あれ?
駄文です。
生温かく見てくださればいいともいます。
俺は薬を飲んだ。
すると背が伸びているのを確認できた。
前回のように痛みは無い。
長かった髪も勇馬の元の長さまで短くなった。
そして胸も小さくなっていった。
勇馬「おぉ!!
戻れたぞ!!」
あとは戻れたことを研究室にいる高畑に報告すれば家に帰れるはずだった。
高畑「あら。勇馬君。その姿だと久しぶりだね。」
勇馬「アハハ。」
高畑「で戻るときに痛みはなかったか?」
勇馬「え?はい。ありませんでしたけど?」
高畑「多分骨が変形するから相当な痛みが起きるはずなんけど…」
勇馬「俺に聞かないでくださいよ。
もしかしたら俺は一度戻ってるから骨が変化に慣れたんでしょうか…」
高畑「そうかもしれないね。
今週の土日でも警察にいって一度も戻ってない人でも呼んで貰おうかな。」
勇馬「そうしてください。
俺はもう遅いんで帰りますね。」
高畑「ありがとう。データは少し取れたから良いとしようか。」
勇馬「では、また今度~」
勇馬は大学から帰り久しぶりに男の体でお風呂に入ってねた。
とても久しぶりのことであったため忘れかけていたことが多くあったがすぐに感覚を思い出した。
~次の日~
勇馬は起きると体の異変に気がついた。
昨日は男の体で眠ったはずなのに今の感覚は昨日起きた感覚つまり女の体の感覚だった。
夕菜「なん?!」
勇馬は声をだすと夕菜の声が出た。
そして勇馬は体を確認すると、夕菜の体だった。
夕菜(完璧には戻ってなかった…)
夕菜は昨日戻ったときの感覚を思い出した。
すると体が変化し始めた。
夕菜も目線が変わってきたので鏡を見た。
夕菜の部屋にはいつの間にか優子が運び込んできた姿見が置いてあった。
それを見ていると夕菜の髪は短くなり勇馬の髪の長さになった。
夕菜は自分が変化するのを見るのは始めての事だった。
1分ほどすると夕菜の体は完璧に勇馬の体になった。
勇馬「これってもしかして…」
勇馬は夕菜になるイメージをしてみた。
すると体がまた変化し始めた。
また1分ほどすると勇馬の体は夕菜の体になった。
夕菜「これは喜んで良いのか…悲しんで良いのか…」
優子「勇馬~おきたぁ~?」
優子は夕菜が勇馬に戻っていることを知っている。
優子は今日は仕事を休んだ。
優子が夕菜の部屋の扉をあけた。
優子「え?勇馬。戻ったんじゃなかったの?」
当然思うだろう、元に戻ったと思っていた人物が戻っていないのだから。
夕菜「いや。面白いことが解ったんだよ。
見てろよ。」
夕菜は勇馬に戻ろうとしたが戻れなかった。
夕菜「あれ?」
優子「どうしたの?」
夕菜は今さっきの自身の意思で性別の反転が出来たことを話した。
優子「なるほどねぇ~
時間を置いたら戻れるようになれるんじゃない?」
夕菜「そうかもな…」
それから夕菜と優子は朝食を食べ優子は夕菜が学校を休むことを学校に伝えた。
そして30分後夕菜はもう一度戻ることを試みてみた。
すると夕菜は勇馬に戻ることが出来た。
優子「本当に戻れたわね。」
勇馬「だから言っただろう?」
優子「じゃぁ高畑さんのところに行くわよ。」
勇馬「あぁ。」
勇馬は優子の車に乗って高畑がいる大学の研究所に向かった。
優子「高畑く~ん。いるぅ~?」
優子は研究所に入ると大声を張り上げた。
高畑「優子さん。そんなに大声じゃなくても聞こえるよ。」
高畑は昨日勇馬が戻った休憩室から出てきた。
高畑「どうしたんですか?」
勇馬「まぁ見せますよ。」
勇馬は高畑の前で夕菜になった。
高畑「おぉ。」
夕菜「って感じに性別を自分の意思で変えれるんですが…」
高畑「僕にも分からないよ。
なにしろ性転換自体が遺伝子まで変わるのは絶対に無いことなんだからね。」
夕菜「それもそうですね。」
夕菜は安全の為に研究所で一日を過ごした。
そこで夕菜は新しいことを発見した。
・勇馬の状態でいることは1時間しかいられないが夕菜の状態だと何時間でもいることが出来る。
・夕菜→勇馬になるときは少なくとも30分は開けなくてはならない。
・勇馬→夕菜になるときは1時間以内であればいつでもよい。
とこの3つだがとても有意義なことを発見したのだった。
夕菜「はぁ…作者の言ってたことってこういうことだったのか…」
作者「そういうこと。」
夕菜「ふ~ん。じゃあ…」
夕菜は勇馬になって作者の首を絞めた。
作者「ギブギブギブ」
作者は首を絞めている勇馬の腕をタップする。
勇馬「ったく。」
ようやく勇馬は手を退けてくれた。
作者「なんで勇馬になったの?
握力やその他もろもろは変わらないでしょ?」
勇馬「こっちが俺の本当の姿だ!!
それにこっちの方が力がみなぎっているような気がするんだよ!!」
作者「そうなの?
ってことは私には全力で首を絞めたってこと?」
勇馬は目をそらした。
作者「お~い。
死んだらどうしてくれてたのよぉ~」
勇馬「骨ぐらいは拾ってやってたかもな。」
作者「いつの間にか火葬されてる…」