿は特に古い創建であり、神殿に伝わる縁起書では日本の由緒ある神社と同じほどの千六百年の歴史がある。


 ただ創建五百年というベルナルット神殿の方が現在は規模も大きく、リファニア各地からの移民の子孫が多いヴァンナータ島では、万神殿である故に先祖が崇拝していた神を参拝できるとあって参拝者も多い。



挿絵(By みてみん)




「ご紹介いただいたようにベルナルット神殿ので神官長を務めますフェルヴェ・ドナシアンです。

 ギスムンドル様に神殿の補修費を寄進していただきました。その御礼を兼ねてカラシャに参ったところ食事会に呼ばれました」


 紹介されたフェルヴェ・ドナシアン神官長は名をあらためて名乗ってから、ギスムンドルの説明を補足するようなことを付け足した。


 そしてフェルヴェ・ドナシアン神官長の姪であるクレメンチネが自己紹介をした。


 クレメンチナネはパーヴォットと同じようなリファニアではやや痩せ気味と思われるような体格で、リファニアではやや背が高い女性の範疇であるパーヴォットと同じような身長があった。


 またクレメンチネの頭髪はリファニアでは珍しい赤みがかった茶色で青みがかった虹彩をしていた。



 続いてギスムンドルは商人風の男を紹介した。


「こちらは王都で商売をされている、ファガデナ商会の商会長カロマ・ベッティルドさんです。

 今度、わがヘルコ船舶商会と提携してヘルコ州の麻と亜麻を取り扱っていただくことになりました。


 それに先だってヘルコ州の麻と亜麻の生産と加工の見学ついでにヘルコ州の物見遊山にご招待いたしました。


 隣におられるのはご令嬢のネルジン・インニェラさんです」


 ファガデナとは王都の通りの名である。ファガデナ通りは王都で一番繁華なヘルデ通りの隣にあり、物納された年貢の現金化といった貴族家相手の商売をする大店が居並んでいる。


 すなわちリファニア人、特に王都の住民がファガデナ商会から受け取る感じは、江戸時代の人間が蔵前屋というような屋号の感じと一緒になる。

*話末注あり


 フェルヴェ・ドナシアン神官長と違いカロマ・ベッティルドは自分の名のみを口にしたが、令嬢のインニェラが父親にかわるように名乗りをしてから説明めいたことを言った。


「カロマ・ベッティルドの次女ネルジン・インニェラで御座います。本来なら母が父と同行する予定でしたが、体調の関係で来ることが出来ませんでした。姉はすでに他家に嫁いでおりますのでわたしが代わりに同行しております」 


 インニェラはクレメンチナよりやや小柄で少しばかりふくよかな体つきであった。リファニアの美意識からすれば顔立ちからは差がつけにくいインニェラとクレメンチネではインニェラの方が美人ということになる。


 インニェラは黒髪と茶色の虹彩でリファニアではかなり多いタイプである。ただ顔の造作はアジア系のイス人の特徴が強く、現代日本にインニェラが住んでいれば日本人とヨーロッパ系のハーフと思われるだろう。



 祐司とパーヴォットもそれぞれに簡単な自己紹介をして、一同は椅子に座った。


 祐司は一連の儀礼の最中は全員の巫術のエネルギーによる光の変化を見ていた。そして誰もが嘘は言っていないが、本来は祐司に伝えるべき本当のことをまったく口にしていないことを祐司は確信していた。


 何より祐司を驚かしたのが二人の令嬢が発する巫術のエネルギーによる光が貴族の特色を持っていたことである。



挿絵(By みてみん)




