両性変化。
誤字脱字があるのはごめんなさい。
研究所に行った次の日。
勇馬は夕菜として学校に来ていた。
勇馬で来ても休学したことになっているからだ。
行っても勇馬としての席は無く夕菜の席しかないのだ。
それに勇馬の状態では30分しかいられなかった。
友梨「おはよう。夕菜。
戻ったんじゃなかったの?」
友梨は夕菜に聞こえる程度の声で言った。
夕菜「いや。戻ったよ。
ただちょっと問題があるんだよ。」
友梨「そうなの?」
夕菜「あぁ。
そうだな…昼休みに屋上に来てくれ。」
友梨「わかった」
夕菜は友梨と分かれて直樹と桃子が話しているところに向かった。
夕菜「うぃ~す。」
直樹「よぉ。」
桃子「おはよう。」
最近この2人はいい雰囲気だというのがクラスでのもっぱらの噂だ。
夕菜「今日話したことがあるんだよ。
昼休みに屋上来てくれないか?」
2人は了解してうなずいた。
直樹「もしかして、今日の姿が勇馬でないことの話なのか?」
夕菜「あぁ。」
直樹「そうか。」
そこで授業の開始を知らせるチャイムがなった。
夕菜は自分の席にすわり…寝た。
夕菜は今の自分をしらべるのに一日使っていたのでとても疲れきっていたのだった。
夕菜が気がつくと授業は終わり、昼休みが来ていた。
友梨、直樹、桃子はもう教室にいなかった。
夕菜は急いで屋上に向かった。
ちゃんとメロンパンを持って…
夕菜は屋上の扉を開けると友梨、直樹、桃子がいた。
夕菜「ごめん。遅れたって…なんで起こしてくれなかったんだ‼」
友梨「だって気持ちよさそうに寝てるんだもん。」
直樹「気持ちよさそうだったからな。」
桃子「あの顔は反則だよ。」
夕菜「・・・あっそう。」
夕菜は適当に座り込み持ってきたメロンパンの袋を開け、食べ始めた。
直樹「で今日はなんなんだ?
その体のことだとは聞いたんだが…」
夕菜「あぁ。そうだな…」
夕菜は勇馬に戻った。
勇馬「こういうことだ。」
桃子「え?自分の意思で戻れるようになったの?」
勇馬「もとは戻るためだったんだが副作用みたいなものかな」
直樹「なるほどな…」
友梨「え?その状態でいられるのに学校には夕菜できたの?」
勇馬「いやなぁ~この状態だと30分しかもたねぇんだよ…」
桃子「へぇ~」
友梨「プッ…」
直樹「クッ…」
友梨・直樹「「アハハハハハハ」」
突然友梨と直樹が勇馬を見て笑い出した。
勇馬「どうしたんだ?」
友梨「だって…プッ…勇馬考えてみて…ククッ…」
直樹「体は男なのに服装は…クククッ」
そこまで言われて勇馬は気がついた。
勇馬「俺って変態みたいじゃないか‼」
勇馬は速攻夕菜に戻った。
夕菜「始めのほうに言ってくれよ…」
友梨「ごめんごめん。クククッ
最初は驚いてたんだけどね。クククッ
ちょっと冷静になったらね。」
直樹「俺も同じような理由だ。
気がつかなかったのか?」
夕菜「気がつくわけがないだろ‼
俺はお前たちにどうやって説明しようか考えていたんだから。」
桃子「多分、大体のことは勇馬が戻ったときに気がついてたんじゃない?
友梨に直樹?」
夕菜「私は大体分かったけどねぇ~
夕菜が急に勇馬になったのが驚いて何も言えなかったのよ…」
直樹「まぁ大体のことは分かってたな…」
夕菜は戻ってからもメロンパンを食べていたので持ってきたメロンパンはなくなっていた。
夕菜「そろそろ。教室にもどるか…」
もう時間は昼休みの終わる時間の5分前だった。
直樹「そうだな。」
桃子「了解。」
友梨「分かった。
で勇馬は次の授業も寝るの?」
夕菜「寝れるんだったらな…」
次の授業は体育の授業であるため寝ることは出来ない。
教室に戻り更衣室に夕菜と友梨、桃子で向かった。
更衣室には誰もいなかった。
友梨「・・・」
夕菜「どうした?」
桃子「どうしたの?」
夕菜と桃子は早々と着替える。
だが友梨は着替えようとしなかった。
友梨「あっち向いてて。」
夕菜「あぁ…」
桃子「うん。」
夕菜と桃子は友梨が言いたいことを理解して友梨の反対側を向いた。
友梨は夕菜が勇馬だと知らなかった時は特に気にしていなかったが、
夕菜が勇馬だと知り、恥ずかしくなったのだ。
友梨「もういいよ。」
夕菜「じゃぁいくか。」
体育の授業は無事に終わった。
今日の授業は体育で終了である。
いつもなら夕菜は部活で指導をするのだが、今日は一度家に帰った。
両性で着る事のできる服に着替えるためだった。
着替えてから夕菜は自転車で体育館に直行した。
夕菜「俺は、部活でなにするんだ?
それに両性いける服装って・・・ジャージ?」
作者「それは教えれないなぁ~
服はジャージだね。」