少し古い話題だけど、AI絵師って何?
少し前、「AI絵師」なる単語がトレンドになっていたような気がします。
私自身、理解もしてないのだし、彼らの主張の一切を理解するつもりがありません。
何かあれでしょう、AIに頼らないと何にも創作が出来ない人達でしょう?
そんな人達のことを調べるのも面白くないし、何のメリットもないのだし、意義もないのだし……。
さて、単に馬鹿にするのは終わりにしましょう。
私自身この「AI絵師」という言葉が、非常に馬鹿らしいと考えています。
何故なら、そう呼称されている所謂AI絵師は、絵を描いていないからです。
彼らはAIに「こんな絵を描け!」と命令をしているだけなのですからね。
分かりづらい人の為に、例えばの話なのです。
私がA氏という画伯に絵を依頼したとしましょう。
「ゴッホのヒマワリのような絵をくれ」と、何十万か払いました。
そして、その絵が来たとしましょう。
では、此処で質問です。
この絵の作者は誰でしょうか?
分からない人の為に、二択にします。
1:A氏
2:私
簡単ですね。勿論、作者は1のA氏に違いがありません。
こちら、私は単なる出資者に過ぎないわけです。
微塵の筆も入れていませんし、単に欲しい絵の概要を説明したに過ぎません。
さて、これをAIとして考えてみましょう。
所謂AI絵師と呼称される人々が、AIに対し「ゴッホのヒマワリのような絵を描け」と命令したと考えましょう。
すると、AIはたぶんそういった絵を描くと思います。
これを初めの例として考えると、作者はAIとなる訳です。
ただし、学習元とかを考えると、少し変わるのかなと思います。
……まあ、面倒臭いので考えませんが。
ええと、取り敢えずこれで作者は、AIとなるのです。
ということは、所謂AI絵師と呼称される人々は、単なる出資者……この場合は、お金を払っていないのだから利用者になるのですかね?
まあ、絶対に絵師とは言えないわけです。
絵師とは、絵だとか版画だとかを生業にする人な訳ですから。
それでは一体どのような呼称が相応しいのか、と考えましょう。
私はですね、……「AI貴族」的なのが良いのかなと思います。
理由としてはですね、まず絵は描いていないのです。
ですから、絵師というのは大言壮語でしょう。
では、彼らが何をしているのでしょうか?
ええと、簡単に言えば絵を描けと命令しているだけです。
すると、私の中に一つのイメージが湧きました。
いろんな絵を描かせる人といえば、お貴族様かなと。
何とも安直ですね……。
でも、こんなくだらない考えに頭を使いたくないな、と思ったのです。
……実際には、人の絵柄を奪い取る蛮族かもしれませんね。ふと思いました。しかし、面倒いのでこれで良いでしょう。