 そして最後に祐司は横にいるパーヴォットを見た。


 パーヴォットはにこやかな顔付きだが目が笑っていなかった。そしてパーヴォットの視線からすると二人の令嬢に警戒心を持っていることが明らかだった。


 パーヴォットは祐司に近づく全ての女性に警戒心を持つわけではない。


 パーヴォットはどうも祐司にとって害になる女性や、祐司を利用しようとしている女性を本能的に見分ける能力があることを祐司は知っていた。



「それでは食事をはじめます」


 ギスムンドルの呼びかけで、それまで壁際にまるで家具のように佇んでいた女中が一礼をして部屋を出て行った。


 そしてその女中を含めて三人の女中が種々の料理を載せたワゴンを部屋に運び込んで配膳をはじめた。

 リファニアの会食は最初はテーブルの上に何も乗っていないというのがルールである。これは作り置きの料理を客人の前に置いておくのは失礼に当たると考えるからだ。


 ただ料理が出てくると今度はテーブルの大きさに余裕がある限り出来るだけ多く並べようとする。


 これは接待側が貴方の為にこれだけ用意しましたと示す目的があるからだ。


 カラシャは地域第一の漁港でもあるので、運び込まれた料理は海産物が多かった。そして最も豪華な感じのする皿に載せられた主菜がスズキのソテーであった。

 その他は揚げた海老、むき身の貝入ったスープ、マトンとタマネギ、根菜類からシチュー、そして温野菜、バターと蜂蜜が用意された小麦パンだった。


 これに水代わりに低アルコールのビールが出る。



挿絵(By みてみん)




 貴族家や高位郷士の会食がそうであるように平民でも富裕層の会食は、全て平らげると大食漢というほどの量が出てくる。

 ただこれは客人に十分な量を用意しましたいうことを示すと供に、使用人の役得の為に残るのを見越しているからである。


 その為に食べる量は全体の半分と心得られており、取り分けが出来るモノは皿の端に残しておき、汁物は自分が食べる量だけ皿に入れてもらう。


 会食は三分刻(一時間半)ほど続いたが、この間はご多分に漏れず祐司は武勇話を所望されて、北西戦役における”弓手のダッサレー”との一騎討ちを話すことになった。


「いや痛快なお話ですな。ジャギール・ユウジ殿は一人で”バナジューニの戦い”でモンデラーネ公配下第一の巫術師”カタビ風のマリッサ”、そしてモンデラーネ公配下のの猛将デラトル男爵を討ち取るのに助力、王都でマリッサに次ぐ巫術師マジャーネ・ルドゥイン、北西戦役では戦列の壊し屋として名高い”弓手のダッサレー”を討ち取られました。

(第五章 ドノバの太陽、中央盆地の暮れない夏 黒い嵐16 バナジューニの野の戦い 六 参照)

(第五章 ドノバの太陽、中央盆地の暮れない夏 黒い嵐18 バナジューニの野の戦い 八 参照)

(第十章 王都の玉雪 氷雪と暗闇の日々12 巫術師イルムヒルト 七 -逆襲- 参照)

(第十六章 北西軍の蹉跌と僥倖 下 イルマ峠の紅アザミ31 城壁の戦い 八 -ダッサレー- 下 参照)


 それに加えて北西戦役では北西軍の巫術師隊を指揮して多数のモンデラーネ公軍の巫術師を討ち取った。

 ジャギール・ユウジ殿一人の働きでモンデラーネ公は牙を折られ、爪を切られてようなものですな」


 ギスムンドルが少々興奮したような口調で言った。


 ただ祐司にしてみれば自分にはまったくその気はないのに、モンデラーネ公からすれば忌々しい人物になりモンデラーネ公にパーヴォットを含めて付け狙われないかと心配でならない。


 ただモンデラーネ公は天下の武芸者ジャギール・ユウジを闇討ちするようなことをすれば自分の名に傷が付くばかりなので、ジャギール・ユウジとは戦場と支配地域で不法行為を犯さない限りは関わってはならないと命じている。


 ただこれは公に公布されてはいないので、祐司とパーヴォットとしてはモンデラーネ公の刺客を用心してしまう。



「アブラン親分は亡くなったそうですね」


 パーヴォットがぽつりとした感じで訊いた。


 昨年、祐司とパーヴォットがギスムンドルの屋敷に寄宿していた時に、ハーメンリンナ子爵の意向を受けた渡世人からヤクザ者に転落したアブラン親分と彼が率いる一騎当千の手下四人、アブラン一党に与する牢人ドシャンベ・ルトホルドルの合計六人に祐司とパーヴォットは待ち伏せ攻撃を受けた。

