ようやく・・・だが・・・
更新が遅くなっているのは作者の都合です…
夕菜が部活に顔をだして指導をしていると夕菜の携帯がなった。
夕菜は指導を一時中断して電話に出た。
夕菜「もしもし?」
すると受話器の向こうから大声が聞こえてきた。
高畑『勇馬君やったぞ!!
戻ることができるぞこれで!!』
大きすぎて周りに声が漏れていた。
この時夕菜は体育館の中で電話に出ていたのだ。
部員達「「「えぇ~聞き間違いと違うよな?」」」
部員達「「「ちゃんと聞こえた!!」」」
部員「前からそうかなぁ~って思ってたしね…やっぱり…」
夕菜急に話し出した部員達をうっとおしく思った。
夕菜「お前ら質問には後で答えてやるから今は静かにしてくれ!!」
夕菜は体育館から出て高畑と話した。
夕菜「でどうしたんですか?」
高畑『もしかして時間的に駄目だったかね?』
夕菜「あぁ~別にかまいませんよ。
あいつらには言うつもりだったし…」
夕菜は実際部員達に自分の事を言うつもりだった。
時期も考えていた、それは試合がある前日に言うつもりだった。
高畑『本当かい?』
夕菜「本当です。ですから気にしないでください。
で今回はなんで?」
高畑『最初に言ったと思うが…まぁいい。
出来たんだよ!!勇馬君たちを元に戻す薬が!!』
夕菜「本当ですか?」
夕菜は喜んだ。
高畑『あぁ。ただ人体実験が出来ないから完璧かどうかは分からないんだけど…』
夕菜「俺が飲みましょうか?」
高畑『本当かい?』
夕菜「というかそれを狙って俺に電話してきたんでしょう?」
高畑『ばれてたか。
というわけで頼めるかい?』
夕菜「はい。
分かりました。今日の夜いきますね。」
高畑『あぁ。待ってるよ。』
そうして電話は切れた。
夕菜(体育館に戻ったら大変なことが起こりそうだな…)
夕菜が思った通り夕菜が体育館に戻ると質問攻めにされた。
部員A「本当に。勇馬君なの?」
部員B「なんでいままでいってくれなかったんだよ!!」
などといわれたが夕菜はどうせもう戻ることだしということで部員達にクギを刺しつつも
自分の事を話した。
このことで夕菜は思ったことがあった。
それは
夕菜(女子って本当に感が鋭いんだな…)
夕菜のこの感想は女子部員の反応から出たのだった。
女子部員A「前々からそんな気はしていたのよねぇ~」
女子部員B「そうそう。でなきゃ直樹君や友梨と同等なわけ無いもんね。」
という夕菜が話してからの女子部員の反応が昔から気づいていた感じだったので夕菜が気づいていたかを聞くと初め来たときからちょっと予想はしていたと大半が答えた。
夕菜「アハハ」
それから部員達は夕菜を軽蔑することもせずに受け入れて指導を受けていた。
部活が終わると、夕菜は家に帰り自転車にのって優子の勤める大学に向かった。
今の時間は午後7時だが大学はまだ明かりが多く点っていた。
夕菜は高畑の研究所に出向いた。
コンコン
高畑「は~い。」
扉の向こう側から高畑の声が聞こえた。
すると扉が開いた。
高畑「やぁ。勇馬君。今日は来てくれてありがとう。」
夕菜「いやいや
元々俺のためなんですから。」
高畑「であの電話のときは大丈夫だったのかい?」
夕菜「女は怖いものだったよ。」
高畑は夕菜の言い方から聞かないほうがいいと悟ったが。
夕菜「でも皆普通に受け入れたんで問題はないですよ。」
高畑「そうかい?
なら良いや。」
高畑は机の中から錠剤を出してきた。
高畑「勇馬君これは作っては見たが安全性は確立していないが大丈夫かい?」
夕菜「はい…」
夕菜は薬を持って研究室に備え付けの休憩室に向かった。
いざというときの為に高畑の目の届くところで薬をのむのだ。
夕菜は戻っても帰れるようにジャージを着ている。
夕菜「俺は戻れるのか?」
作者「完璧に戻るかどうかは分からないよ」ニヤッ
夕菜「う。。。なんか作者さんが怖い…」