「普通の日々が終わる *中編*」
「普通の日々が終わる *前編*」の続きです。
俺は体を地面に伏せた。
次の瞬間、銃声が周りに響いた。
激しい銃撃戦だ。
俺は隙を見てとっさに物陰に隠れた。
「ちッ、邪魔が入ったか。一時撤退する。」
そう言って女の子は逃げて行った。
「大丈夫か?シン。」
俺の事を助けてくれた子だ、茶髪で髪は長い、顔は穏やかな感じだ。
「な、なんとか大丈夫だよ」
女の子は綺麗な笑顔で言った。
「それは良かった」
そういえば…、俺はこの子の事を何も知らない、それに俺の事を殺そうとした奴の事も知ってるかもしれない。
そう思った俺は聞いてみた。
「そういえば、君は誰なの?それに僕を殺そうとした奴の事を知っているの?」
「私はユウナ。そしてアイツはタイプA-284、人間の容姿した殺人兵器だ。」
さ、殺人兵器…!?俺は背筋が凍り付いた。
あれ…、待てよ、なんで俺は殺されそうになったんだ?
俺は、女の子に…いやユウナに聞いた。
「なんで俺は殺されそうになったんだ?」
「それはお前が二十年後、宇宙エレベーターの基礎理論を構築し開発した、そして開発は成功し。日本は世界初、宇宙に進出した、そして、それを好まない奴だって大勢いる、そう奴等はお前殺す為に未来から送り込んだんだ、殺人兵器を。」
読んでくれてありがとうございます。
まだ続きます。