(第十二章 西岸は潮風の旅路 春嵐至り芽吹きが満つる24 路地裏の血闘 参照)


 ハーメンリンナ子爵はサムロム峠でハーメンリンナ子爵のお気に入りの家臣であるカラシャ奇襲攻撃隊の指揮官ダブト・ルヴァドルドを討ち取っており、ハーメンリンナ子爵は祐司に遺恨があった。


 アブラン親分は自分の愛人フェヴァリア、手下は家族をハーメンリンナ子爵に人質に取られての行動ではあった。


 このハーメンリンナ子爵の命令は祐司とパーヴォットには逆恨みもいいところである。リファニアの常識からすればダブト・ルヴァドルドは戦闘行動中に殺害されたのであるから戦死であり、戦闘行動中の殺害は報復の対象にしてはならない。 


 祐司は最初にアブラン親分の頭部に愛刀を研ぎに出していたかわりに借りていたカットラス(船舶刀)を見舞った。

 大きさの割りに重量があるが切れ味は劣るカットラスはアブラン親分の前頭部に数センチ食い込んでその周辺の頭蓋骨を砕いてアブランは人事不省になった。

(第十二章 西岸は潮風の旅路 春嵐至り芽吹きが満つる25 アブラン一家の結末 参照)


 なおこの襲撃事件で祐司は襲撃現場で二人の殺害し、三人に重傷を負わせた。このうち一人は抵抗したために急を聞いて駆けつけた治安部隊によって殺害されアブラン親分も人事不省のまま死んだと祐司は聞いている。


 なお六人のうち一人はパーヴォットが単独でアキレス腱を切断して戦闘不能にしている。



「ええ、ジャギール・ユウジ殿がヴァンナータ島へ旅立たれてから五日ほどで亡くなりました。

 人事不省でずっと意識は戻らなかったのですが、最後の瞬間に意識が戻ったのか『フェヴァリア』と一言言ってこときれたそうです」


 ギスムンドルは嬉しそうに言った。


「わたしが聞いたので間違いありません。頭の包帯を交換しようとしている時でした」


 アルシャネルがギスムンドルに付け足した。


「アルシャネル様がアブラン親分の看病を?」


 パーヴォットが不思議に訊いた。 


「いいえ、アブラン親分の砕かれた頭蓋骨を取り除いてからは、毎日、様子を見に行って包帯を交換していました。頭を打ち砕かれて人事不省になりながら生きている人間など滅多に出会えません。

 いずれ死ぬことは避けられないのですが、どうした経緯を辿るのかを記録したかったのです」


 外科手術と人体構造に興味関心が偏ったアルシャネルは聞きようによってはサイコパス要素満載な説明をした。  


「御蔭でアルシャネルは悪党にも手厚い手当を施して慈悲を与える聖女だと勝手な噂が広まった」


ギスムンドルが明らかにやれやれという感じで言う。


「あのー、ジャギール・ユウジ殿がヤクザ者のアブラン一党の待ち伏せを返り討ちにしたことは王都でも話が伝わって聞き知っておりますが、先程出てきたフェヴァリアとはどういった方でしょうか?」


 王都の大店の店主カロマ・ベッティルドが訊いた。


「陰の女ですから流石に王都までには噂が届いていませんか。フェヴァリアはヘルコ州やヴァンナータ島では有名な女性です」


 ヴァンナータ島ベルナルット神殿のフェルヴェ・ドナシアン神官長がさもありなんという口調で言う。



注:蔵前とファガデナ商会

 蔵前は現在の東京都台東区の南東部、隅田川に面した蔵前一丁目から四丁目という地域の地名です。

 1989年までは隅田川の対岸にありGHQに接収されたために使えなくなっていた両国国技館が新装されて大相撲の興行が移るまで蔵前国技館があった場所です。


 地名の由来は江戸幕府が天領から集めた米を貯蔵する浅草御蔵があったことにちなみます。


 蔵米が旗本・御家人の給与である扶持米になりました。そして蔵以外にも蔵米を理出蔵奉行とその配下の役人の敷地住宅が整えられて武家屋敷街となります。

 浅草御蔵の西側にある町は江戸時代中期以降に蔵前と呼ばれるようになり、これが蔵前の始まりです。


 幕府から支給される扶持米は江戸前期の寛政年間(1661~1673年)の頃から米問屋や札差によって現金化されるようになります。


 札差は米を現金化する代行業者です。本来は俸禄米支給日に旗本・御家人自ら浅草御蔵に出向いて蔵米を受取り米問屋に売却する建前ですが、これは商談を含んでかなり面倒なプロセスが必要になり場合によっては米問屋に買いたたかれたりします。


 そこでそのプロセスを代行して相場と思える価格で米を販売してくれる札差が利用されるようになりました。

 この札差の米売却代定めでは百俵あたり旗本・御家人から金一分、米問屋に販売する時は金二分、合計三分を手数料として受け取りました。


 この札差という名の由来は旗本・御家人から預かった蔵米請取手形を割竹にはさみ、役所前の入口にある藁束に差して蔵米を受け取る順番を待っていたことにちなみます。



挿絵(By みてみん)




 やがて札差は蔵米の受け取りを代行するだけではなく旗本・御家人に蔵米を抵当にして金を用立てるという金融業務をはじめます。


江戸時代が進み新田開発や栽培技術が向上して米の増産が進むと「米価安の諸色(米以外の物価)高直」という現象が見られてきます。

旗本・御家人の米で受け取る給与は役職に就かない限り固定されていますから実質的に減給になり、しだいに彼等は困窮していきます。


 金に困った旗本・御家人は札差に次回支給される蔵米の受領・売却を依頼すると確約し借金をしました。

 そして札差は蔵米の支給日に売却した現金から手数料と借金の元利を差引きしてその残りを旗本・御家人に渡しました。


享保八年(1723年)に浅草蔵前の札差109人が南町奉行大岡越前に願いを出して、株仲間を結成します。

 これにより新規の参入は出来なくなりますが、札差の営業権である株は売買できました。


明和から天明(1764~1788年)頃が札差の全盛期で株は千両で取引され、大手札差主人の一ヶ月の弁当代が百両などと言われます。


 本文で出てくるファガデナ商会はこの札差に似た業種から発展した商会です。


 王都を含むリファニアの畿内ホルメニアでは貨幣経済が発展しているので、現在では年貢もほぼ金納になっています。


 またホルメニア以外にバーリフェルト男爵家のように内陸の遠隔地に領地がある場合は、年貢の小麦を運搬してくることは負担ばかりが大きいので現物で年貢を集めた後で現金化して王都に届けています。


 そして実際の年貢として収められた小麦などの穀物は特許商人から小売業者を通じて現地の非農家世帯に販売されていくことになります。


 この年貢を買い取っていたのが王家に毎年特許料を出すことと利益の一割を冥加金として出す条件で認可された年貢特許商人です。

 年貢特許商人は年貢買取価格の運送費や保管費を含めて最大で三割増しでしか他に転売できないという縛りがあります。


 この為にあまりに年貢代金を安く買いたたいてしまうと自分の利益が薄くなりますし、場合によっては運送費や保管費で赤字になります。

 また特許商人の数には制限はありませんので競争原理が働いて自然に適正な価格になりますし、売って貰えるかは商人の信用と誠実さの差になります。


 年貢の金納地域でも穀物買取を行っているのはこの特許商人で、普通は村単位で契約されます。

 この年貢特許商人は王領以外ではリファニア西岸や中央盆地の大州ドノバ州などで見られて、現地の領主が特許を出しています。


 こうした特許商人は王都のファガデナ通りに集まっています。これは百三十年前まで王家の年貢集積倉庫がファガデナ通りにあり、それを買い取っていたのが当時の年貢特許商人だったからです。


 ファガデナ商会は創業百五十年ですが、いきなり屋号を年貢特許商人の代名詞だったファガデナ商人という名をそのまま使用したファガデナとしました。


 現在もファガデナ商会は年貢特許商人としての商売はしていますが、王都貴族との繋がりを保ちながら行う王都貴族領からの物品買い付けと販売が主力です。

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